最新の観てきた!クチコミ一覧

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Ms. YAMA-INU

Ms. YAMA-INU

劇団鹿殺し

CBGKシブゲキ!!(東京都)

2024/01/12 (金) ~ 2024/01/15 (月)公演終了

実演鑑賞

満足度★★★★

頂いたチケットでオペレッタ「ミズ・ヤマイヌ」観劇。伊藤純奈、能條愛未、木﨑ゆりあ、他。元乃木坂やAKBでセラミュにも出てた子も居て皆さん可愛く歌も上手でした☺️内容はホラーサスペンスで、コメディ要素もあるのですが、グロいシーンもあるので注意。そういうのが好きな人なら。古い小ネタが謎🤣ありがとうございました🙂

ネズミ狩り 2024

ネズミ狩り 2024

劇団チャリT企画

ザ・スズナリ(東京都)

2024/01/06 (土) ~ 2024/01/08 (月)公演終了

実演鑑賞

満足度★★★★★

この舞台を観ていたら
人を殺したら=死刑、は、どこかの宗教みたいに、やられたらやり返すを連想してしまいました。
負の連鎖を断ち切るには、なにが必要なのか難しいところですね!?
あと、正義感をふりかざす記者、昨今の報道もですが、主観が入りすぎる感じがあり、本来、事実だけを正確に伝えるだけでいい気がするのですが.....
色々考えることが多いですが面白かったです!

境界

境界

劇団夢現舎

新高円寺アトラクターズ・スタヂオ(東京都)

2024/01/06 (土) ~ 2024/01/14 (日)公演終了

実演鑑賞

満足度★★★★★

ベシミル! 華5つ☆ 
 板上中央奥に屏風状に一双張られた造作のみ。他に舞台美術はない。出捌けは四隅に幕を用いて袖を作り実に合理的に空間を最大限に活かして用いている。数多くの小品をオムニバス形式で演じてゆくがそれぞれの作品に独立性が高く、上演の順も上手く構成されていて全く飽きず各作品を堪能できる。脚本、演出、演技、作品に向き合う姿勢、観客への態度も頗る良い。(追記1.13 )

ネタバレBOX

 演じられた作品群は以下の11作品。上演順に先ずタイトルを挙げておこう。
1:『笑顔・・・』
2:『告解・・・』
3:『鏡・・・』
4:『風』と『ちさこ』と『バスタブ』と・・・
5:『消防民営化・・・』
6:『妻は出て行った・・・』
7:『忠告・・・』
8:『レストラン・・・』
9・『壺・・・』
10:『国境・・・』
11:『井戸の茶碗・・・』
 各脚本は劇団オリジナルのようだが、古典落語などをベースにしている作品も在る。また各作品で描かれた状況や場面を「境界」と取るか否かは観客の知・イマジネーション・判断に因る。また境界という言葉そのものが厳密には或る領域と別の領域との間を指す単語である為例えそれが線分に過ぎないとしても一種の曖昧性を宿命づけられていると考えられよう。その表現が、タイトルに三点リーダーで示されてもいる。
 各挿話色とりどりで飽きさせないことは既に書いたが新年ということもあり、新たな年に絡めたシーンが番外に締めとして行われる粋もあり、様々な擽りや人情、深い哲学的問題等を描いた作品もある。この尺でこれだけ多くの人生模様をこれだけ掘り下げた公演には滅多にお目に掛かれる訳では無いことも付言しておきたい。


平成の夢

平成の夢

ジャパニーズ生活

OFF OFFシアター(東京都)

2024/01/06 (土) ~ 2024/01/09 (火)公演終了

実演鑑賞

満足度★★★

鑑賞日2024/01/06 (土) 14:00

105分。休憩なし。

舞台「Go back to Goon Docks」

舞台「Go back to Goon Docks」

舞台 「 Go back to Goon Docks」 2024 製作委員会

EX THEATER ROPPONGI(東京都)

2024/01/11 (木) ~ 2024/01/21 (日)公演終了

実演鑑賞

満足度★★★★★

「十三夜」初日を観劇
劇中劇として「十二夜」が挿入されているのだけれど、作品本体の「十三夜」にもシェイクスピアの喜劇エッセンスがたっぷり散りばめられているよう
特に「十二夜」の練習風景のハチャメチャっぶりは「真夏の夜の夢」を彷彿
後半になるほど勢いがあった頃の日本演劇の匂いが濃厚になり、その懐かしさに切ない気持ちでいっぱいに
もう味わえないと思っていた何とも言えない熱い世界観、空気感に思いっきり浸れるという贅沢
ただ観劇初心者に決して優しい感じの内容ではないので、推しの役者さん目当てに来られたお客さん達はどんな受取り方をされているのだろうかと思っていたところ・・・
場内一体となってのスタンディングオベーション
初日なのに(いや初日だからこそ)これだけ完成された座組の芝居を生で目の当たりにすると充分に伝わるものってあるのだなぁと
熱い時間と空間を共有できた幸せな一体感でした

