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シみる~昭和歌謡短編集 其の四~

シみる~昭和歌謡短編集 其の四~

はぶ談戯

小劇場B1(東京都)

2024/10/23 (水) ~ 2024/10/27 (日)公演終了

実演鑑賞

満足度★★★★

いつもどおり歌って踊ってレトロな感じで今回は3つのお話しが繋がっていきます。味があって良いですね。

Nel nome del PADRE パードレ

Nel nome del PADRE パードレ

サカバンバスピス

APOCシアター(東京都)

2024/10/17 (木) ~ 2024/10/27 (日)公演終了

実演鑑賞

満足度★★★★

あの小さ箱なのに、まるで大劇場にいるような演技力。
迫力が凄くて謎が多いストーリーなのに引き込まれました。ヒントを聞き漏らさないようにかなり集中して観劇したがやはりわからないことが多く、帰ってからブログを見て、あぁそういうことだったのかと納得。

紙ノ旗

紙ノ旗

劇団文化座

文化座アトリエ(東京都)

2024/10/19 (土) ~ 2024/10/26 (土)公演終了

実演鑑賞

満足度★★★★

鑑賞日2024/10/23 (水) 14:00

座席1階

久しぶりのアトリエ公演。今作は地方議会で子育て中の若い女性議員が書いたブログの記事をめぐる議員たちの群像劇。結論から言うととても面白かった。国会にも通じる、地方議員たちのメンツのぶつかり合いなどが現実に近い形で描かれている。劇作家の内藤裕子が実によく取材し、練り上げた物語だ。

この女性議員は、子育て期間中に議会を欠席することを容易に認めようとしない保守系会派の長老議員たちを揶揄して「おっさん」と表記し、議員たちの怒りを買う。謝罪と記事の訂正をすれば矛を収めてやるという議員らに、女性議員は「訂正するつもりはない」と突っぱね、代表者会議は紛糾する。
古株の女性議員が上から目線で懐柔しようとするところなど、結構リアリティーがある。これは性別の問題ではなく、世代の問題だ。だから「子育てには代わりが利くが、議員の代わりはいない」という発言を受け入れられない。だが、世の中は既にその方向に流れている。昭和のオジサンたちが置いてけぼりになっているのが痛々しい。いつまでも自分たちの常識で物事を判断してはいけないのだ、つらいことではあるが。
ただ、この女性議員と仲の良いフリーライターが代表者会議を傍聴し、不規則発言をして退場させられるというエピソードは疑問だった。この記者は完全に女性と一体化していてメディアとしては一方的なスタンスだし、そもそもアジテーターのような振る舞いをするなんてあり得ない。同じように記者を登場させるにしても、もう少しスマートにオジサンたちを追い詰めるようなキャラクターにしてほしかった。
また、この女性記者もブログで挑発するような表現、つなり「オッサン」などと揶揄するのはどうなのか。もちろん、言論の自由があるから書くのは自由なのだが、言われた方が激怒して引かなくなるのは目に見えている。

とまあ、突っ込み所はあるのだが、地方議会の実態を舞台で知ってもらういい機会。こうしたテーマが舞台で上演されるのはあまりないし、エンタテイメントとしてもおもしろい。

さようなら、シュルツ先生

さようなら、シュルツ先生

MODE

座・高円寺1(東京都)

