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関西演劇祭2023

関西演劇祭2023

関西演劇祭

COOL JAPAN PARK OSAKA・SSホール(大阪府)

2023/11/11 (土) ~ 2023/11/18 (土)公演終了

実演鑑賞

満足度★★★★

演劇組織KIMYO『ゴスン』
疾走感溢れる演劇で、超おもしろエンタメ作品に仕上がってました。擬人法の使い方がお見事。

餓鬼の断食『或る解釈。』
会話のテンポが早いのは良いが、何を伝えたいのかが明瞭ではなかった。

abc 赤坂ビーンズクラブ

abc 赤坂ビーンズクラブ

エヌオーフォー No.4

赤坂RED/THEATER(東京都)

2023/12/13 (水) ~ 2023/12/17 (日)公演終了

実演鑑賞

満足度★★★★

鑑賞日2023/12/13 (水) 19:00

若い女優たちによる上質のオシャレなエンターテインメント。面白い。99分。
昨年の第1弾(7月),第2弾(12月)に続いて第3弾も観たけど、今回も20歳前後の女優8人が登場し、苦笑系のショートコントあり、歌ありダンスありの舞台、80分を楽しむことができた。今回はパンフレットを見ると、今回はおバカ路線にしたみたいだけど、知的な部分もしっかりあり、前回とよく似た泣ける芝居もある。「しりとり」ネタは毎回あるね。

胎内

胎内

7度

こまばアゴラ劇場(東京都)

2023/12/06 (水) ~ 2023/12/10 (日)公演終了

実演鑑賞

満足度★★★★

随分前にノアノオモチャバコによる同作品を観たのが最初で、楽隊の入る風変りな演出でも戯曲の内容は伝えていた。そして数年前OPAL桜美林鐘下クラスによる打ってつけとも言える「胎内」は緊迫感漲る濃い舞台であったが、若い俳優にはかなりの負荷と見受けた(大人びた役に必死で、背伸びしていた)。
さて三好十郎が描いた閉ざされた洞穴=密室での人物らの激白を味わいたく、勇んでこまばアゴラに赴いた。結論的には、期待した的を少し外された感。後で見ると先行した利賀演劇人コンクール、鳥の劇場公演では三人が出演とある。私はと言えば、今回の一人芝居バージョンでは女性役の村子目線でこの物語を語り通すのだろう、と勝手に想像していたのだが、開幕して開口一番は、花岡の唸るような台詞。そして村子、花岡、佐山(男2女1)三名共の台詞が吐くのである。
恐らくは、利賀での上演台本と今回のは同じ(またはベースにしている)もの、とすれば役の数だけ俳優を配さずとも上演が成り立つ判断であったのだろう。
ただ私の「あてはずれ」というのは、一人多役であった事より、元戯曲のどこをどう切り取るか、そのチョイスだ。
舞台となる時代は戦後復興の兆しが見え始めた頃。この密室で吐き出されるのは、世間が忘れ去ろうとしている戦争の残した疵跡(それは人心にとって一様でない)であり、それを経て今このようにあると気付かせる、ゆえに目を背けたい傷である。
戯曲は三人それぞれの来歴と人間性=個性を彫像を掘るように浮かび上がらせた先に、戦争や時代性、社会がなべて人間にもたらしたものを突きつける。それぞれの人物「らしさ」が、やはり重要なのだ。
一方、今回のバージョンでは「名言集」、生死にまつわる普遍性のある言葉を、詩劇のように構成したもののように見えた。普遍よりは個別具体の匂いを感じたい・・というのが私が観ながら感じていた事だった。彼らの掛け替えのない醜さ弱さ、それゆえの愛おしさを媒介にして、人間存在の普遍を「感じる」舞台を、と。

ただ、台詞の背後に想像の翼を広げ、私の描く「胎内」の世界を感知する余地もあったのかも知れず、自分にその体力がなかっただけなのかも知れぬ(実際舞台上の緊迫の演技に身体が付いて行けてなかった感じもある)。
時折女優の発する声質に感じ入る瞬間は覚えている。心身とも準備を周到に(体調を整え深呼吸をして)観るべき舞台であったかも。

