今日は楽しい誘拐事件
演劇ユニット【オクチナオシ】
ステージカフェ下北沢亭(東京都)
2024/03/02 (土) ~ 2024/03/03 (日)公演終了
実演鑑賞
満足度★★★
一幕コント劇という感じだったでしょうか
開場時からジャージの人質さんが
ガムテープで口を塞がれて
パイプ椅子に縛り座らされておりまして・・・
そのまま開演時間までいて
開演して身代金請求の電話が
天の声で流れてのスタートとなる
約70分の作品
リアルさは流しての
不条理ギャグ作品
なんとも今風な感じで
動画配信を日頃されてる
というのが納得したかしら
タンホイザー
東京二期会
東京文化会館 大ホール(東京都)
2024/02/28 (水) ~ 2024/03/03 (日)公演終了
実演鑑賞
満足度★★★★
3月2日(土)公演を鑑賞。
歌は、正直どうかな?と微妙なところもあったが、何と言ってもキース・ウォーナーの演出がとても優れていた。とくにエンディングには驚かされた。あれはスタントマン?まさか歌手本人?
FINAL FANTASY BRAVE EXVIUS 幻影戦争 THE STAGE
エイベックス・ライヴ・クリエイティヴ/ILCA
ヒューリックホール東京(東京都)
2024/02/23 (金) ~ 2024/03/03 (日)公演終了
実演鑑賞
満足度★★★★
サムさん演じる老練の騎士オーがかっこよくて、客席の通路も使われるので間近で見られて、もうそれだけで満足してしまうところでした。プロジェクションマッピングも多用され「ビジョン── すなわち具現化された想いを使役し」の件もしっかり映像として具現化され、レーザーを使って会場内に光を行き渡らせる演出も良かったです。アクションシーンも迫力がありました。しかし・・・(ネタバレで)
いろいろ謎に包まれたままなので、第2弾もあるのでしょうか。その時には王は息子たちにちゃんと訳を話して誤解(多分)を解いて欲しいものです。見ていると「そこちゃんと説明してやってよ。そしたらそんな仲たがいしなくて済むんだよー」と言ってやりたかったです。
ひとえに
シニフィエ
こまばアゴラ劇場(東京都)
2024/01/13 (土) ~ 2024/01/21 (日)公演終了
実演鑑賞
満足度★★★★
観ているはずがコメントしていなかった。小野晃太郎の作品、と言えば前に春風舎でやった、言葉の流れが良く好印象の、あれだろうと思うが確かその時は「シニフィエ」とは名乗ってなかったと思う。
新田祐梨はあの小柄な青年団女優だな。うむ、間違いなく観ている。
物語の筋らしきものはあるが、あらすじは忘れてしまった。
静かに言葉を聞かせる舞台であった。作者は言葉に敏感な人だな、と思う。そして言葉に敏感である事は、人が他者に対して取る「態度」にも敏感で、現代の暴力は往々にしてそうした態度が運んで来る。・・そんな問題意識が舞台上に流れていると、その問題に自覚的に取り組む「活動」が芝居に登場する。「暴力(的なあり方)」から身を守り、あるいはそれを意識化する事で生を立て直す、その手助けをする活動であり、そこには中心となる女性がいる。
「問題化」=意識化された「それ」は、次第に肥大して排除・対決の対象となり、己の心身が「闘争」へと動員される、そういう人物の変化も描かれる。ある人を助けたい思いが、思考によって問題を普遍化し、運動となると、助けたい思いを発露させた相手と育んだ友人関係が変質し、正しさへの承認を欲してそれが得られないと耐えられなくなる。
幾つかのエピソード(人的に幾分繋がってもいる)が交互に描かれる構成だが、惜しいのは、同じ「濃さ」で場面が連ねられて行く。二時間超えの台詞劇が、つらくなる。
こういうのは恐らくテクニックの部類で、何らかの息抜きを観客に許す場面をどう挿入できるか、一コマそれがあれば随分と良いと思った。もっともそういう「場面」に人物を遭遇させるという事になると、意外な趣味だとか、それを巡って他者がどう関わるか等を加筆せざるを得なくなるかもだが。