2024/10/18 (金) ~ 2024/10/27 (日)公演終了

実演鑑賞

満足度★★★★

久しぶり!!松本修である。地方から戻ってきたと聞くが、全く昔日の輝きを失っていない。
カフカの連作は確かに代表作だろうが、柳美里の本でやった「魚の祭」とか「プラトーノフ」とか記憶に残っている。スタイリッシュに耽美的にまとめられた舞台、個の俳優と全体の舞台が巧みに演出されている。カフカ連作では、KERAに先行して独自の世界を作り上げた。対談してお互いのリスペクトもあって切磋琢磨いい舞台を見せてくれた。ちょっと助平ったらしいところも両者似ていて好敵手だった。
その松本修の帰郷第一作はカフカ系のポーランド作家の作品コラージュで、手法はカフカのときと同じである。まず小手調べというところかもしれないが、かつてのMODEの俳優も参加しているがほとんどが新しい顔ぶれのMODEである。
さすが!と思うのはこのあまり知らないModeの俳優たちが、動きの細かい松本演出をこなしていて、ほとんど破綻がなかったことが第一。これだけ形で見せるシーンが多いと、技術も重要で、うまい若い俳優たちが多かった。音楽の使い方もうまいものだが、(かつてはレコード音楽編集だった)今回は音源が苦しい。
肝心の作品。ブルーのシュルツの作品からのコラージュだが、この作者ほとんど知らなかった。カフカの後継の作者のようだが、その世界はかなり甘い。大筋は現代社会でははみ出して生きた男とその家族をめぐる一種の現世逃走譚で、舞台を見ていれば、懐かしい風景と見とれてしまうが、内容的にはかなり物足りない。せっかくカフカなどという世紀の大物も食ってきた松本修なら、せめて、カズオイシグロくらいは食ってほしいところだ。


ネタバレBOX

最後のエピソードがサナトリウムがらみになあっているのはKERAの「カフカ第四の長編」への問答歌かもしれない。
RTA・インマイ・ラヴァー

RTA・インマイ・ラヴァー

東京にこにこちゃん

駅前劇場(東京都)

2024/10/02 (水) ~ 2024/10/06 (日)公演終了

実演鑑賞

満足度★★★★

鑑賞日2024/10/06 (日) 13:00

二十代で亡くなった主人公の小学校以降の人生を50分ほどで見せた後に「バグを使って部分部分をスキップして30分に収めれば死を覆してそこから先に進むことができる」というゲーム丸出し(笑)の課題に挑戦する主人公たちを描く。
「演劇とコンピューターゲームの融合」を得意とする(私見)ここだが、また新たな独自の発想をしたことに舌を巻く。まったく演劇を何だと思っているんだ!(笑)

こもれびラジオ

こもれびラジオ

劇団BLUESTAXI

テアトルBONBON(東京都)

2024/10/22 (火) ~ 2024/10/27 (日)公演終了

実演鑑賞

満足度★★★★★

面白かったです。
ストーリーも良いし、役者さん達は個性あふれる登場人物達を好演していました。
共感できる言葉、台詞が沢山あり、気付くと「うん、うん」と頷いていました。
観劇中も観劇後も温かな気持ちになり、ラジオっていいな、仲間っていいなと、改めて思いました。
素敵な舞台でした!

「籠女の禽」

「籠女の禽」

こらーめす

シアターシャイン(東京都)

2024/07/18 (木) ~ 2024/07/21 (日)公演終了

実演鑑賞

満足度★★★★

自分の人生で、”おっぱい”って言葉を一番聞いた時間だった。何回聞いたか数えきれない。
前半は、おバカな青春喜劇なんですが。
急転直下の後半は人間の暗部に飲み込まれます。
この落差が……どちらの見せ方も巧みなだけに、落差が本当に強烈だった。

あちこち痛いんだよ

あちこち痛いんだよ

キドキカク

OFF OFFシアター(東京都)

2024/10/17 (木) ~ 2024/10/20 (日)公演終了

実演鑑賞

満足度★★★★

旗揚げ公演らしく。とても熱のある芝居だった。
オフオフでやるには出演者数も多く、舞台美術も色々と凝っていて、もう一回り大きい舞台でやったほうが手狭に感じなかったかも。
物語的にも、色んな演劇的な演出にしても、思いついたことやれることを全部やってみる、みたいなところは良いと思った。
必ずしも主人公に共感出来たわけではないのだけど、物語のクライマックスのヒロインのタイトルを含んだセリフは響くものがありました。
そこで幕が下りないところも、悪くなかったなって。
役者陣は、みんな素晴らしかったです。

ビッグ虚無

ビッグ虚無

コンプソンズ

駅前劇場(東京都)

