親の顔が見たい
diamond-Z
日本橋公会堂ホール「日本橋劇場」(東京都)
2024/05/16 (木) ~ 2024/05/18 (土)公演終了
実演鑑賞
満足度★★★★
よくもあんなののしりあいやあんな解決策を持ち出すし、同じ家族同士でやりあうなんて、もうめちゃくちゃすごいですね。見応えアリアリ。
オットーと呼ばれる日本人
劇団民藝
紀伊國屋サザンシアター TAKASHIMAYA(東京都)
2024/05/17 (金) ~ 2024/05/26 (日)公演終了
実演鑑賞
満足度★★★★
尾崎秀実をモデルにした(ただし史実とはかなり異なる)、2回の休憩を挟んで3時間半のかなり長い台本だが、この劇団らしい極めて真面目なスタイルの上演。安心して観ていられるが、真面目すぎて単調というか面白味があまりないかも。台本も現代の演劇としては説明過多で近代史解説番組のように思えるところもある。その時代の歴史に興味がない人には退屈かもしれない。
達磨さんは転ばない
劇団龍門
シアターシャイン(東京都)
2024/05/15 (水) ~ 2024/05/19 (日)公演終了
実演鑑賞
満足度★★★★★
思った通り楽しい作品でした。最後まで二転三転有のストーリーは自分好みで楽しめました、また次回作を待ちましょう。
こどもの一生
あるいはエナメルの目をもつ乙女
王子小劇場(東京都)
2024/05/15 (水) ~ 2024/05/19 (日)公演終了
A Bright New Boise
spacenoid
KAAT神奈川芸術劇場・大スタジオ(神奈川県)
2024/05/10 (金) ~ 2024/05/19 (日)公演終了
実演鑑賞
満足度★★★★
鑑賞日2024/05/17 (金) 14:00
100分。休憩なし。
キャスト:竹尾一真、松本紀保、福永マリカ、荒木健太郎、大野瑞生
世界ギュルルン滞在記
FREE(S)
ウッディシアター中目黒(東京都)
2024/05/15 (水) ~ 2024/06/02 (日)公演終了
実演鑑賞
満足度★★★★★
最高!お世辞抜きで素晴らしかったです。「そうくるか!」という話の展開で終始眠くならずに観ていられました^^ 脚本も演出も演技もバッチシです。最高の時間をありがとうございましたm(_ _)m
偽侍の源一郎
いげた屋
北千住BUoY(東京都)
2024/05/17 (金) ~ 2024/05/19 (日)公演終了
実演鑑賞
満足度★★★★★
本当に面白かった。
ダメ男がダメなことしてバチが当たるってだけの話だったハズなのだけれど、なんであんなに魅力的だったのか。
人間が濃厚な作品でした。
役者さんたちも良かった。
マンザナ、わが町
創造ユニットTaiyo
シアター711(東京都)
2024/05/15 (水) ~ 2024/05/19 (日)公演終了
リンカク
下北澤姉妹社
ザ・スズナリ(東京都)
2024/05/15 (水) ~ 2024/05/19 (日)公演終了
実演鑑賞
満足度★★★★
やはり場内に入って目を奪われたのはこのセット。とはいえ、本編でのセットの使い方は、始まる前から過剰に肥大していた期待感を上回るとまではいかなかったのだが、決して分かりやすい展開とは言えないこのお話のリンカクが、ラストに向かって段々定まってくるのは、なかなかスリリング。
達磨さんは転ばない
劇団龍門
シアターシャイン(東京都)
2024/05/15 (水) ~ 2024/05/19 (日)公演終了
実演鑑賞
満足度★★★★
鑑賞日2024/05/17 (金) 14:00
現場のドタバタを面白おかしく描いたコメディーかと思いながら劇場に向かったところ、私の勝手な先入観は大外れでした。我々の心の中にある扱いにくいこと、触れて欲しくないことを敢えて扱った重苦しい心理劇。見ているこちらも修行。しかし、どんでん返しがあるたびに(←何度もある)ステージに深く引き込まれていく、見応えのある作品でした。
