最新の観てきた!クチコミ一覧

3181-3200件 / 182743件中
たてほこ

たてほこ

たすいち

シアター711(東京都)

2024/02/09 (金) ~ 2024/02/18 (日)公演終了

実演鑑賞

満足度★★★★★

鑑賞日2024/02/14 (水) 17:30

【48masterKAZUYA】
(平日の19時台にテレビアニメ化か実写ドラマ化されて2年以上続いている)武道/格闘技系熱血マンガのアダルト版(またはヒット作品のパロディAV)なオモムキで確かに目崎作品としては稀有だがアレやソレの捩り方、捻り方はさすが。
また、キャラクター設定や「あるもの」を模したオープニング/エンディングも楽しい♪
あと、初演はラブホテルの一室っぽい装置だった作品を素舞台に椅子一脚だけで「ちゃんと表現」するのも演劇の面白さではなかろうか。

ネタバレBOX

連続ドラマ(アニメ?)の1挿話的に仕立てて冒頭で「前回までのあらすじ」ラストに「次回予告」を入れるアイデアも楽しい。
かわりのない

かわりのない

TAAC

新宿シアタートップス(東京都)

2024/02/07 (水) ~ 2024/02/12 (月)公演終了

実演鑑賞

満足度★★★★

最初から最後まで、どのような展開になるのだろう?と思いながら、観劇しました。

ネタバレBOX

鉄道や工場らしき音,舞台には傾斜があり、ポッカリと空いた穴や雑然と置かれた椅子,交錯する会話に、不安感を掻き立てられました。
様々な事情で、大人に翻弄される子ども…色々と考えさせられる、サスペンスでした。

ノーザンライツvsメキシカンギャング

ノーザンライツvsメキシカンギャング

大統領師匠

「劇」小劇場(東京都)

2024/02/17 (土) ~ 2024/02/25 (日)公演終了

実演鑑賞

満足度★★★★

面白かったです。
脚本が合う、合わないはあるかもしれませんが…。

ネタバレBOX

謎が徐々に解き明かされる感じ。
人間的葛藤も色々織り込まれている。
ラストの好き嫌いは人それぞれでしょうが、私はこの作品はこれで良いと思いました。
不思議な国のエロス

不思議な国のエロス

MIXZONE

新国立劇場 小劇場 THE PIT(東京都)

2024/02/16 (金) ~ 2024/02/25 (日)公演終了

実演鑑賞

満足度★★★★

戦争を終わらせるため、敵味方を超えた女達のセックス・ストライキ
怒る男達、巨大スケールのかかあ天下は果たして世界平和をもたらすのか
寺山修司の脳内ギリシャを覗いている感覚で観ていると楽しい

色んなジャンルの楽曲要素がチャンポンになった音楽劇
初っ端から「女ができること」を歌った歌詞と曲調があまりに可笑しくって笑ってしまうし、バラード調のメロディーは切ないラインを攻めてくので内容がより引き立って聴こえる
繰り広げられる刹那の輝き、観終わった後は夢からさめたよう

ハムレット・ハウス

ハムレット・ハウス

公益財団法人武蔵野文化事業団 吉祥寺シアター

吉祥寺シアター(東京都)

2024/02/18 (日) ~ 2024/02/18 (日)公演終了

実演鑑賞

満足度★★★

「ハムレットを待ちながら」みたいな設定。舞台稽古にハムレット(悲劇?)はいつまで経ってもやって来ない。舞台周囲を転がった大量の照明機材とこれまた大量のメトロノームが囲む。主催の小西力矢氏がシンバルと謎の楽器?を奏でている。

ロシアが2022年3月16日に行ったウクライナのマリウポリ劇場への爆撃が作品の核となっているそうだ。破壊された劇場跡地に残る魂達の邂逅なのか?