2024/10/16 (水) ~ 2024/10/20 (日)公演終了

実演鑑賞

満足度★★★

サブカルネタ、ネットミーム的な時事ネタ。
これらを剥ぎ取ったとき何が残っていたか?
虚無が描けていたとも思えませんでした。
刹那的にそれなりに起伏はある。
それなりに破天荒な展開や役者の力を楽しむことは出来たのですが、驚きや気づきは無かったかな。
総合的には水準以上だとは思います。
楽しめたのですが、期待のハードルを上げすぎたのかもしれません。

さようなら、シュルツ先生

さようなら、シュルツ先生

MODE

座・高円寺1(東京都)

2024/10/18 (金) ~ 2024/10/27 (日)公演終了

実演鑑賞

満足度★★★★★

完璧です!度肝抜かれました。私的にはどストライクの舞台です。かなり人を選ぶ舞台ですが舞台を見慣れている人ならこの舞台の凄さがわかるはず。シュールでエロティックでフェティッシュな舞台ですが、何もかも完璧でした。俳優さんの力量が高く、しかも俳優さんのレベルがみな同じぐらいだからこそできた舞台だと思います。正直、1人でもイマイチな俳優さんがいると舞台が台無しになってしまいますので… すべての舞台愛好家に見てもらいたい舞台です。ほんと最高でした。不条理舞台で2時間ずっと堪能できる舞台はそう多くありません。唯一無二の最高の劇団による最高の舞台です。

獄・カーニバル

獄・カーニバル

早稲田大学演劇研究会

早稲田大学大隈講堂裏劇研アトリエ(東京都)

2024/10/17 (木) ~ 2024/10/21 (月)公演終了

実演鑑賞

満足度★★★★★

鑑賞日2024/10/21 (月) 18:00

100分。休憩なし。

おまえの血は汚れているか

おまえの血は汚れているか

鵺的(ぬえてき)

ザ・スズナリ(東京都)

2024/10/18 (金) ~ 2024/10/27 (日)公演終了

実演鑑賞

満足度★★★★★

鑑賞日2024/10/18 (金)

そうそう、そうそう、何度も頷き、「えっ」「でも」「…」と思いながら、涙が出てる。また観劇後も色々と考える、そんな作品。
あの舞台美術も照明もとても良くって物語が語られる場にもってこいなのね。

夢劇アンソロジー『イースト・すみだ・ストーリー6~校外学習とコラボレーション!~』

夢劇アンソロジー『イースト・すみだ・ストーリー6~校外学習とコラボレーション!~』

劇団扉座

すみだパークギャラリーささや(東京都)

2024/10/17 (木) ~ 2024/10/20 (日)公演終了

実演鑑賞

満足度★★★★

鑑賞日2024/10/19 (土)

川組 観劇
空組とはメンバーが違っていて、これもまた良かった。
リピート割もあってよかった。
演者が違うと雰囲気も違うのがここ良さでもありますよね。
一体何名所属しているんだろう。大所帯ですね。

夢劇アンソロジー『イースト・すみだ・ストーリー6~校外学習とコラボレーション!~』

夢劇アンソロジー『イースト・すみだ・ストーリー6~校外学習とコラボレーション!~』

劇団扉座

すみだパークギャラリーささや(東京都)

2024/10/17 (木) ~ 2024/10/20 (日)公演終了

実演鑑賞

満足度★★★★

鑑賞日2024/10/17 (木)

空組 観劇
いやぁ懐かしいこのアンサンブル
そんな基本からやっているんだなぁって。
しかし出演している皆さんが楽しそうに演じているのが印象的。
なので観ていて飽きないし、いくつかの作品を分けたりして、それでもつながっていくのが良かったです。

現代韓国演劇2作品上演「最後の面会」「少年Bが住む家」

現代韓国演劇2作品上演「最後の面会」「少年Bが住む家」

名取事務所

小劇場B1(東京都)