会場のEX THEATER ROPPONGIはコンサートで来た事がありますが、もう音響がめっちゃ良い、凄い迫力
照明も瞬時に表情を変えていき舞台を豊かに彩っていた事を書き添えておきます

RRR × TAKA"R"AZUKA ~√Bheem~(アールアールアール バイ タカラヅカ ~ルートビーム~)

RRR × TAKA"R"AZUKA ~√Bheem~(アールアールアール バイ タカラヅカ ~ルートビーム~)

宝塚歌劇団

宝塚大劇場(兵庫県)

2024/01/01 (月) ~ 2024/02/04 (日)公演終了

実演鑑賞

満足度★★★★

RRR×宝塚、大エンタメすぎてめちゃくちゃ圧倒された。映画の良いとこそのままにあの完成度。宝塚初めてだったけどめっちゃ楽しめた!最高!

ミュージカル 『SPY×FAMILY』

ミュージカル 『SPY×FAMILY』

東宝

博多座(福岡県)

2023/05/03 (水) ~ 2023/05/21 (日)公演終了

映像鑑賞

満足度★★★★

配信で鑑賞しました。

美術・場面転換・演出が非常に良かったです。
ロイド役ヨル役の歌唱力が少し惜しく感じました。他のキャストの歌や美術や演出が分厚かったために浮いて見えただけかもしれませんが…。Wキャストが別パターンだと違ったのかもしれません。

内容は忙しい人向けのスパイファミリーという感じで、結構駆け足ながら「ここにこれだけ時間を割くならこっちをじっくりやってほしい」みたいなストレスはなく、バランスは良かったと思いました。ただ、原作漫画もしくはアニメを見ていない人が着いていけるか微妙なスピード感ではありました。

モニターやマッピングなど映像の使い方にがっかりすることもあるのですが、こちらの作品は文字で見た方がわかりやすい言葉を表示したり部分的に使うような感じで、大変効果的だったと思います。

ロミオ&ジュリエット

ロミオ&ジュリエット

ロミオ&ジュリエット製作委員会

Bunkamuraシアターコクーン(東京都)

2023/01/28 (土) ~ 2023/02/12 (日)公演終了

実演鑑賞

満足度★★

シェイクスピア作品の経験値が低めで、小説で読んだことはありますが舞台としては10年以上前にDVDで1本見たことがあるのみでした。ロミオとジュリエットはざっくりストーリーの流れを知っていた程度です。

全体的に原作よりは現代風な雰囲気になっているのに、セリフは"シェイクスピア"なので耳を滑るというか理解に時間を要しました。表現が詩的すぎ・文章も硬すぎで、すごく「セリフを言ってる」感が強く、浮いていたように感じました。更にそういう台詞を言うのが恐らく大変なので早口で遠くに届かない、目の前の人に話すような声で捲し立ててる感じになっている出演者が多くて惜しかったです。
そういう硬くて回りくどいような台詞こそがシェイクスピアなのだ、と言われればそれまでなのですが、出演者の顔ぶれ的に客層は若い女性が多く、聞きなれない言葉のリスニングに必死で内容に入り込めなかったのは多分私だけではなかったと思います。セリフももっと現代に寄せてアレンジしていても良かったんじゃないかなと思いました。舞台美術は良かったと思いました。

幾つの大罪

幾つの大罪

TEAM NACS

森ノ宮ピロティホール(大阪府)

2023/04/28 (金) ~ 2023/04/30 (日)公演終了

実演鑑賞

満足度★★

名前に散りばめられた「七つの大罪」がただのモチーフではなくストーリーの要素として意味を持つなら、事前の情報では役名を伏せておいたり苗字のみ開示しておくなりしておいて欲しかったのが正直なところ。キャラ名が公開された段階で気づいてしまい、ある程度の予想をつけられてしまったので、ネタバラシパートで退屈してしまった。ラストにもうひと展開あったのは良かったが、釈然としない後味であまり好みではなかった。