升味加耀(ますみかよ)さんと田久保柚香さんが開演前からウォーミングアップをしている。大声で発声練習、ストレッチ。宝保里実さんが現れてハムレットの台詞を言うが、その後は隅に佇んでいるだけ。時々、メトロノームを動かす。村山新(あらた)氏がやって来てひたすら二人に謝罪する。どうやら何人も人を殺したらしい。「絶対に許さない!」と叫ぶ二人。まあそんな感じの遣り取りが続いたりぶつ切りしたり。オチは到頭現れた宝保里実さん、はっとする二人。「あ、すいません間違えました。」「気を付けてね。」

ネタバレBOX

笑いのセンスなのかな、酷くつまらなかった。
眠気との戦い。周囲も結構寝ていた。大きな音でビクッと起きる感じ。何か適当に褒めちぎることは出来るのだろうが、そこに意味がない。ワークショップに参加した感じ。価値を他者に委ねている時点で負けだ。誰か偉い人が誉めてくれるのを待っているしかない。「ハムレット」をもっと絡ませてくれればこっちも気が紛れるのに。
ハイパーカプチーノ

ハイパーカプチーノ

劇団24区

早稲田小劇場どらま館(東京都)

2024/02/17 (土) ~ 2024/02/19 (月)公演終了

実演鑑賞

満足度★★★

あの時にこうしていれば・・という後悔をテーマにした内容で、プロローグ→短編4編→エピローグという構成でした。
役者さん達の元気いっぱいの演技は、観ていて気持ちが良かったです。
短編4編とも面白かったですが、エピローグは、少し納得出来かねるような・・疑問に感じられる点がありました。
若さ溢れる良い舞台でした。

東京在住資格

東京在住資格

劇団BBF

RAFT(東京都)

2024/02/16 (金) ~ 2024/02/18 (日)公演終了

実演鑑賞

満足度★★★

ストーリーはちょっと共感できず…
在留資格は人の価値を証する物じゃないと思う。なのに特別な努力もせずに東京に受け入れられない、在留資格がないって騒いでるだけに感じてしまった。
でも本心を映し出す別の自分や自身への問いかけの演出などは良いと思った。

ハムレット・ハウス

ハムレット・ハウス

公益財団法人武蔵野文化事業団 吉祥寺シアター

吉祥寺シアター(東京都)

2024/02/18 (日) ~ 2024/02/18 (日)公演終了

実演鑑賞

満足度★★★

理解が追いつかない。
未だに何を観せられたんだろうという感覚が消えない。
多分、演劇の力…を訴えかけていたと思うが、甚だ自信無し…

たてほこ

たてほこ

たすいち

シアター711(東京都)

2024/02/09 (金) ~ 2024/02/18 (日)公演終了

実演鑑賞

満足度★★★★

鎧チーム
4本の短編それぞれに違う色があって、笑いあり、温かいファンタジー要素ありで、どの作品もとても面白かった。
特に『平行三角関係』の台詞回しと動きが好き、『透明人間、消える』のストーリー展開が好き。
色々なタイプの作品、役者を堪能できる良い企画だと思う。

たてほこ

たてほこ

たすいち

シアター711(東京都)

2024/02/09 (金) ~ 2024/02/18 (日)公演終了

実演鑑賞

満足度★★★★

『48masterKAZUYA』
愛すべき変態?いや、崇高な志を持ったヒーロー。
思ったほどの下ネタじゃないし役者も大真面目になので、ただただ面白かった。
メス豚ちゃん、サイコー!

わたしの星

わたしの星

劇団てあとろ50’

早稲田大学学生会館B202(東京都)

2024/02/16 (金) ~ 2024/02/18 (日)公演終了

実演鑑賞

満足度★★★★

団体・作品ともに初。
オリジナルや他団体の演出は知らないが、シンプルで良かった。故に役者の演技がより浮かび上がる。少し固さを感じたが皆高校生が感じる青春や友情を精一杯演じていて好感。脚本も好みだし、観て良かった。

養生

養生

ゆうめい

ザ・スズナリ(東京都)