稽古初日と哲学対話
O企画
アレイホール(東京都)
2024/03/01 (金) ~ 2024/03/04 (月)公演終了
エアスイミング
カリンカ
小劇場 楽園(東京都)
2024/02/28 (水) ~ 2024/03/03 (日)公演終了
実演鑑賞
満足度★★★★★
千秋楽、観劇して来ました。初日に観劇して、本日二回目でしたので、ストーリーはわかっていたのですが、何故だろう?前回よりさらに引き込まれました。
『生きる』って、こんなに尊いことなんだとあらためて思い知らされました。
橘 花梨さん、小口ふみかさん、素敵でした。
ごんべい(大阪公演)
ゲキバカ
ABCホール (大阪府)
2024/03/02 (土) ~ 2024/03/03 (日)公演終了
実演鑑賞
満足度★★★★
鑑賞日2024/03/02 (土) 19:00
夏には雪を冬には桜をと大見得を切る「ゲキバカ」芝居楽しく観る。兄妹(龍・まとい)の雰囲気が良い。妹を思いやる兄(伊藤今人)の心情、妹(平井杏奈)の天真爛漫でありながらやけどの傷を気になる乙女心が印象に残った。戯作者鶴屋南北の虚実をからめ歌あり踊りあり笑いあり殺陣ありの2時間25分があっというまでした。
RUN FOR YOUR WIFE
劇団The Timeless Letter
扇町ミュージアムキューブ・CUBE01(大阪府)
2024/03/02 (土) ~ 2024/03/03 (日)公演終了
満足度★★★★★
今まではシリアスなイメージだったが、今回は一転して、笑いを誘う展開
隣や後ろの女性が腹から笑っていたのが印象的で、私もかなり笑わせて頂いた‼️
次回も期待しています
またね。の毒性と永い夜
ゴツプロ!演劇部
OFF OFFシアター(東京都)
2024/03/01 (金) ~ 2024/03/03 (日)公演終了
実演鑑賞
満足度★★★★★
とても面白かったです。
役者さん4人の熱演に、どんどん惹き込まれ、目が釘付けでした。
自分が学生だった頃、あんな子もいたなぁと、同級生や仲の良かった子の顔を思い出しました。
すごくリアル感があり、共感する台詞も多々ありました。
ラスト近くは、切ないし可哀想だし、泣けてきました。
何とも言えない余韻の残る素晴らしい舞台でした。大満足でした!
ひなた、日本語をうたう vol.1
ひなた旅行舎
こまばアゴラ劇場(東京都)
2024/02/28 (水) ~ 2024/03/03 (日)公演終了
実演鑑賞
満足度★★★★
鑑賞日2024/03/03 (日) 14:00
日本語に焦点を当てた、ということを気にせず鑑賞した。ほんわかした。(5分押し)107分(+アンコール7分,後説5分)。
音楽性を気にする劇団員、役者の日高,作・演出の永山,役者の多田、の3人がベース奏者の坂元陽太を迎えての、演劇のリーディングと歌。演劇は尾形亀之助の『話』,チェルフィッチュの岡田が現代語に翻訳した狂言『木六駄』,川上弘美『花野』を永山が構成したものの3作品。『花野』はKAKUTAの『神様の夜』でも聞いたことがあったのを思い出す。その他、小坂忠「ありがとう」,中島みゆき「ミルク32」,「家路」のほか、三好達治の詩に曲を付けた「ひなうた」と完全オリジナルの「たどるたび」、とバラエディ豊かな歌を見せる。役者の歌う歌なので、表情がしっかりあるのがいい。多田の歌の巧さは見事だが、リコーダーはもっと頬を膨らませればいいのに、とか余計な事を思う。とにかくほんわかと過ごすことができた2時間弱だった。
FOUR.
松本プロデュース
シアターKASSAI【閉館】(東京都)
2024/02/29 (木) ~ 2024/03/03 (日)公演終了
汎愛奇譚集
木村美月の企画
下北沢 スターダスト(東京都)
2024/03/01 (金) ~ 2024/03/17 (日)公演終了
実演鑑賞
満足度★★★★★
鑑賞日2024/03/03 (日) 14:00
ある不器用な家族の冒険と東京猫を観劇!
