Oh so shake it!
TeXi’s
北とぴあ カナリアホール(東京都)
2024/03/20 (水) ~ 2024/03/24 (日)公演終了
実演鑑賞
上演会場は王子にある「北とぴあ カナリアホール」。ここは天井のシャンデリアが特徴的なんだよなぁ…と考えつつエレベーターで14階へ上がる。受付には喪服のスタッフさん、会場内も喪服のスタッフさんが。なんと客席も黒い服装が多め。客入れの音楽が静かに流れるなか、席に座り天井のシャンデリアを見上げ、このセレモニー感に「なるほど」と思う。タイトル通り、TeXi'sによる「擬似的葬儀」をモチーフにした一作。(上演が始まると、ステレオタイプな葬儀風景をあまり連想させないため、そのギャップも印象的でした)。
モノノ怪~座敷童子~
舞台『モノノ怪~座敷童子~』製作委員会
IMM THEATER(東京都)
2024/03/21 (木) ~ 2024/03/24 (日)公演終了
実演鑑賞
満足度★★★★
原点は過去にテレビ放映されていた和製ホラーアニメ、今年夏には劇場版アニメの公開も控えており、知り合いにこの公演を観に行くと話したら、すごく羨ましがられ「是非、観てきた感想を聞かせてほしい」と約束させられた事もあって結構な人気作品なのだと思う
もともとオムニバス形式の作品
今回はその中の1エピソード「座敷童子」に絞られているので、ひとつの話をじっくり味わえるというのが良かった
ダークヒーローを主役に妖しくもスタイリッシュな怪談といった様相
クールな孤高キャラが怪奇現象の真相を探り出し見事解決へと導いていくも、なんともやり切れない残像が
「あまたの妖異と対峙するとき、浮かぶこの世のあはれとは…」
この ほんのり残る苦味も作品の持ち味なのでしょう
もういいよ
劇団CLOUD9
THEATRE E9 KYOTO(京都府)
2024/03/21 (木) ~ 2024/03/25 (月)公演終了
実演鑑賞
満足度★★★★★
震災の地でも視覚的には復興を遂げつつありますが、人の心はそう簡単に変わらない…時が止まったまま、現実を受け止めきれないままというのが現状なのだと改めて感じる作品でした。ゆえに「良かった」という言葉で言い表すのが適当なのか悩みます。
防災、災害を考えるきっかけとしてぜひウチの施設でも上演して欲しいと感じました。
ご招待頂き、ありがとうございました!
バザール
現ア集
ART THEATER 上野小劇場(東京都)
2024/03/23 (土) ~ 2024/03/24 (日)公演終了
レミング
アートプロジェクト集団「鞦韆舘」
藝術工場◉カナリヤ条約(大阪府)
2024/03/24 (日) ~ 2024/03/31 (日)公演終了
満足度★★★★★
寺山修司の作品(アングラの帝王)を若い人々が演じていることに驚き👀‼️今は分かりやすい作品が好まれる傾向にあるなかで、まずは拍手を送りたい❗
パントマイムで壁を表現することで話は始まる 突然隣室との壁が失くなり…
人生色々な壁があり、それを乗り越えていくというより、取り払っていく必要を、とても上手く表現していた
あ、煙幕が嫌いな人はご注意ください
幻想的な雰囲気はとても良かったです❕
nitehi : kedo
こわっぱちゃん家
「劇」小劇場(東京都)
2024/03/21 (木) ~ 2024/03/24 (日)公演終了
イノセント・ピープル
CoRich舞台芸術!プロデュース
東京芸術劇場 シアターウエスト(東京都)
2024/03/16 (土) ~ 2024/03/24 (日)公演終了
実演鑑賞
満足度★★★★
2回目。
観方を全く変えて観ると作家の意図が判り、かなり違って見えた。演出演技、細かい部分もかなりアレンジされていてラストの音も違う。話を知っているので人物の細かい目配せや表情の変化の意味が理解出来たことも大きい。
これは原爆ではなく、夫婦の物語なのだろう。
海軍の准将まで出世した内田健介氏の役が効いている。彼の叫びがあってこそ、こういう話は成立する。
山口馬木也氏は老いの演技が素晴らしい。家族への涙が美しい。
全員メイクをせずにそのままで老け演技をするのが効果的。
バザール
現ア集
ART THEATER 上野小劇場(東京都)
2024/03/23 (土) ~ 2024/03/24 (日)公演終了
実演鑑賞
満足度★★★★
以前に拝見した時も思いましたが、良くありそうな会話なのに噛み合っていないのに、無理矢理噛み合わせてる見たいな。今までにあまり見ないお芝居だと思います。なぜかモヤモヤするけど癖になる感じです。演技は自然でよかったと思います。
イノセント・ピープル
CoRich舞台芸術!プロデュース
東京芸術劇場 シアターウエスト(東京都)
2024/03/16 (土) ~ 2024/03/24 (日)公演終了
実演鑑賞
満足度★★★★
フォロイーさんの感想をみてやはりどうしても観劇せねば!と当日券チャレンジしました。見て良かった。
重たいテーマを目を逸らさずに突きつけてくるテンポの良い構成、迫真の演技…言外に意味を渡してくる小道具…巧でございました…
主なキャスト陣の年齢変化の表現がすごかったです!
