最新の観てきた!クチコミ一覧

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フールズジャーニー

フールズジャーニー

ハグハグ共和国

萬劇場(東京都)

2023/12/14 (木) ~ 2023/12/17 (日)公演終了

実演鑑賞

満足度★★★★

鑑賞日2023/12/14 (木) 14:00

「愚者たちの幻想曲」を観劇
4編オムニバスで1編目が1番グッときた。全編通して紡がれる言葉が心地よく、ラストシーンへの繋げ方がなかなか良かった。

Strange Island

Strange Island

Nakatsuru Boulevard Tokyo

サンモールスタジオ(東京都)

2023/12/13 (水) ~ 2023/12/20 (水)公演終了

実演鑑賞

満足度★★★★★

面白い、お薦め。
欲望・愛情・家族・正義・名誉といったことを断片的(場面毎)に描きながら、全体を通して観ると人の生き様を炙り出すような秀作。説明は「地図にも載っていない、とある島の、とある町。そこには、貧富の格差が⽣まれていて富裕層が住む表町と、貧困層が住む裏町とに分離している」とあるが、劇中の「忖度」「記憶にございません」といった台詞に思わず失笑してしまう。表層的には専制政治と社会正義のせめぎ合いといった展開だが、その奥には人間の本性が蠢いている。

内容は勿論だが、モノクロ照明を基調にし その諧調によって重厚感を漂わせる。そんな雰囲気の中で熱く激するような議論が繰り広げられる。個性豊かな人々を登場させているが、何となく どこにでも居そうな(典型的な)人物像を立ち上げる。そこに架空の国でありながら現実と重ねる奇知を感じる。また 舞台セットを動かすことで場景を巧く出現させ、気を逸らせない工夫 迫力がある。観応え十分。 
(上演時間2時間40分) 追記予定

ジャズ大名【愛知公演中止】

ジャズ大名【愛知公演中止】

KAAT神奈川芸術劇場

KAAT神奈川芸術劇場・ホール(神奈川県)

2023/12/09 (土) ~ 2023/12/24 (日)公演終了

実演鑑賞

満足度★★★

岡本喜八の大ファンだった筒井康隆、自作の小説『ジャズ大名』を監督が映画化することが決まった時は喜んだもの。二人共ジャズとスラップスティックをこよなく愛した。昔、原作の短編を読んで、「これをどう映画化するのか?」不思議に思った。観てみると成程、フリー・ジャズのジャム・セッションが延々と続き、ジャズの狂騒的なリフ、リズム、ビートの熱に浮かされた人々の精神の高揚が描かれる。ずっと繰り返されるリフの作曲も筒井康隆。盟友山下洋輔が協力した筈。話なんかあってないようなもの、ジャズの狂熱で憂鬱なもの全て吹っ飛ばしちまえ。取り憑かれた様にリフが身体中を這いずり回り訴えかける。何だか判らないけれど、どうもこいつに夢中だ。

舞台化にあたり、主演の千葉雄大氏がまさに適役。すっとぼけた可愛らしさ、ずっと見ていられる。
藤井隆氏なんかキャスティングしとけば何とかしてくれる。
ある意味主役の富田望生(みう)さんはとんでもないパワー。ここまでの存在に成り上がった。
ふざけた家臣は大鶴佐助氏。ニヤニヤニヤニヤ好き放題。
トランペッターの辰巳光英氏は若き筒井康隆に見えた。
「ええじゃないか」の練習にムエタイの首相撲を入れたり細かなギャグが散りばめられている。
入手杏奈さんは何役も兼ねて踊り明かした。へとへとになるまで。

アクターも芸人もダンサーもジャズマンも「ええじゃないか」軍団も訳の分からないフェスにて踊り明かす。演劇を観に来た筈の観客はいつしか何を観せられているのか解らなくなる。しかし終わってみれば全員総立ちのスタンディング・オベーション。訳が分からないが参った!てな感じ。『ジャズ大名』の面白さを作り手が理解している。これはフェスだ。
是非観に行って頂きたい。