2024/02/17 (土) ~ 2024/02/20 (火)公演終了

実演鑑賞

満足度★★★★★

鑑賞日2024/02/18 (日) 14:00

座席1階

異色の傑作である。美大生が舞台をつくるとこんな感じになるのかなと思わせる、シンプルでありながら変化に富む舞台美術が展開される。

まず驚くのは、スズナリの席に着くまでに舞台の裏(バックステージ)を通って一周する。スズナリでもう何回舞台を見たか分からないが、バックステージを歩いたのは初めてだ。バックステージと客席は薄い養生テープでカーテンのようになっていて、客席を透かしてみることができる。この体験が、今作の舞台につながっていく。
開演前に舞台にあるのは、アルミ製の脚立で作った3つのトンネル。大中小という感じで舞台の中心に置かれている。この脚立を開いたり閉じたり動かしたりして場面の構成をする、じつに効果的な演出がなされる。

冒頭、美大生の問わず語りのトークからスタートする。しかも、舞台袖の入口に立ったままの語りだ。これも、かなり異例の幕開けでとても印象的だ。
物語は、あるデパートの展示物差し替えの現場。閉店後の深夜、高圧的な社員に命令され酷使されるアルバイトたちの会話劇が展開される。それぞれに抱えた事情が少しずつ明らかになってきてこれが、かなりおもしろい。孤独や孤立を胸の内に抱えた若者たちの葛藤が描かれるが、どこか楽しんでいるようなところがあり、けして暗くない。

笑える場面も随所にあって、飽きさせない。テンポ抜群な会話劇で、最後まで客席も突っ走っていける。





ネタバレBOX

客席に号泣している人もいた。これだけ人の心を動かしている舞台なのだと、その号泣に感動してしまった。
あさがお企画『楽屋』

あさがお企画『楽屋』

あさがお企画

六本木ストライプスペース(東京都)

2024/02/15 (木) ~ 2024/02/18 (日)公演終了

実演鑑賞

満足度★★★★★

すばらしかったです。役者さんのレベルが半端ないですね。映画『ライフ・イズ・ビューティフル』の逆ヴァージョンですね^^ 前半と後半のテイストの違いにびっくりです^^

時代絵巻AsH 其ノ拾七『暁月〜あかつき〜』

時代絵巻AsH 其ノ拾七『暁月〜あかつき〜』

時代絵巻 AsH

シアターグリーン BOX in BOX THEATER(東京都)

2024/02/01 (木) ~ 2024/02/05 (月)公演終了

映像鑑賞

満足度★★★★★

本日、配信にて拝見させていただきました🥰🥰🥰
葵姫同様、こちらも素晴らしい〜舞台でした👏👏👏👏👏
生舞台、観たかったっス😭😭😭

東京在住資格

東京在住資格

劇団BBF

RAFT(東京都)

2024/02/16 (金) ~ 2024/02/18 (日)公演終了

実演鑑賞

満足度★★★★

東京という<街>に住み続けることに拘る一人の女性 幸子の心象劇。10代の頃から東京に憧れを抱いているが、その理由が漠然としている。東京とそれ以外の街の違いはなにか といった明確な答えはない。それを10代から30歳頃までの特徴的な出来事を3人の女優(一役3人)で紡ぐ。登場人物は幸子と幸子の周りの人々(7人)といった曖昧な括りで描いており、衣裳もそれを意識した分かり易さ。役者陣は 出捌けせず、ほとんど舞台上におり幸子を見ている。いや 見るというよりは観察・洞察するような役割を担っているようだ。

経験しなければ解らない…東京で暮らしてみなければ、その<街>の居心地の良さや悪さは理解できないかも知れない。一方、幸子が東京に求めるモノ<希望や夢>が曖昧であるがゆえに追い詰められていく様子、それが青春の残酷さとして浮き彫りになる。小さい劇場、シンプルな舞台セットだけに、演技によって幸子の心象をしっかり伝える必要がある。その人物像は等身大の女性として巧く演じていた。
(上演時間1時間45分 途中休憩なし)