舞台『刀剣乱舞』山姥切国広単独行 -日本刀史-

舞台『刀剣乱舞』山姥切国広単独行 -日本刀史-

舞台『刀剣乱舞』製作委員会

京都劇場(京都府)

2023/10/26 (木) ~ 2023/11/05 (日)公演終了

実演鑑賞

満足度★★★

これまで映像で数本観ていましたが、今回初めて劇場で刀ステを観ました。おそらく刀ステの中では特に珍しいタイプの作品を引いてしまったらしいな…と思いました。シリーズでいきなりこれだけ観る人も少ないと思いますが、シリーズを追っているファン向けディスクといった印象。

ネタバレBOX

前半は歴史の授業のようで正直少し退屈に感じましたが、後半の三日月宗近に思いを馳せるシーンで「おそらくここまでの全てが"これ"をやるための流れだったんだな」と腑に落ちました。陳腐な言葉ですがめちゃくちゃエモくて素直に鳥肌が立ちました。
LILIUM -リリウム 新約少女純潔歌劇-

LILIUM -リリウム 新約少女純潔歌劇-

ワタナベエンターテインメント

梅田芸術劇場シアター・ドラマシティ(大阪府)

2023/04/28 (金) ~ 2023/05/03 (水)公演終了

実演鑑賞

満足度★★★★

初演版はDVDで観ていたのですが、ストーリーの本筋は変わらないながら全く新しく生まれ変わっていて良かった。
『二輪咲き』や『マリーゴールド 』など、後続作品の要素が足されている部分は、少し継ぎ目が荒いように感じた。

初演から継がれた楽曲もブラッシュアップされ、新曲も好きでした。どうにかCDなり配信なりで音源も買わせて欲しかったです。

境界

境界

劇団夢現舎

新高円寺アトラクターズ・スタヂオ(東京都)

2024/01/06 (土) ~ 2024/01/14 (日)公演終了

実演鑑賞

満足度★★★★

タイトルにある「境界」だけではなく、「きょうかい(漢字変換した)」に係る11演目をテンポ良く描く。中にはアントン・パーヴロヴィチ・チェーホフの短編や山本周五郎の時代小説 さらには古典落語という幅広いジャンルから題材を得ている。正月の御節料理のように それぞれ違う味わいがあり楽しめる。また場転換に時間をかけず、かと言って衣裳は話に応じて着替えるなど飽きさせない工夫にも好感がもてる。

さて、当日パンフには「これらを境界と取るか否かは貴方次第」とあるが、中には境界ではなく区別もしくは選別といった印象のものもあり、考えさせる。構成は、教会 教戒 教誨といった括り、チェーホフ短編、そして日本での話といった纏まりが妙。5人の役者が 瞬時に色々なキャラクターの人物を演じているが、それでも違和感なく話の中へ入っていける。
(上演時間1時間36分) 追記予定

NOa「の」八コぶ.ね.

NOa「の」八コぶ.ね.

中央大学第二演劇研究会

荻窪小劇場(東京都)

2024/01/07 (日) ~ 2024/01/08 (月)公演終了

実演鑑賞

満足度★★★

世界に溢れる災い(人災・自然災害 問わず)を旧約聖書の『創世記』にあるノアの方舟に準えて<生きる>ことを模索するような物語。

前半はダジャレのような言葉遊びが多く、話が漂流するようで どのような物語を描きたいのか 解らない。後半から終盤にかけて ようやく言葉や記憶を失った人々を通して、争いごとや災いの惨さ、それでも人生という荒波を乗り越えようとする。人生という航海は後悔の連続かもしれない、そんな味わいの感じられる内容へ。少し回りくどいのが難点か。
(上演時間1時間10分) 

ネズミ狩り 2024

ネズミ狩り 2024

劇団チャリT企画

ザ・スズナリ(東京都)

2024/01/06 (土) ~ 2024/01/08 (月)公演終了

実演鑑賞

満足度★★★★

鑑賞日2024/01/08 (月) 13:00

社会派シニカルコメディな作風のこことしては珍しく、笑いは緊張感を緩和する程度にすぎず基本はシリアスな異色作。2011年版を2回、2012年のULPS版を1回観て通算4度目となるが、被害者遺族の心境と犯罪者の更生/社会復帰を芯に据えたた内容には毎度舌を巻く。
また、今回は特に「(自分が信じているだけの)正義を振りかざした者の無自覚な悪意」が印象的だった。最近そういうのが多いもので。