青い鳥

青い鳥

サイマル演劇団

サブテレニアン(東京都)

2023/11/30 (木) ~ 2023/12/03 (日)公演終了

実演鑑賞

満足度★★★★

久々のサブテレニアン、そしてサイマル演劇団。60分程の作品だがアフタートークでの新野守広氏の読み解きは随分参考になった。「難しい」「一般受けしない」との定評を自覚しつつ「自分がやりたいこと」を追求する、という姿勢について(そうだろうとは想像できても)言葉のやり取りの中で聞けた事は何やら報われたようで嬉しかった。この所常連の葉月結子女史を本作でも拝めたが、彼女の存在もこの間の劇団でのクリエーションに欠かせないものになっているようである。「青い鳥」の物語をベースに様々なテキストをコラージュし、大きな絵を作っている。詳述は後の機会として、他の主要テキストはヴァルター・ベンヤミンともう一つ(作者・題名は失念、ある特徴的な歩き方をする女性との時空を超えた出会いを描写したもの)。恐らくベンヤミンの部分であったか、音楽と共に現代の心象風景が立ち上がる劇的瞬間があった。

モモンバのくくり罠

モモンバのくくり罠

iaku

シアタートラム(東京都)

2023/11/24 (金) ~ 2023/12/03 (日)公演終了

実演鑑賞

満足度★★★★

トラムという事もあり、力の入ったiaku公演が観られるかなと足を運んだ。
作劇というのは難しいものだな、と思う。さすがに横山拓也、うまい、けれど自給自足の生活スタイルを目指している正にその山間の棲み処を舞台としながら、この生活スタイルが対話の中でのアイテム、記号以上に機能させ切れない感じがあって、ネタに終わってるのが勿体ない。(作者はその枠を超えようと罠にかかった鹿を冒頭に、猪をラストに登場させたり、試みてはいるのだがこれが笑いに収まってしまう。)
小屋に住む女性役に枝元萌。近所の兄貴役に緒方晋、この二人が出るので観に行ったような所もあってその期待は十分報いられたが、ドラマとしてはどうであったか。
女性は夫と別居しており(山奥での生活などとうてい出来ないので、出資・援助だけされている)、娘はある近年までここで育ったが高校に上ると同時に父の元に移り、都会生活をしている。それが、二人この山奥にやって来る。それを追うように夫の出した店を任された若い女性(橋爪未萌里)が現われる。たまたま実地体験のためにやって来て鹿の解体を体験した青年と、その手引きをした緒方晋が、この修羅場の見届け人となり深刻話を程よく軟化させる。

人物関係図は過去のエピソードにより立体化して行くのだが、枝元萌が目指した自給自足生活に関しては、抜き差しならぬ生活、「食うため」に日々の時間全てを使わねばならぬ位であるはずであり、そもそも父娘が「歩いて登って」来れる場所にあるというのもどうか、という所である。まあそれは於くとして・・枝元女性の現境遇については劇中で「夫の援助があってやれて来た、あなたも(夫の援助を受けて店を任された)私と同じ」であるとか、「誤って撃った銃で足を怪我させた男「緒方)の援助に甘えてやって行けている」だのといった台詞でディスられる。
これに対して枝元はこの生活が自分には「最もやりたい事」「自分に合った生活だった」と自認し、議論としては「多様性の中で一つの選択肢として許されるべき」というかなり引いた立ち位置に立たされる。それと言うのも、この山で育った娘が都会に出た今、全く自分が「普通でなかった」事を思い知らされており、その事への恨み節をある所から延々と聴かされる時間がある。この時間は娘が(宗教二世に重なる)特殊な境遇にあった事で「何にぶち当たっているか」を観客も想像して行く時間ではあるのだが、とにかく長い。そして話は「そりゃそうだろう」という落ち着きどころに落ち着く。
娘は最後に、実はここに来るのを楽しみにしていた事とその理由を白状する。それは都会で口にするものは「食えたものじゃない」。だから取れ立ての獲物を焼いた肉、採れ立ての山菜で煮込んだ鍋を食べたかった、と言う。
「鹿はもう食っちまった」(だってこういうのが嫌いなんだろうから跡形も残さないようにした)と悪びれるが、「じゃ猪を取りに行こう」と緒方。青年にも付いて来いと命令し、「何で俺が」と困った顔で大団円の空気。
母の元で育った娘が、その「舌」を持ったという事の中に何らかの(自給自足生活を送った事の)意味を仄めかそうとした作者であるが、日本の自給率を今なお返上し続ける外資導入政策を傍目に見ながら、枝元が目指したこの生活は単に「自分に合ってた」「趣味」の領域と矮小化して終わるのか。
特段「意義がある」と吹聴してほしい訳ではないが、ある視点を持てば「こんな生活は荒唐無稽」と思ってしまう私たちの感覚の中に現代の、日本の脆さが実は反映しているのではないか、と思わずにいない。枝元的生き方を卑下させ過ぎである点に、横山氏ほどの書き手が、と不満を持ってしまった。
会話の妙、面白さを味わう時間を「料金分」もらったのは確かであるが。。 と言うと何だか酷評であるが、穿った会話は多々あり、とりわけ橋爪女史絡みの会話は秀逸(関西弁演技もバッチシ)。