ネタバレBOX

平板で組み立てたベンチ状のものが 配置を変えて上手/下手にあるだけ。上演前にはどこかの駅のホームアナウンスが聞こえる。雑踏が東京らしさを表している。幸子は東京に住みたいため東京にある大学(関東商科大学?)へ入学する。4年間をコンビニバイトで生計を立てるという、典型的な女子大生の描き方をしている。そして、東京に居続けるための就職活動やその後の暮らし、その厳しい現実が彼女の漠然とした考え方(東京暮らし)に立ちはだかる。就活の不調、その後 何となく演劇をやりたいとオーディションを受けるといったシーンを入れ幸子の無計画や無目的といった生き方が…。この幸子とそれ以外の周りの人々の遣り取りが、公演の肝だろう。

大学時代に付き合いだした男から求婚されるが、彼が大阪転勤になると 東京を離れたくないことを理由に結婚話を渋る。彼に仕事を辞めてほしいなどエゴを押し付ける。翻って東京の街の魅力は何か。田舎の夜は寂しく怖い、と言い 東京は外に出れば誰かがいる。しかし、比喩としての東京砂漠ー見知らぬ人同士にとっては昼間でも寂しく怖く、そして残酷だ。東京という<街>は、地方出身者の受け皿で在住資格など要らない。公演は、幸子の心象と <東京の街>という表現し難い不思議な魅力を描き出そうとしているような。そこにもう一人の 存在しない主人公が横たわる。

幸子(3人)は白ポロシャツにデニムスカート、幸子以外の周りの人々は黒のポロシャツで統一し、敢えて性格や特徴を表現しない。没個性にすることで逆に幸子の心象を鮮明にする。幸子の辛苦や葛藤、その叫びに呼応するように学校の卒業式で見られる 呼びかけ、いや問い掛けをする幸子の周りの人々。幸子が立ち、周りの人々が舞台と客席の間に体育座りをして群唱する。買い物にしても情報収集にしてもインターネットを利用すれば都邑の差はそれほどないと。

ラストは、東京在住資格に拘らない、住居同様 更新せず新しい場所へ。どんな時でも「立ち止まらない」といった前向きな姿勢を見せる。公演は橙色照明の濃淡、その諧調によって情景や情況を印象的に観(魅)せる。また音楽にしてもカラオケシーンやギターの生演奏など、曲が青春っぽくて清々しい。
次回公演も楽しみにしております。
OH MY GOD 2024

OH MY GOD 2024

パン・プランニング

博品館劇場(東京都)

2024/02/16 (金) ~ 2024/02/18 (日)公演終了

実演鑑賞

満足度★★★

1h版観ました。ダンスと歌を省いて、コントに特化した上演時間1時間弱のヴァージョン(歌のコントはありましたが)。これはこれでサクッと楽しめました。

君がいなくなって

君がいなくなって

ナハトオイリア

ウイングフィールド(大阪府)

2024/02/17 (土) ~ 2024/02/18 (日)公演終了

満足度★★★★

とても好きなテイストで、引き込まれた❗内容は単純だけど、それぞれ問題を抱えた三人が、夢に向かって走って行くストーリー
人生もそうだが、色々な紆余曲折があって今がある
親からの呪縛、支配、家族中の問題等々を乗り越え(乗り越えられないこともあるけど…)自分の人生を構築していく 
本作品は二人のサクセスストーリーでは有るが、女性目線からのストーリーも観てみたい❗

「たまねぎ」

「たまねぎ」

川口プロヂュース

天狼院カフェSHIBUYA(東京都)

2024/02/16 (金) ~ 2024/02/18 (日)公演終了

実演鑑賞

満足度★★★

渋谷駅すぐのお洒落な複合施設「MIYASHITA PARK」、3階にあるBOOK&CAFE「天狼院カフェSHIBUYA」。店内に平台を設置してステージとし、2方向に椅子を並べた。外はガラス張りの為、行き交う沢山の通行人が眺めていく。隣の店からガンガンとHIPHOPが流れる凄い環境。
世界でシリーズ累計500万部突破の小説『コーヒーが冷めないうちに』。ハリウッド映画化も決まり絶好調の作者、川口俊和氏主催の公演。

東京AZARASHI団のエース格だった目方聖子さんを観に行った。40分程の短篇コメディ。
四人姉妹(永吉翼さん、山口紗貴さん、堀さや花さん、目方聖子さん)と謎の男(林剛央〈たけひさ〉氏)が一緒に暮らす部屋。次女の別れた旦那(阿部晃介氏)がとある報告を告げにやって来る。