ネタバレBOX

凄くノリノリで観ていたが、黒人達の過去話からテンポが落ちる。更に長州藩の陰謀あたりは挿入が下手。こんなもの背景でしかないのだから、巧く差し込むべきだった。何かだらだらだらだら停滞感。ギャグの一つとしてリズミカルにやらないと。

クライマックス、日本人側からの新しいリフでジャズが劇的に進化して時代をぐんぐん先行してしまうギャグなんか欲しかった。ずっと同じリフだと飽きる。最後に戻るとして、途中どんどんどんどん進化してこそのジャズ。
Strange Island

Strange Island

Nakatsuru Boulevard Tokyo

サンモールスタジオ(東京都)

2023/12/13 (水) ~ 2023/12/20 (水)公演終了

実演鑑賞

満足度★★★★★

2時間半越えの大作でしたが、長さを感じさせない程、惹き込まれる舞台でした。人の欲望とそれぞれの正義が強烈に伝わり、感情を揺さぶられます。とある島の、とある町が舞台ですが、身近に感じてしまう所もあり、恐ろしくもなります。キャストさんの熱演も加わり、素晴らしい舞台でした。

喜劇 二階の女

喜劇 二階の女

劇団NLT

博品館劇場(東京都)

2023/12/13 (水) ~ 2023/12/17 (日)公演終了

実演鑑賞

満足度★★★★

昔の新劇であるが、いろいろ考えさせるところがある公演だった。
こういうドラマを面白がってみていた時代は確かにあったのに、今はもうこういう芝居は上演されないし,見にもいかない、忘れられている。
原作獅子文六。戦前のフランス文学育ち。戦時中は、戦意高揚(とまではいかないまでも紛うことなき体制協力の)の新聞小説も書いていた。昭和二十年代の喜劇調ベストセラー作家。同時に戦後は文学座の支柱。
脚本・飯沢匡。戦争中は新聞記者であり同時に韜晦した喜劇作家、戦後は編集者として今でいえば「文春砲」を連発。ジャーナリストの意味を世間に知らせた。児童向けラジオテレビ脚本演出で当時の子供は誰でも知っている。文学座で戦後混乱期の新劇脚本家。
ともに文芸界の巨匠の名を得て世を去った。今「二階の女」を趣味的作品と批判することはたやすいが、この作品に込められた不幸な時代に遭遇した日本の知識人の苦い思いはいまの時代に、亡霊のように立ち上がってくる。
原作小説は終戦直後、疎開先の地方のローカル新聞、愛媛新聞に連載された新聞小説。脚本はもう戦後も落ち着いて、八十年代になって飯沢匡としては晩年の本である。
舞台は戦前の、戦争の空気が次第に濃くなっている時勢を背景にした当時の上層階級のホームドラマである。見どころを二つ。まず、
あの時代環境の中で、原作者が疎開先で書いた悠々迫らない時代観察がすごい。当時の左右極端な世論に全く動じていない。二階の女は、シンボルに逃げたのようにも見えるが、よく見るときちんと時代を見て痛烈に批判している。今の時代を見まわしてなかなかこういう知識人はいない。時宜を得た企画だと思う。
二つ。たぶん、ノーカットで(少しは切っているかもしれないが)上演した勇断。よく調べて再演に臨んだ鵜山仁の演出。博品館で上演三時間は長いが、芝居の面白いところを逃さず飽きさせない。演劇では、今更時代をなぞっても仕方がない面もあり、今はこの時代の時代考証は、これだけ丁寧にはやらないし、内容中心である。(たとえば、チョコレートケーキの舞台は、あまり風俗考証にこだわらない)。俳優たちも現代風の受け芝居をやめて、戯曲に書かれた風俗描写に忠実に演じようとしている。この舞台は、戦争直前のあの時代に生きた市民生活をフォローすることにより、時代の実相を見せてくれた。
それにしても、苦い時代だった。芝居では珍しい温故知新であった。