待宵に夢

待宵に夢

鵺の宴

萬劇場(東京都)

2023/11/29 (水) ~ 2023/12/03 (日)公演終了

実演鑑賞

満足度★★★★★

自分も子供の頃から、高熱を出した時に見る夢が同じで(いまだに理由は解らないのですが)、わりとすんなり入ってきました。
彼との進展にもどかしさを感じましたが、トータルで面白かったです!
宗教の違いでも、同じ様な考えがあるのも興味深かったです!

たわごと

たわごと

穂の国とよはし芸術劇場PLAT【指定管理者:(公財)豊橋文化振興財団】

東京芸術劇場 シアターイースト(東京都)

2023/12/08 (金) ~ 2023/12/17 (日)公演終了

実演鑑賞

満足度★★★★★

鑑賞日2023/12/13 (水) 14:00

価格3,000円

脚本、演技、素晴らしかったです。
3000円でこの舞台が見れたのは奇跡です。

ネタバレBOX

終盤は没入感高く、名言セリフのオンパレードでした。
ロマンス

ロマンス

劇団こふく劇場

三股町立文化会館(宮崎県)

2024/02/23 (金) ~ 2024/02/25 (日)公演終了

実演鑑賞

満足度★★★

X(旧Twitter)では軒なみ評価が高く、気になっていたが残念ながら私には刺さらなかった。登場人物それぞれが水彩で描いた抽象画のように淡く儚く、逆に言えばあまり毒のない人として描かれており、そこに私の感情が没入できなくて、客席でひとり取り残されたような気分になってしまった。
抽象画に心揺さぶられる人がいれば、写実絵画のほうが心惹かれる人もいる、って感じだろうか。とはいえ役者さん達の修練や佇まいは素直にすごいと思った。
アフタートークで「らんまん」の脚本を務めた、てがみ座の長田育恵さんが登場。「らんまん」制作時のこぼれ話なども聴けてありがたかった。

素浪人ワルツ2023

素浪人ワルツ2023

リコモーション

近鉄アート館(大阪府)

2023/07/22 (土) ~ 2023/07/23 (日)公演終了

映像鑑賞

満足度★★★★★

面白かった!映像だからこそこの視点から見れたなぁのシーンあり、現地でどんな感じだったか見たかった〜!なシーンあり。

贋作写楽

贋作写楽

劇団そとばこまち

KAAT神奈川芸術劇場・大スタジオ(神奈川県)

2023/11/17 (金) ~ 2023/11/19 (日)公演終了

実演鑑賞

豪華でした!