主演の堀さや花さんはこあみっぽい美人。
永吉翼さんは岸本加世子系の美人。
山口紗貴さんも目方聖子さんもガチビンタと涙でハッとさせた。
林剛央氏は坂上忍っぽかった。
堀さや花さんの後輩OL、吉田伊織さんは大森美優っぽい。
三枝翠さんの霊能者が物語のキー。
山下りかさんは何か見覚えがあったが思い出せない。

作家のファンなのか、涙ぐむ観客達も。
こういう形で演劇との接点が始まる人もいるだろう。
とにかく一度現場で観てみないことには何も始まらない。

作家が好印象。一度、『コーヒーが冷めないうちに』を読むなり観るなりしようかな、と思う。

是非観に行って頂きたい。

ネタバレBOX

藤子・F・不二雄調の人情喜劇。四姉妹同乗中の交通事故で三女、堀さや花さん以外は皆亡くなっていた。茫然自失の生き残った堀さや花さんの前に幽霊として3人が現れる。ついでに部屋の地縛霊としてかつてそこで自殺した林剛央氏も。楽しくわいわいやっていたのだが、いつまでも死者に拘っていても現実の幸福は掴めない。死者達は消えて、生きて在る者に全てを託す。

離婚で会えなくなった五女の存在理由など無駄が多い。霊能者がずっと居なくなるのもおかしい。やはり物語としては堀さや花さんに軽い障害が残って、恋人の献身が辛くなる。本当に好きなだけに自分を見捨ててくれ、という自己犠牲の精神を、幽霊三姉妹が正すという流れが理想的。四女なんかはその恋人に軽い恋心を憶えていた的な。
サド侯爵夫人

サド侯爵夫人

サラダボール

こまばアゴラ劇場(東京都)

2024/02/10 (土) ~ 2024/02/18 (日)公演終了

実演鑑賞

満足度★★★★

青年団系の劇団、と言っても幅広で多様だが、サラダボールは西村和宏氏による演出が目玉で青年団所属の頃からバリバリやってたらしい来歴を以前サイトで見て興味があった。演出家が軸のユニットはアートとしての演劇の探究の徒、同じ出自の地点は突出してるが、このユニットも拠点が関西にあり、観たのは前作「三人姉妹」(3人の女優のみで演じる)が初。これが中々力作であったのと「サド」は未見だったので何とか時間を割いて足を運んだ(二幕のみの上演はそう言えばSCOTのを観ていたが)。
何とか時間を、、と言うのは本来休息中の所体を起こしての観劇、案の定前半の大部分寝落ちした。
だご三島戯曲の緻密さ、また役者の丁寧な台詞(そこは厳に守っていた感)で物語世界はそこはかと汲み取れた。
些か配役の難で関係性の把握に苦労。鈴木氏の演技の存在感が主役的、侯爵夫人役が脇役的。作者のイメージは少し違うのだろうな。原作を読みたくなった。
登場しないサド侯爵を取り巻く女性たちの反目と紐帯を通して、不在のサドの底知れなさ、仄かに匂う人間味が、想像の中に立ち上がるが、大いなる存在に対し、夫人が最後に取った態度をもって劇的瞬間として幕を閉じせしめるのがやはり三島由紀夫のテキスト。流石やなー、と思う。スベらんなー、みたいな。

たてほこ

たてほこ

たすいち

シアター711(東京都)

2024/02/09 (金) ~ 2024/02/18 (日)公演終了

実演鑑賞

満足度★★★★

鑑賞日2024/02/14 (水) 14:00

【剣チーム】
日頃からダブルキャストや2バージョンの場合、先に初日を迎える方が基本形でもう一方は応用編的と思っているが、弓チーム・剣チームに関しては逆?な印象。というか当て書きの初演に近付けた弓、それをスタンダードにした剣チーム、みたいな。
また、前日の兜チームで気付いた「あのキーワード」はこちらの何編かにも言えるのではないか?とも思う。

このページのQRコードです。

拡大