十二月八日

十二月八日

青☆組

アトリエ春風舎(東京都)

2023/12/14 (木) ~ 2023/12/24 (日)公演終了

実演鑑賞

満足度★★★★★

原作の短編は、主婦の一人称による日記仕立て。それも字面だけ追っていけばあっという間に読み終わってしまうような短さだから、これをどう舞台化するのだろうと思っていたら、原作には登場しない人物を追加してエピソードを割り振ったり、創作のセリフを加えるなどして構成しており、この戦争の行く末を知っている観客からすれば、ドキッとするような箇所も。4年前にここで観た『Butterflies in my stomach』を思い出させるような演出もあり、100年前の遠い世界の話ではなく、地続きの物語になったような印象。

abc 赤坂ビーンズクラブ

abc 赤坂ビーンズクラブ

エヌオーフォー No.4

赤坂RED/THEATER(東京都)

2023/12/13 (水) ~ 2023/12/17 (日)公演終了

実演鑑賞

満足度★★★★

毎回楽しみにしているレビューショー的舞台の3回目。今回も快調です。大いに楽しめました。

晩餐

晩餐

タクフェス

サンシャイン劇場(東京都)

2023/12/08 (金) ~ 2023/12/17 (日)公演終了

実演鑑賞

満足度★★★★

タイムスリップSFモノなんだけど、ほとんど人情劇ですね。かなり強引な設定ですが、そこはタクフェス、実に泣かせる話でした

十二月八日

十二月八日

青☆組

アトリエ春風舎(東京都)

2023/12/14 (木) ~ 2023/12/24 (日)公演終了

実演鑑賞

満足度★★★★★

鑑賞日2023/12/14 (木) 19:30

同劇団としては4年ぶりの公演だが、劇団の特徴が良く出た素敵な作品だった。(2分押し)84分。
 太宰治が太平洋戦争開戦時の感触を妻の立場から描いた短編小説を潤色して、舞台化した。終演後に原作を読んでみたが、原作は一種無邪気に戦争を受け止めているが、本作では戦争の悲惨さも含めて巧みに手を入れて、興味深い舞台となっている。4年ぶりの公演だが、感触は相変わらず。開演の5分前から役者が舞台の脇に着席し、小説を読んでいるという設定の「読者」の少女を置いたことで、現代や未来に繋がる作品にするというのも巧い。

夜の初めの数分間

夜の初めの数分間

劇団牧羊犬

王子小劇場(東京都)

2023/12/13 (水) ~ 2023/12/19 (火)公演終了

実演鑑賞

満足度★★★

フェルナンド・メイレレス監督の『ブラインドネス』を彷彿とさせる設定。
ある時突然、世界中のガラスやレンズや鏡に人間が映らなくなった。鏡の原理とは反射した光を網膜が電気信号に変えて脳が認識する訳だが、人間の姿だけを脳が認識しなくなったのか?とにかく認識出来ないので自分の姿を自分で見ることは不可能。鏡も水面もショーウィンドウも写真も映画も人間だけは写らなくなる。テレビ番組もセットに声だけになり、アニメや人形劇がメイン、エンターテインメントの主流はラジオに戻ることに。
いわゆる「現象」が始まって24年経った。
人々は自分の姿を確認する為に、似顔絵を描く絵描きを「カガミ」と呼び重宝することに。言葉の表現で姿を実況解説する者を「声カガミ」と呼ぶ。

美貌の大人気女優、神戸(ごうど)ひまわりは極秘出産の為、長期休養に入る。ちょうどそのタイミングで「現象」が始まった。産まれた娘、画子を自分専属の「カガミ」として育てるひまわり。毎日毎日母の顔を写生させられる画子。天才的な画力とセンスを兼ね備えた画子は少女にして「ミラー・グランプリ」で優勝。出自を隠して人気「カガミ」となる。