人魂を届けに

人魂を届けに

イキウメ

シアタートラム(東京都)

2023/05/16 (火) ~ 2023/06/11 (日)公演終了

映像鑑賞

満足度★★★★★

芸術劇場で映像を鑑賞しましたが、東京公演映像か大阪公演のものか分からず、ひとまずこちらに書き込みします。
すーーごく集中して見ました。ずっと怖かった…わけではなくところどころ笑いの要素も入って、その分、怖い場面ではスッと冷たさが身に染みる心地がしました。わらわらと影のようにいる森の母さんの子供たちが、順番にぬるりと人間として立ち上がって自らを物語り、また溶けて影のように静かになっていくのが印象的でした。

gagap

gagap

ENG

シアターグリーン BIG TREE THEATER(東京都)

2023/11/22 (水) ~ 2023/11/26 (日)公演終了

実演鑑賞

満足度★★★★★

大作バトル少年漫画を見ている感覚でした!勢力をぼんやりとしか把握しないままに見ていたのですが、とにかく目の前で今起こっているバトルは面白い…!みたいな感じでした。と書くとネガティブっぽく聞こえてしまうかもしれないのですが、私としては頭を使わずに(今までの話を特に意識しては記憶せずに)目の前で起こっていることをただ見ること、今発されているセリフをただ味わうことに専念できて、とても楽しみました!気持ちがよかったです!

SQUARE AREA

SQUARE AREA

壱劇屋

近鉄アート館(大阪府)

2023/11/04 (土) ~ 2023/11/05 (日)公演終了

実演鑑賞

満足度★★★★★

再演版の映像を見て大興奮したスクエリ!の再再演を実際に見られる!しまさかのアンサンブルも追加!!とても嬉しかったですしとても楽しみにしていました〜!!知っているお話に知らない演出が乗り、知っているセリフなのに知らない配役により知らない感情も描かれていて、役者の人ってすごいな…と改めて思いました。
すぐ目の前にあることにより、「スクエアエリアにいるキャラクターたちには、壁や暗闇に遮られて“わたし”が見えていないのだ!」という感覚になり、とても近くにあるのにどこかとても遠いような、自分の存在があってないような、不思議な気分でした。宇宙空間で地球を見てる星ってこんな気持ちなのかな〜と妙なことを思いました。四角く照らす照明が綺麗で、「床にセットが設置してある」のではなくて、空間に立方体が浮いているようにも見えました。
開演直前の鼓動の音で自分の心臓のテンポまで操作されたような気になって、そこへ叩きつけるような音が鳴って、オープニングの低音に合わせて胸が高鳴って強制的に(安全に)緊張させられる感覚、「あの時映像で見た世界に実際にいるんだ」の感情になってとてもとても興奮しました。秋の大阪遠征四面制覇、とっても面白く、楽しかったです!

EPAD Re LIVE THEATER in Tokyo

EPAD Re LIVE THEATER in Tokyo

EPAD事務局

東京芸術劇場 シアターウエスト(東京都)

2023/10/11 (水) ~ 2023/10/22 (日)公演終了

映像鑑賞

満足度★★★★★

イキウメさんの「人魂を届けに」を見ました。暗いところまでストレスなくよく見えました。定点なところがいいです。もっと色々な作品が色々な時間帯に見られるようになることを願っております。

切り裂かないけど攫いはするジャック

切り裂かないけど攫いはするジャック

ヨーロッパ企画

横浜関内ホール(神奈川県)

2023/10/28 (土) ~ 2023/10/28 (土)公演終了

実演鑑賞

満足度★★★★★

セリフがどわ〜っと聞けて楽しい!!「このキャラ永遠に喋り続けててくれ〜!」ってどのキャラに対しても思いましたが、特に推理夫人がめちゃくちゃ…好き…推理とは演説だし結界を張ること、自分の世界に持ち込むことであって、真実の解明とはまた別の言葉だよな〜と終盤の流れを見て思ったりしました

モモンバのくくり罠

モモンバのくくり罠

iaku

ABCホール (大阪府)

2023/12/08 (金) ~ 2023/12/10 (日)公演終了

実演鑑賞

満足度★★★★

登場人物全員の言いたいことが理解できるだけに答えが出ないもどかしさがあった。その後のことは詳しくはわからないけど、全員が納得する折衷案が見つかればいいなと強く思った。

 ​『再会(仮)』​  ​-Saikai Kakko Kari-

​『再会(仮)』​ ​-Saikai Kakko Kari-

小松台東

シアター711(東京都)