2024/10/04 (金) ~ 2024/10/20 (日)公演終了

実演鑑賞

満足度★★★★

鑑賞日2024/10/19 (土) 14:00

「少年Bが住む家」を観劇。少年殺人事件を起こした加害者家族の苦悩と少年の闇。家族がいくら悩んでも問題は解決しない。少年本人が苦しみ悩み、そこから光が見えてくる。姉が済州島へ行くよう進めることにすべてがある。暗転が多く時間が長く感じたが余韻を残すためか。

ジャガーの眼

ジャガーの眼

新宿梁山泊

赤坂サカス広場 特設紫テント(東京都)

2024/10/14 (月) ~ 2024/10/23 (水)公演終了

実演鑑賞

満足度★★★★★

鑑賞日2024/10/18 (金) 18:30

若衆公演を観劇。迫力ある中堅役者達の演劇でした。前説で金守珍氏が故寺山修司を追悼し唐十郎が書いた作品でサンダル等のエピソードを話され理解がより深まった。ジャガーの眼は寺山修司が形を変え生き続けるメッセージか?

ネタバレBOX

ラストはテント外の様子が借景となり感動を呼ぶ最後でしたが、今回はAKASAKAの文字が浮かび、まん中にRの文字があり映画をみているようなしゃれたエンディングでした。
フルーツバスケット The Final

フルーツバスケット The Final

舞台「フルーツバスケット」製作委員会2024

ヒューリックホール東京(東京都)

2024/10/18 (金) ~ 2024/10/27 (日)公演終了

実演鑑賞

満足度★★

推しが出ていたので観劇しました。
シリーズの「Final」ということで、正直、それまでの流れを予習しないと何だかわかりません。

ジャガーの眼

ジャガーの眼

新宿梁山泊

赤坂サカス広場 特設紫テント(東京都)

2024/10/14 (月) ~ 2024/10/23 (水)公演終了

実演鑑賞

満足度★★★★★

鑑賞日2024/10/21 (月) 18:30

金守珍によると、赤坂でテント演劇をやるのはTBSの協力があったためという。最終シーンの借景はローマ字の赤坂に梁山泊の?Rの電飾で、花園神社の暗い空間とはまったく違う風景を目撃でき。

寺山修司のレクイエムとして唐十郎が書いたというこの戯曲を唐十郎追悼として新宿梁山泊がやるのは、歴史がつながっていると感じられてとてもいい。最初の数日は若手中心の構成、そしてその後に主要メンバーによる上演。ここでも、寺山や唐の系譜を引き継ごうという意気込みを感じた。

真っ赤なりんごがキーアイテムになっているなど、寺山のオマージュがそこかしこに。そうした小道具もさることながら、やはり楽しいのはメンバーたちの迫力ある演技だ。特に、大鶴義丹は背負うものが違うためか、とても鋭い切れ味。水島カンナも今回、重要な役回りをきっちり務め、歌唱もよかった。

でも、借景は花園神社に軍配かな。

ドクターズジレンマ

ドクターズジレンマ

せんがわ劇場

調布市せんがわ劇場(東京都)

2024/10/18 (金) ~ 2024/10/27 (日)公演終了

実演鑑賞

満足度★★★

ジレンマとはどちらも選択肢を選べない板挟みの状態のこと。今作では結核の名医(佐藤誓氏)が邪悪な天才芸術家の夫(石川湖太朗氏)を救うよう美しい妻(大井川皐月さん)に懇願される状況。この心美しい女性の頼みを聞いてやりたいが、夫はクズ中のクズ、死なせた方が良い。でも奴の描く絵は天才的、彼の絵に夢中になってしまう自分がいる。

客席三面でステージを囲む。役者は最強の布陣。これだけの本物をよくキャスティングできたな、と政治的手腕に感心。ここまで名優集めに集めたら凝視する以外に手はない。凄いレヴェルでの対決。
石川湖太朗氏はやるじゃねえか。「芸術に現実生活以上の価値はあるのか?」「いやあるんだよ、そうでなければ人間の存在に意味などない!」
昔、今村昌平の助監に付いていた人が言っていた。「あの人は映画製作以上に価値があるものはこの世にないと本気で信じている。良い映画を作る為にお前等が犠牲になるのは当然なことだと。」常軌を逸したエピソードの羅列にゾッとした。キチガイじゃん。でもそれに興奮する自分もいた。
今作がファム・ファタール、大井川皐月さんの代表作になるだろう。(表情が時折、菅野美穂に見えた)。