神戸ひまわりに井上薫さん。最早、今作は井上薫オン・ステージ。プライドの高いナルシシスト、嫌味な大女優を素のように演じてみせる。彼女の出ているシーンは全て面白い。ファンは必見。元は間違いなく取れる。

娘の画子に平体まひろさん。全く彼女のイメージとかけ離れたひねくれてすさんだ毒舌家。ボサボサの髪は「た組。」の加藤拓也に寄せているように見えた。

凄い発想をする作家、ワンポイントSFとして面白い。井上薫さんは恐ろしい。
是非観に行って頂きたい。

ネタバレBOX

大友達人氏はひまわりの元マネージャー、後にプロデューサーとして大成。口癖通り、「OK」と名乗る。
渡部瑞貴さんは女優業に挫折したが「現象」を逆手に取って声優として大ブレイク。Gu-Guガンモみたいな声が必殺。

熊野仁氏は東山紀之っぽい美形、「声カガミ」としてひまわりに仕える。
山田梨佳さんは彼の妹、事故で盲目に。触診師として働く。

川口茂人氏は交通誘導員だったが、大ファンだったひまわりに「いつも皆の安全を守ってくれて有難うございます」と声を掛けられて人生が変わる。
小駒ゆかさんは彼の娘。人の遺影を描く「カガミ」になりたいと画子に教えを請う。人の心の中の風景を読み取る才能に長けている。

田名瀬偉年(たつとし)氏はカメラマン。この時代に道行く気になる人に声をかけ被写体になって貰っている。そして誰も写っていない背景だけの個展を開く。目には見えないがその空間に人の存在をきっと感じられる筈だと。

徳岡温朗(あつろう)氏とセキュリティ木村氏は公園の公衆トイレの前で「カガミ」をやっている売れない絵描き。

復帰を画策する神戸ひまわり、だがもう時代が違う。今じゃ誰も知らない老いさらばえた老女。その現実を受け入れざるを得なくなるクライマックス。画子とひまわりが見つめ合い、泣きながら嫌な真実を伝える。夢に逃避して生きていたひまわりは受け入れ難い現実に狂いそうになる。だが必死の画子の瞳の中に自分が見える。互いの瞳の中に自分が映っている。その時、世界中で「現象」が変化したのだ。日が暮れて『夜の初めの数分間』だけ、人間の瞳の中に姿が映るように。

透明人間の原理と同じで服だけは見える筈だが、どうも脳の問題なので人間の存在全体を認識出来ない設定。広瀬正なら何とかそれっぽい理屈を付けそうだが。ミラーやモニターに人が映らない為、交通事故が多発。赤外線センサーと警報を組み合わせた商品の発明で大金持ちになった男が描かれるが、赤外線なら脳は認識するのか?設定を突き詰めると粗が出る。

昔、BOØWY時代の布袋寅泰が語っていた言葉。「ギター・ソロになると、皆速弾きで音数を一つでも増やそうとするが、自分は逆に音数を減らすようにしている。それがセンス。」
全くその通りでどれだけ要らないものを削除するかがセンス。今作は作家の優しさが全面に出てしまい、出演者全員それなりに見せ場が与えられる。ただ全体を通して観ると主旋律を邪魔するノイズになってしまっている。善人ばかりの織り成す人間ドラマが互いの色を打ち消し合って、作品の印象を茫洋としてしまう。寓話としての力が弱い。
ラストに辿り着くエピソードが詩的で美しいだけに勿体無い。