イノセント・ピープル
CoRich舞台芸術!プロデュース
東京芸術劇場 シアターウエスト(東京都)
2024/03/16 (土) ~ 2024/03/24 (日)公演終了
実演鑑賞
満足度★★★★★
拝見しました。本当に楽しい舞台で、終盤に涙しました!!いろいろと考えさせれました。すごくよかったです。是非たくさんの方に観てほしいです。
雨降りのヌエ
コトリ会議
扇町ミュージアムキューブ・CUBE05(大阪府)
2024/03/09 (土) ~ 2024/03/30 (土)公演終了
実演鑑賞
満足度★★★★★
コトリ会議の明かりと暗さが自分はとてもすきです。観た後で台本を読むのもすきです。歌もいつか特典にしてほしいなと思います。今回近い距離でコトリ会議を観れて好きが増しました。とてもおもしろい時間を過ごせてよかったです。
雨降りのヌエ
コトリ会議
扇町ミュージアムキューブ・CUBE05(大阪府)
2024/03/09 (土) ~ 2024/03/30 (土)公演終了
実演鑑賞
満足度★★★★★
行ってきた。3月31日まであそこは私の実家になった。
私たちは兄なのかもしれない、半透明の存在になってパンフの秘密を共有する。
好きな組み合わせで見れるところが悩ましくもあり楽しい。形話で終わった私の体験は糸話で終わったあなとは違う。
4話見ると立体的だけれど、1話にもぎゅうぎゅうに詰まってることがかえって分かる。少しでもお時間ある人は超絶オススメです。
無かったことにしない寂しくて大切な時間
梅田からも歩けるのでふらっとまた寄りたい
新ハムレット
早坂彩 トレモロ
こまばアゴラ劇場(東京都)
2024/03/22 (金) ~ 2024/03/31 (日)公演終了
実演鑑賞
満足度★★★★★
面白い、お薦め。
トレモロ公演は未見であったが、太宰治の「新ハムレット」を分かり易く 楽しめる作品に仕上げていた。原作を先に読むか、読んでから観るか、そんなことは問題ではない。この公演を観るだけでも原作の面白さは解る。自分は読まずに観劇し、翌日 急いで読んだ実感として言える。当日パンフによれば「原稿用紙に二百枚、五時間の大作」とあるから、勿論 テキレジはしている。
公演の面白さは、独特の舞台美術と役者陣の熱演であろう。勿論、原作の面白さを十二分に引き出した早坂 彩 女史の演出力、その巧さは言うまでもない。この作品を観たいと思ったのは、トレモロが未見であったこと そして「こまばアゴラ劇場」が最後だということ。この劇場の構造を上手く使い、妖しい雰囲気が漂う中で「長編戯曲風小説(レーゼドラマ)を、軽快にかつ濃密に描いた一幕劇」、まさに謳い文句通りの珠玉作。
(上演時間1時間40分 途中休憩なし)㊟ネタバレ
イノセント・ピープル
CoRich舞台芸術!プロデュース
東京芸術劇場 シアターウエスト(東京都)
2024/03/16 (土) ~ 2024/03/24 (日)公演終了
実演鑑賞
CoRich舞台芸術まつり!とCoRich舞台芸術アワードの覇者の中から、いずれもドラマ演劇を得意とする作家、演出家を選び出し、出会わせたCoRich舞台芸術プロデュースによる意欲作。
科学者ブライアン・ウッドとその家族を軸に、ロスアラモスで原子爆弾の開発に関わった5人の青年たちのその後が、老年期まで、およそ65年にわたって描かれる。大プロジェクトにかかわることへの興奮や喜び、畏れを抱いた青春期から、ベトナム戦争、湾岸戦争を挟みながら変化していく時代、結婚や子供の独立などの出来事を経て、彼らの内心はどう揺さぶられたのか。やがて日本との関わりを持つようになったブライアンは——。
5人の中には過去を明確に悔い、苦しむ者もいれば、愛国心、敵外心をさらに募らせる者も。若さが放つ奢りと輝き、年齢を重ねた上での迷いや弱さ、頑固さを体現する5人の俳優たちと、時代と家族の変遷をストレートに描くストーリー展開で集中力を途切れさせない充実した上演だったと思う。