世界ギュルルン滞在記
FREE(S)
ウッディシアター中目黒(東京都)
2024/05/15 (水) ~ 2024/06/02 (日)公演終了
実演鑑賞
満足度★★★
お昼の公演に行きました。
芸能界の裏側?というか人の裏側が見えて、面白かったです。
ドキュメンタリーって大変だなぁ・・・。
あ、でも最後の「実は、・・・」の部分、ちょっとやりすぎって感じでもやもやしちゃいました。
飲める醤油
あひるなんちゃら
駅前劇場(東京都)
2024/05/16 (木) ~ 2024/05/19 (日)公演終了
実演鑑賞
満足度★★★★
鑑賞日2024/05/17 (金) 14:30
座席1階
老舗の醬油醸造業。先代が亡くなり、息子が継ぐことになった。舞台は息子が2人の女性従業員にしょうゆを造る現場を案内されるシーンから始まる。
女性たち(見た目はとても若い女優さんだが、ベテランという設定か)は息子を「坊ちゃん」と呼ぶ。息子がまだ小さいときによく工場に連れてきたことを覚えているから「坊ちゃん」なのだが、どう考えても若すぎて、その場面を覚えている2人ではない。まあ、そういうところからギャグが始まるのだが、笑いのポイントが連続していて、まるでお笑いバラエティーを見ているような錯覚に陥る。
だが、こうした笑いのポイントの連続が80分後の終幕までずっと途切れることなく続いていくのだから相当な脚本のパワーだ。ここがまず、すごい。
前説で作・演出の関村俊介が登場し、「他の劇団でやってはダメですが、うちの劇団では笑いたくなったら本気で笑って」と言った理由がよく分かった。確かに、笑いのポイントはお客さんによって違う。劇団側も「ここは笑うところではないでしょう」という雰囲気があるので、1人だけ笑ってしまったら何となく気まずいのだが、あひるなんちゃらの舞台では全く気にする必要なく笑ってくれ、と。この緩やかなところが魅力なのだろう。
そして、笑いの変化球というか、「こう来たか」と驚いて笑うところも織り交ぜてある。子ども食堂に来る「子ども」を「あなた、子どもじゃないでしょ」と追い返そうとするが、デジャビューのように登場するシーンでは同じ役者が攻守逆転したトークを繰り広げる。
楽しい80分だ。ふらっと当日券を買って、すき間時間を楽しめる。下北沢にはこんな演劇集団があるところが好きだ。
親の顔が見たい
diamond-Z
日本橋公会堂ホール「日本橋劇場」(東京都)
2024/05/16 (木) ~ 2024/05/18 (土)公演終了
世界ギュルルン滞在記
FREE(S)
ウッディシアター中目黒(東京都)
2024/05/15 (水) ~ 2024/06/02 (日)公演終了
世界ギュルルン滞在記
FREE(S)
ウッディシアター中目黒(東京都)
2024/05/15 (水) ~ 2024/06/02 (日)公演終了
実演鑑賞
満足度★★★★
面白い、お薦め。
タイトルから、TV放送された世界紀行ドキュメンタリー番組のようなイメージを持っていたが、内容は 社会に蔓延る差別や圧力といった不条理を描いた風刺劇。勿論 TV番組を意識しているが、表層の面白可笑しさだけではなく、間口の広さや奥行きを感じさせる好公演。内容は示唆に富んでいるが、更に この番組制作自体のことが…。
スラップスティック・コメディのように体を張った(表現)場面もあるが、そこにはしっかり観せておくといった意味があり、物語を展開する上での伏線になっているよう。
総じて若いキャスト陣だが、滋味ある表現と飛び跳ねといった躍動感、その硬軟ある演技が物語を魅力的にしている。
ドキュメンタリーということもあり、訪れる村の地理的・人間的な雰囲気を醸し出そうと工夫している。それが衣裳でありメイクである。そして村の祭りの見せ場として、或る玩具を使った遊びをする。その ちょっぴりドキドキする観せ方が、観客の集中力を高める。舞台としての遊び心であろうか?