『ブラインドネス』では原因不明の失明病が流行り出す。未知の伝染病だと怖れた政府は患者を病院に隔離する。主人公のジュリアン・ムーアだけは何故かその病に罹らない。失明した夫を補佐する為、目の見えない振りをして病院に入る。患者に溢れていく病院は無法地帯の収容所と化し、元々盲人だった連中が支配者となって仕切り出す。地獄のような殺し合いの中、やっと逃げ出した主人公達は外界で絶望的な現実を知る。世界中の人が失明して、何処もかしこも獣のように争う人間の群れ。そしてその中でも優しさと美しさが人間の中に確かに在ること。盲目の世界でこそ、人間の真の姿がはっきりと見えることを知る。
ただ、映画の出来はイマイチなのでお薦めはしない。
UverEATS「姥喰」

UverEATS「姥喰」

劇団 枕返し

遊空間がざびぃ(東京都)

2023/12/14 (木) ~ 2023/12/17 (日)公演終了

実演鑑賞

面白かったです。

UverEATS「姥喰」

UverEATS「姥喰」

劇団 枕返し

遊空間がざびぃ(東京都)

2023/12/14 (木) ~ 2023/12/17 (日)公演終了

実演鑑賞

満足度★★★

鑑賞日2023/12/14 (木) 18:00

価格3,500円

姥が喰らうと書いて「ウーバーイーツ」
お久しぶりの西荻窪で、山姥(やまんば)の出てくる「ホラーサスペンスなコメディ風演劇」を観劇しました。自由席でありがたい事に最前列に鎮座します(チケプレなのに)!
距離がとても近く、役者の表情・演技・迫力のある声量を楽しめました。

初見でしたが、この手の芝居は脚本家のやりたい事で盛り盛りになって行き、オチや筋道が迷子になってしまう事が多いように思います。シュールな笑いと妖怪の持つ独創性を誘う劇団ではありますが、芝居の質を俯瞰してみると物足りない部分は多いかな…と言うのが、正直なところです。

ネタバレBOX

物語が進むと、回想シーン=場転となり、また現在の立ち位置に戻ることが多いです。
流れは悪くないですが、分かりにくい。なんでもないシーンでも身振り手振り前面に出てしまう役者さんがいて、作品全体が稚拙に感じてしまう要因になったかなと感じました。
特にシリアスな場面であっても、恐怖におののく様な場面であっても、殺人を目撃しても、基本的に大きくテンションが変わらない。空気感が変わらないのは勿体ないです。
(小劇場なので小さな演技・台詞回しも全然アリだと思います)
舌があまり器用に動かない役者さんも居て、台詞の聴きやすい位置に居るとラ行が特に詰まった感じに聞こえるのも勿体なかったかな。

台本にも寄るのかもしれませんが、
各作品に妖怪を出すというのは一貫性があって劇団のカラーになっています。
けれど、良くも悪くも似たようなタイプの客演やキャストで個性がちょっと被る…もう少しファン投票を決めやすくして欲しかったですw
Strange Island

Strange Island

Nakatsuru Boulevard Tokyo

サンモールスタジオ(東京都)

2023/12/13 (水) ~ 2023/12/20 (水)公演終了

実演鑑賞

満足度★★★★★

とても重量感のある壮大な物語でした。

ネタバレBOX

富裕層と貧困層のいざこざがベースとなりながら、いろんな人間模様がありました。長めのストーリですが、その長さを感じさせないくらい引き込まれました。どの登場人物もどこかしら個性の強い人ばかりで、次の展開が待ち遠しくたまりませんでした。ほんとうにstrangeなislandでしたね。
UverEATS「姥喰」

UverEATS「姥喰」

劇団 枕返し

遊空間がざびぃ(東京都)

2023/12/14 (木) ~ 2023/12/17 (日)公演終了

実演鑑賞

満足度★★★★

初見の劇団さんでしたが当日パンフを見ると、今回登場する妖怪「山姥」・・・奥山に棲む老女の怪 やまんば
どうやら毎回様々な妖怪にスポットが当たったスタイルらしい
が、その餌食になり得る人間達のキャラも負けないくらいに濃い(笑)