日本人が日本語で、原爆を投下した側であるアメリカ人たちの群像を描く「フェイク翻訳劇」としての狙いは、おそらく、その「イノセント」なあり方から、日本人の現在、来し方行く末をも振り返らせるところにあるだろう。廃墟のような装置、黒く煤けた小道具を用いて進行する劇の中で、当たり前のように口にされる日本人や敵国に対する差別、想像力の欠如した発言の数々は、なるほど刺激的だが、当時のアメリカ人、それもロス・アラモスにいた人間ならば当たり前の感覚であり、そのこと自体がさまざまな対立、紛争、戦争を時には見過ごしやり過ごしている多くの人間たちの存在を思い起こさせる。「謝れない」ブライアンの内心の葛藤もまた、時代の変化を知りながら過去をうまく消化できない人の姿だと思えば思い当たることも多い。
詩×劇 つぶやきと叫び~ふるさとはいまもなお~
遊戯空間
上野ストアハウス(東京都)
2024/03/20 (水) ~ 2024/03/24 (日)公演終了
実演鑑賞
満足度★★★★★
観客の多くが楽は混みあうと判断したのか、23日夜の情報では空きがあるとのこと。而も、和合さんも残っているとのことなので、詩集を買ってからサインをして貰うのも可能である。詩集は本屋さんで調達していったほぅが良いかも知れない。
バザール
現ア集
ART THEATER 上野小劇場(東京都)
2024/03/23 (土) ~ 2024/03/24 (日)公演終了
バザール
現ア集
ART THEATER 上野小劇場(東京都)
2024/03/23 (土) ~ 2024/03/24 (日)公演終了
the sun
カンパニーデラシネラ
シアタートラム(東京都)
2024/03/22 (金) ~ 2024/03/24 (日)公演終了
実演鑑賞
満足度★★★
音曲師・桂小すみ(こすみ)さんが上手に座り、三味線を叩き長唄を唸る。各種の効果音を作り、鉦や太鼓を打ち笛やケーナを吹き、時にはグリーンスリーヴスを奏でる。
今作はアルベール・カミュの母親の物語。
「私は正義を信ずる。しかし正義より前に私の母を守るであろう。」とはカミュがノーベル文学賞を受賞した後の討論会で述べた有名な言葉。
母、カトリーヌ・サンテスは文盲で難聴の為、耳が殆ど聴こえなかった。この役を演ずる數見陽子(かずみあきこ)さんはろう者(聴覚障害者)の為、観客にもろう者が大勢いた。ほぼ台詞のないマイムの無言劇。(手話で会話するシーンが一つだけあり、そこだけ音声が流れる)。
自分が観ていてハッと思ったのが、これは音楽の視覚化をやろうとしているのではないか。動きや表情、リズムや各種多彩な遊び。これはメロディーを見せているのではないか。
北アフリカのアルジェリアのノートルダムダフリックをイメージしたような背景。
「一人の母親の素晴らしい沈黙と、この沈黙に釣合う愛や正義を見出すための一人の男の努力」。
是非観に行って頂きたい。
光だと気づいた順に触れる指たち
排気口
王子小劇場(東京都)
2024/03/21 (木) ~ 2024/03/24 (日)公演終了
実演鑑賞
満足度★★★
鑑賞日2024/03/23 (土) 18:00
初見のユニット。会話劇のようだがファンタジー。悪くはないが、気になる点もある。(3分押し)89分。
死期が近い患者が入院する病院での、5人の患者と取り巻く人々の物語。悪い話ではないが、リアリティはないのでファンタジーだと思う。ギャグなど肌に合わないものが多いし、滑舌の良くない役者がいるのも結構気になる。
雨降りのヌエ
コトリ会議
扇町ミュージアムキューブ・CUBE05(大阪府)
2024/03/09 (土) ~ 2024/03/30 (土)公演終了
実演鑑賞
満足度★★★★
壮大で微細で、温かく冷たい、遠い国のような身近なような…そういう作品群でした。
会場の雰囲気や上演以外の時間も豊かでした。
面白かった〜〜