(上演時間1時間50分 途中休憩なし)
楽屋−流れ去るものはやがてなつかしき−
劇団 新人会
パフォーミングギャラリー&カフェ『絵空箱』(東京都)
2024/05/09 (木) ~ 2024/05/13 (月)公演終了
実演鑑賞
満足度★★★★★
観劇初心者の私には衝撃な舞台でした。
楽屋の中で繰り広げられる出来事を楽屋の中の一部として観劇する。役者さんが真横や真後ろで演技
ドキドキの連続でした
天の秤
風雷紡
小劇場 楽園(東京都)
2024/03/29 (金) ~ 2024/03/31 (日)公演終了
実演鑑賞
満足度★★★★★
鑑賞日2024/03/31 (日) 17:00
昨年の初演時に千穐楽での観劇を予定していたのだが、コロナ禍で楽前日と楽日だけが中止となり、観ることができなかった作品。
劇団としても出演者やスタッフにしても無事着陸できなかった無念が残っていたのだろう。幸いに7ケ月半を置いて再演となったが、私も懲りずに(笑)今回も千穐楽を予約。
大阪万博が開幕して2週間後の1970年3月31日、JA8315号機(愛称「よど号」)は羽田から板付(現在の福岡空港)へ向けて、普段どおり運航されていたが、赤軍派を名乗るグループによってハイジャックされた。これが日本初のハイジャック事件、いわゆるよど号事件である。
実は赤軍派が使用した日本刀・拳銃・爆弾などは、すべておもちゃや模造品であったことが後に判明しているし、まだ飛行機での旅行が珍しかった時代であり、当初の予定日の搭乗時刻にメンバーが遅刻して延期されたことなど、今から考えるとお粗末な事件ともいえるが、当時高校1年生だった私には緊迫したTVニュースの画面に釘付けだった記憶がある。犯人グループの「われわれは明日のジョーである」という声明も話題になった。
(以下、ネタバレBOXにて…)
リンカク
下北澤姉妹社
ザ・スズナリ(東京都)
2024/05/15 (水) ~ 2024/05/19 (日)公演終了
実演鑑賞
満足度★★★★
スズナリお似合いの80年代懐かし小劇場の舞台である。
劇団の「下北沢姉妹」の表記のいまならシモキタだろう。主宰者は当時、青年座の一点美女の娘役であった西山水木、演出は懐かしの離風霊船(劇団名だぞ!リブレセンと読む。)の伊東由美子。舞台は当時はやった舞台なしの構成舞台スタイル。物語は唐十郎ばりの謎の母子、父子関係に日々の生計のつながるレストランの経営の師匠、弟子関係、今時はどこをとっても、畏れながらと、訴え出られそうな関係で、主人公の女性が生きていくドラマが演じられる。筋立てにはあまりこだわらず、女性ならではの視点からの印象スケッチもあり、当時はやった舞踏も取り入れられていて、いまのチェルフィッチュ風なシーンもある。あれこれ取り入れられ消化されているが、今の人たちはもうこの手は使わない。
西山も伊東もそろそろ70歳が見えてくる頃ではないか、人生でも舞台でも苦労したなぁ、という実感がしみじみと感じられる舞台である。つかとか鴻上とか如月とか、一世を風靡した人たちを支えた、時流に僅かに乗り損ね、生きそびれた人たちを優しく包むような舞台であった。1時間50分。
リンカク
下北澤姉妹社
ザ・スズナリ(東京都)
2024/05/15 (水) ~ 2024/05/19 (日)公演終了
実演鑑賞
満足度★★★★★
皆さんセットにコメントしていますが、本当にこういうのもできるんだというセットでしたね。素晴らしかったです。内容はなかなか複雑な事情の登場人物でそれぞれの心情は推し量りきれませんが、皆さん表現されていたと思います。終演後優しい気持ちになれるそんなお芝居でした。良い時間を過ごせました。
達磨さんは転ばない
劇団龍門
シアターシャイン(東京都)
2024/05/15 (水) ~ 2024/05/19 (日)公演終了
実演鑑賞
満足度★★★★★
とても面白かったです。とにかくお芝居に迫力がありますね。現代の問題と言うかどうかなと思うところにもちょこちょこ切り込みながら、全編しっかり筋の通った内容で、最後まで一気に見られました。元気になるお話お芝居だったと思います。