正攻法では無いのだけれど、役者さんの個性重視というか漫画で言うと「ヘタうま」的な面白味があって独特に面白い!
役者さんの中には力強い演技をされる女優さんもいらして良い引き締め役になっていました
無垢がいきなり邪悪にひっくり返る様なおどろおどろしくもシュールな仕掛け、とことんハチャメチャな様でいて散りばめられていた謎は細かい所までちゃんと回収していく展開には中々に緻密な作品創りをされているなぁという印象を受けました

独特な演出・作風と役者さん達のパワーバランスが更に巧い具合に合致すると、とんでもなく奇怪な名作が誕生するのではないかと、今後の公演も楽しみになってきます

モニュメント

モニュメント

マチルダアパルトマン

イズモギャラリー(東京都)

2023/12/06 (水) ~ 2023/12/17 (日)公演終了

実演鑑賞

満足度★★★★★

鑑賞日2023/12/12 (火)

赤いモニュメント
こちらはこちらでまったく雰囲気が違う。
どうしても青赤とみると比べてしまったりするのだけれど
こちらは女々しくない。けど…。
いやぁ面白い。

タイムトラベル大五郎

タイムトラベル大五郎

さんらん

王子小劇場(東京都)

2023/12/06 (水) ~ 2023/12/10 (日)公演終了

実演鑑賞

満足度★★★★

鑑賞日2023/12/07 (木)

なんじゃこりゃ!!的なSF超大作?!!!
これもう少し大きな劇場でやっても良いんじゃないの?
とにかく和服の着付けが気持ちよく、すごいなこの劇団!とも感じました。

ネタバレBOX

何回洋服と和服を着替えたのだろう??そんなことが気になったりもした。
またみんなで踊って歌っちゃったり。なんなん??的な。でも面白かった。
モニュメント

モニュメント

マチルダアパルトマン

イズモギャラリー(東京都)

2023/12/06 (水) ~ 2023/12/17 (日)公演終了

実演鑑賞

満足度★★★★★

鑑賞日2023/12/08 (金)

青いモニュメント
ただただニマニマとアパートの一室の壁になっていました。
会話が生きているというのか、いや本物の生活そのもの!
そうだよね、それぞれにとって部屋って…
生きていくだものね。

ネタバレBOX

それぞれが曲者っぽいけどきっと普通の人たちだと思う。
ほんに男は女々しいよね。あはは。
ハイ・ライフ

ハイ・ライフ

まつもと市民芸術館

吉祥寺シアター(東京都)

2023/12/01 (金) ~ 2023/12/06 (水)公演終了

実演鑑賞

満足度★★★★

鑑賞日2023/12/05 (火)

劇団チョコレートケーキの日澤雄介さんの演出!と観劇を決めました。
まず劇場に入って舞台美術に目を見張る!
どんな物語が繰り広げられるのかゾクゾクした。
本当のワルは愛おしい。ちょっとみんなが可愛く見えるぞ 笑
それぞれの個性がいい具合に絡み合い面白かった。

カラオケマン 最後のロマンス

カラオケマン 最後のロマンス

トム・プロジェクト

俳優座劇場(東京都)

2023/11/28 (火) ~ 2023/12/03 (日)公演終了

実演鑑賞

満足度★★★★★

鑑賞日2023/11/28 (火)

これは楽しい♬
九州旅行に行った気分にもなったし。
一人芝居なのに彼を囲む大勢の方々の姿が見えました。

モモンバのくくり罠

モモンバのくくり罠

iaku

シアタートラム(東京都)

2023/11/24 (金) ~ 2023/12/03 (日)公演終了

実演鑑賞

満足度★★★

鑑賞日2023/11/25 (土)

iakuだから、観たい!と観劇。
HPなどのイントロダクション通りでそれ以上でも以下でもなかった。
舞台を観て桟敷童子みたい!と感じたのは最前列だったからかもしれない。

ネタバレBOX

お父さんにイラっとしていた。
なんか考えが、考え方が、ちょっと自分には考えずらかった。

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