2023/12/12 (火) ~ 2023/12/19 (火)公演終了

実演鑑賞

満足度★★★★

鑑賞日2023/12/12 (火) 19:00

座席1階

迫力のある二人芝居だった。父と息子という、なかなかの濃密な会話がしにくい関係なのだが、50代で亡くなった父が登場し、その年齢に近づいてきた息子と話すというシチュエーションにすることで余り違和感なくお互いの微妙な関係や、建て前と本音、そしてそれを打ち破るような感情の吐露が見どころだ。

オムニバスなのかとも思わせる構成だが、少し違う。特に説明はないが、時間の流れを思わせる状況を、東京と故郷・宮崎という二人がいた場所でクリアしている。子どものころに息子が父に対して何を感じていたのか、その心のざわつきというか違和感から物語はスタートし、次第に父の胸の内なども明らかになっていく。
自分の思いを伝えるのが少し苦手という感じの息子に、決定的な質問を突きつけられるとごまかしたり逃げたりする父。子どもに対して親が口先だけの理不尽な論理を展開して逃げるというのはよくある話だが、そうした「あるある」も客席の共感を呼ぶ。
小さな劇場だけに、この二人の役者のよく通る声、驚くほど大きい怒声などは迫力がある。終演時の客席の反応もよく、力強いカーテンコールが送られていた。

TRUMP【演劇ユニットHORIZON】

TRUMP【演劇ユニットHORIZON】

演劇ユニット【HORIZON】

静岡市清水文化会館マリナート(静岡県)

2019/10/19 (土) ~ 2019/10/20 (日)公演終了

実演鑑賞

満足度★★★★★

静岡の女流演劇ユニットHORIZONさまの公演
ダンスと見せ方が素晴らしかった

#34「闇の将軍」四部作

#34「闇の将軍」四部作

JACROW

東京芸術劇場 シアターウエスト(東京都)

2023/12/08 (金) ~ 2023/12/17 (日)公演終了

実演鑑賞

満足度★★★★

第0話『やみのおふくろ』
初演2018年、第4回えんとつ王決定戦(新潟で行われた短編演劇フェスティバル)。半年後に東京で再演。正味20分程の短編。

昭和21年(1946年)から昭和22年(1947年)まで。
初の選挙で敗北、信じて金を渡した有力者に裏切られたと喚く角栄(27歳)を母は諭す。田中フメ役、宮越麻里杏さんが「あんにゃ(長男へ呼び掛ける新潟弁)」と。田中角栄役狩野和馬氏との二人芝居。子供の頃、どもりを克服する為に母に渡された漢詩。何てことはない話なのだがこの二人の織り成す世界が美しい。何というか、そこに嘘がない。

アフタートークの狩野和馬氏の佇まいが西尾友樹氏に似ていた。一流の俳優の醸し出す雰囲気。デ・ニーロとかパチーノとかジョー・ペシとかそんな奴等に酔わされて映画館に通い詰めたもの。マーティン・スコセッシの『アイリッシュマン』に酔い痴れた連中はこういう作品を一度は観てみるべき。
是非観に行って頂きたい。

ネタバレBOX

田中角栄初当選時の演説がメイン。第一話の冒頭、第三話のラスト(田中眞紀子)と聴かされてきたが寅さんの口上ぐらい切れ味抜群。「待ってました!」てな感じで『田中角栄ビギンズ』の閉幕。

「人を喜ばせることが俺の目的ならば、俺を騙して巻き上げた金で奴が芸者遊びを愉しめたのならそれはそれでいいじゃないか!」
元気な角栄の生命力は腐ることを知らない。周りの全てを元気にして楽しませてやる!
田園ユニバース2

田園ユニバース2

Artshand

扇町ミュージアムキューブ・CUBE01(大阪府)

2023/12/12 (火) ~ 2023/12/12 (火)公演終了

満足度★★★

皆結構歳を取っていたと思うけど、高校生のキレキレダンス💃とまではいかないものの、それなりだった
ジャンルを演劇としているが、演劇性は低く、昭和メロディーに負けていた…昔のキャバレー(行ったこと無いけど)はこんな感じだったのね
コスパに満足できないな〰️

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