ネタバレBOX

それにしてもそれまで微かに漂っていた悪意が一気に噴き出す急な雷雨の場面以降の緊張感はスゴい、その張り詰めた感覚は鵺的やJACROWに匹敵するのでは?
ネズミ狩り 2024

ネズミ狩り 2024

劇団チャリT企画

ザ・スズナリ(東京都)

2024/01/06 (土) ~ 2024/01/08 (月)公演終了

実演鑑賞

満足度★★★★★

劇作家樽原氏の新境地!?と思ったら過去作品の再演。初演は2008年王子小劇場、再演2011年3月(楽日2日前に震災)アゴラ劇場。後者のチラシは鮮明に覚えていたが、何と13年前とは。。
今回はスズナリで短時日での上演との事で馳せ参じた所。チャリTの他作品とは一線を画する作り込み舞台(そば屋の店内)、抽象的な装置が一切ない。芝居も回想や他場面挿入がなく全て時系列に沿って展開する。笑い要素は若干入りつつも終始リアリズムでテーマ性もはっきり浮かび上がる。へーこんな戯曲を書いていたんだな、と敬服した。今回主役(女将役)を演じた女優が好演(割と近い過去二度程見た記憶)。青春事情舞台で二度見て覚えたおばさんキャラ笑わせ女優も配して、安定の舞台だ。元服役者の社会復帰の困難さ、世間の偏見、死刑制度の是非・・。
芝居では被害者目線で加害者に極刑を望む側と、加害者の人生に寄り添う側の対立が、姉妹(女将とその妹)のついに暴発した口喧嘩の中で顕現する。度々訪れる雑誌記者を手厳しく追い払う若手(だがベテラン)そば職人にも溜飲を下げる。悪く描き過ぎとも言えるが、SNSやネットでは姿を現わす偽善塗れの下衆人格に肉体を与えた役として、私にはリアルな「存在」に見えた。

事実愚かな世論が適切な被災地支援に積極的とは見えない政府を指弾せず、「言いつけに背いて」現地に入った議員を攻撃する誘導にまんまと乗せられる現実。こういう時いつも思い出すのが「未必の故意」で安部公房が描いた人間たち。利害の前には非合理を恥じないとある島に暮らす土着日本人の実態が日本人精神の「淵源」を抽出したようで興味深かったが、実は今の姿だった。。

いま思い出した。アワード投票が、昨日まで‼︎ ウーまたやってしまった。順位は決めていたのでこのネタバレ欄に紹介しておく。

ネタバレBOX

1位 MyrtleArts「同郷同年 2023」
2位 名取事務所「屠殺人ブッチャー/慈善家 -フィランソロピスト-」
3位 イキウメ「人魂を届けに」
4位 燐光群「わが友 第五福竜丸」
5位 PARA/布施安寿香/和田ながら「祖母の進化論」
6位 東京演劇アンサンブル「送りの夏」
7位 シス・カンパニー「いつぞやは」
8位 オイスターズ「きいて、はなさないで」
9位 劇団俳優座「閻魔の王宮」
10位 オフィスコットーネ「磁界」

追記。
今回の軸は時代(現在)と鋭く切り結んだ舞台(として迫ってきた舞台)、とした。ランクに入っていてもいい振い落とした公演は今回も多数。

名取事務所は、年初の「占領の囚人たち」そして書き下ろし「ホテル・イミグレーション」が出色であったりヒット連発だったが一つに絞った。公演は2本とも秀作だったが2度目の観劇(新演出)となった「ブッチャー」に圧倒された。
小品を集めたオムニバス系の優れた公演にも出会えた。「君といつまでも〜Re: 北九州の記憶〜」、「Mrs.fictions in 本多劇場」、feblabo「ホテル・ミラクル The Final」。
メジャー系を理由に外した「ガラスの動物園/消えなさいローラ」、またKAAT「アメリカの時計」、新国立「エンジェルス・イン・アメリカ」。他に「ある馬の物語」、太陽劇団「金夢島」もインパクトあり。
先鋭的、挑戦的、刺激的だった舞台に、お布団「ザ・キャラクタリスティックス」、チェルフィッチュ「宇宙船イン・ビトゥイーン号の窓」、地点「騒音。」、SPAC「人形の家」、ゆうめい「ハートランド」、文学座「アナトミー・オブ・ア・スーサイド」、開幕ペナントレース「HAMLET |TOILET」、遊戯空間「吉良屋敷」、EPOCMAN「我ら宇宙の塵」ナイロン100℃「Don’t freak out」、KAAT「虹む街の果て」、あと赤堀氏の「日本対俺」もかな。
小劇場演劇、ストレートプレイの良品、ここ風「チョビ」、ala「フートボールの時間」、Pカンパニー「会議」、トローチ「熱く沼る」、ワンツーワークス「アプロプリエイト」、ハツビロコウ「レプリカ」「ワーニャ伯父さん」、文化座「旅立つ家族」、昴「われら幸運の少数」ゴツプロ「ブロッケン」、ウォーキングスタッフ「クラブ」、俳優座プロデュース「検察側の証人」、ストアハウス「父と暮らせば」、劇団普通「風景」、ムシラセ「つやつや・・」二本立て、俳小「マギーの博物館」、青年劇場「お好きな場所をどうぞ」、PLAT「たわごと」。
舞踊ではイデビアンクルー「幻想振動」、人形劇ではひとみ座「モモ」。
配信は除外しているが、でなければ恐らくベスト10入りが、コンプソンズ「愛について語るときは静かにしてくれ」。あとはTRASHMASTERS「チョークで描いた夢」、渡辺源四郎商店「千里眼」。
捨てられない性格は治らない...。