個人的MVPは山口雅義氏。場内を爆笑の渦に叩き込む。
是非観に行って頂きたい。普通じゃこのランクの役者は揃わない。

ネタバレBOX

1796年、エドワード・ジェンナーが牛痘(牛の天然痘)から膿を精製して作った種痘を人が接種すると天然痘に罹らないことを発見。これが世界初のワクチンとなった。少量の毒を自ら体内に保持することで強き毒から身を守るという新しい発想。

1906年の今作発表の段階では結核はまだ完全に治療が可能な病気ではなかった。(1943年ストレプトマイシンの発見まで待たなくてはならない)。主人公が画期的な治療法を発明したとするフィクションである。

佐藤誓氏=ワクチンを免疫力が上がるサイクルに投与すると回復に至り、下がるサイクルに投与すると死に至ることを研究。各個人の免疫のサイクルを知らないとそれは毒にも薬にも成りうる。
髙山春夫氏=もう引退した身であるが、誰の医学的発見も既に過去に誰かが見付けたものの模倣に過ぎないと冷ややか。
清水明彦氏=貪食(どんしょく)細胞こそが病原体を食い尽くしてくれる医療の根本だと信じている。全ての医療は貪食細胞の援護であると。
山口雅義氏=この世の全ての病気は敗血症であると固く信じている。病原菌が溜まった核嚢(かくのう)?を手術で切除すれば皆が健康になると。
※口蓋垂(のどちんこ)を除去する手術(全く何の意味もない)で大金を儲けた当時の医師に対する皮肉らしい。
内田龍磨氏=ユダヤ人医師というだけで意味ありげ。欧州のユダヤ人という十字架は日本人には想像もつかないものなのだろう。
佐藤滋氏=『名もなく貧しく美しく』を地で行くプロレタリアート医師。
石川湖太朗氏=三四郎の相田をナルシシスティックに酔わせて大倉忠義ライクにした感じ。往年の石田純一風味の着こなしが判り易い。第二幕の爆発は彼によるもの。人間のクズがその生き様に揺るぎがない為に、逆に周りの連中の理性が揺らいでいく。メタ・ギャグを観客に言うシーンは沸いた。(元々戯曲にある台詞らしい)。

バーナード・ショーの今作に込めた皮肉は医療業界に対しての非難だそうだ。医師達の虚栄心と高額な報酬を払える患者だけを求める傲慢な私利私欲。医師としての崇高な社会的使命、啓蒙思想を見失ってしまった現実。
穏やかな社会主義を標榜するフェビアン協会にて政治活動、大学設立を為した彼はこの社会の最大の問題は構造的な貧富の格差にあると主張した。

最後まで何の話だか分からない。戯曲の意図も伝わり辛く、演出の意図もどうもハッキリしない。そこが狙いなのかも知れないが、「芸術も等しく糞だ!」で良かったんじゃないか。

※呼び鈴が鳴って来客が入って来る通路が毎回違うというギャグは面白かった。第二幕のアトリエの舞台美術は美しかった。
セツアンの善人

セツアンの善人

世田谷パブリックシアター

世田谷パブリックシアター(東京都)

2024/10/16 (水) ~ 2024/11/04 (月)公演終了

実演鑑賞

満足度★★★

この演劇は主役で決まると言っても過言ではないと思います。
主役は一人二役で終始舞台に立ち、歌う。
その主役、葵わかなさんの演技が素晴らしいので、この舞台は
素晴らしものとなっています。

世田谷パブリックセンターは奥行きがあり、演出家冥利につきる劇場だと思います。
前回、倉持裕さん演出の「お勢断行」を観てしまったら、今回の演出はもう少しな
印象です。

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