追記の追記。
個人的にこの年最大のトピックはナカゴー鎌田順也氏の逝去、そう思ってる人はきっと多いだろう。これからの人だった。主宰亡き後テント公演を敢行した水族館劇場の健在ぶりも嬉しいトピックとして記しておく。
日本演劇総理大臣賞

日本演劇総理大臣賞

ロデオ★座★ヘヴン

駅前劇場(東京都)

2023/12/27 (水) ~ 2023/12/30 (土)公演終了

実演鑑賞

柳井作品には討論劇の系列があった、と思い出した。戦時期日本の「表現」にとって厳しい状況で、えんげきにまつわる二つのシーンが交互に描かれる。二つのいずれ分かるが、その一つがタイトルになってる賞の選考会議。「12人の怒れる・・」を下敷きに(もろパロって)進むエンタメ路線と、深刻な状況がうまく融合できていた。

ツアー演劇「ファーレ遺跡アドベンチャー」

ツアー演劇「ファーレ遺跡アドベンチャー」

たちかわ創造舎

アイム1階ロビーから損保ジャパン立川ビルモンティエン・ブンマー「石鐘の庭」(東京都)

2023/10/08 (日) ~ 2023/10/08 (日)公演終了

実演鑑賞

満足度★★★★★

観客自体も未来人になりきり、立川ファーレの作品群を、「遺跡鑑賞」として楽しむ体験型演劇
短い時間でしたが、未来語翻訳飴をいただくところからワクワクの、とっても楽しい時間でした

ぜひまた上演していただきたい

シラの恋文

シラの恋文

シス・カンパニー

日本青年館ホール(東京都)

2024/01/07 (日) ~ 2024/01/28 (日)公演終了

実演鑑賞

満足度★★★★

鑑賞日2024/01/07 (日) 17:00

ワケ分かんないけど、何だかホッとする芝居。98分。
 シラノ・ド・ベルジュラックの話をベースにしたとの前評判だったけど、あんまりそういう感じじゃなくて、純愛の物語だと思った。草彅の存在感は勿論いいのだけど、鈴木浩介の活躍ぶりと段田の重みが良い。

長い正月

長い正月

20歳の国

こまばアゴラ劇場(東京都)

2023/12/29 (金) ~ 2024/01/08 (月)公演終了

実演鑑賞

満足度★★★★

鑑賞日2024/01/07 (日) 13:00

とてもいい芝居だったので楽前に再度の観劇。やはりいい。(5分押し)99分。
 開場前に当日券の10人ほどの列ができるくらいの評判の良さで、とにかくいい芝居だった。アゴラ劇場の特性を活かした使い方や、生と死は表裏一体というテーマとか、年越しの時期に観て良かった芝居だった。

『つやつやのやつ』と『ファンファンファンファーレ!』(再演)

『つやつやのやつ』と『ファンファンファンファーレ!』(再演)

ムシラセ

駅前劇場(東京都)

2023/07/13 (木) ~ 2023/07/18 (火)公演終了

実演鑑賞

満足度★★★★

2作品が同時に観られる満腹感。普通にぶふっと笑える面白さと、熱量と、真っ直ぐさと、青春と、エモと、全てが詰まっている。『推し』とファンの話かと思ったら、それだけでは終わらない、推しがいる人もいない人もみて欲しい。
私が女だから思うのかもしれないが、女性の役がみんな魅力的。描かれ方、関係性も素敵。

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