不思議な物語で、引き込まれます。
どぶろくも頂きました。
通る道
劇団芝居屋
中野スタジオあくとれ(東京都)
2024/03/01 (金) ~ 2024/03/03 (日)公演終了
実演鑑賞
満足度★★★★
自分好みの舞台。
旗揚げ公演をした<中野スタジオあくとれ>…比較的小さい空間だが、三十三回忌法要に集まった人々の心情を描き出すにはピッタリ。登場人物は5人、そこに三十三回忌法要らしさが出ており、人の死と過疎化という世の移り変わり、その寂しさ侘しさが感じられる。
説明では北国とあったが、舞台は冬の北海道、寒風が吹いており 極寒の様子がしっかり伝わる。それを体現する演技が実にリアル。
死という必然と少子高齢化という抗えない現代日本の課題・問題もちらつかせ、それを抒情豊かに描く。
法要という典型的な儀式、事件も大きな出来事も起きないが、そこに集まった人々の近況も含め人生が語られる。そこに この劇団の「覗かれる人生芝居」の面白さを観ることができる。
(上演時間1時間35分 途中休憩なし)
メビウス【ダイスキプロデュース】
ダイスキ合同会社
難波サザンシアター(大阪府)
2024/03/01 (金) ~ 2024/03/03 (日)公演終了
実演鑑賞
満足度★★★★★
鑑賞日2024/03/02 (土) 16:00
感動して、最後は涙が溢れ止まりませんでした✨私の中に大切な言葉が2つ残りました🍀又観たいと思います✨💞🍀
ネバーエンディング・コミックス
東京にこにこちゃん
駅前劇場(東京都)
2024/02/28 (水) ~ 2024/03/03 (日)公演終了
実演鑑賞
満足度★★★★
主演の辻凪子さんを初めて知ったが、一発でファンになった。表情によっては藤谷美和子さんに見える超絶美人、それでいてこの狂った世界で小学生からの十数年の物語を見事に紡いでみせた。尾田清笑(せえ)という役名だが、セイだと思っていた。
中央には開いた本の白紙のページ。上手と下手に昇降式の白い緞帳(ブレヒト幕?)があり、テンポよくカットを割る。激しい場面転換、切り替えの為のアイディア。このスピード感が人気の秘密。笑いのセンスはずば抜けている。キャラの造形が異常。まともな人間が一人も出て来ない。凄く優しいキチガイのジュブナイル。観客は大熱狂、やたら凄いことになっている。ブレイク前のバンドみたいな盛り上がり。
亡くなった母親の影響で漫画大好きな小学生、辻凪子さんが転校してくる。その学校では誰も漫画の存在を知らず、アニメの話だけ。彼女が漫画を貸してやると、皆夢中になって読み耽る。彼女と亡き母親の一番好きな漫画、『ネバーエンディング・エスポワール』(終わりなき希望)にハマって、今後の展開を考察していく皆。担任の先生(高畑遊〈あそぶ〉さん)も『ネバエン』に夢中。だが狂気を秘めた教師、尾形悟氏はそれを許さなかった。
佐藤一馬氏がされる指錠に一番笑った。上下後ろ手に手を組まされ、親指だけを毎回指錠される。凄く好きなセンス。
中身空っぽイケメン、海上学彦(うなかみまなひこ)氏は徳井義実顔。
落語家の息子、てっぺい右利き氏は落語のサゲを極めることに。
四柳智惟(ともただ)氏は四つ子の四兄弟を一人で演じ切る。
立川がじら氏と土本燈子さん父娘の秘密。
映画ならトッド・ソロンズ系になるんだろうな。必死でバカをやって、カメラが引いて俯瞰になるとどこか物悲しい感じ。いつだってフィリップ・シーモア・ホフマンはそこにいた。
笑いは味覚と同じで個々人、好みは違う。けれど、それだからこそ面白いんだと思う。自分の味覚こそ最高と信じられたから、二郎系はここまでポピュラーになった。まだ見ぬ地平を地図もなく歩き出したのだから、誰にも正解は解らない。
「思い出野郎Aチーム」の『笑い話の夜』、『楽しく暮らそう』が印象的に使われる。凄く良いバンドだ。選曲センス、キャスティング・センス、笑いのセンスは脳の同じ領域にあるのかも知れない。この作家の武器は間違いなく笑いのセンス。自分を信じて貫いて欲しい。笑いにやられたので次作も観に行く。
「こんな夜は消えてしまいたい」とよく思うけれど
今終わったら全部が無駄で何か残したくて生きる
正解でも間違いでもそれが分かるのはどうせ未来今は走るだけ
amazarashi『奇跡』
ご長寿ねばねばランド
劇団扉座
すみだパークシアター倉(東京都)
2024/02/29 (木) ~ 2024/03/10 (日)公演終了
実演鑑賞
満足度★★★★
鑑賞日2024/03/02 (土) 18:00
座席1階
劇団扉座がプロデュースしているシニア劇団、初の本格公演。かつて本家の扉座が初演した演目を、元演劇初心者も含むメンバーが取り組んだ。A,B両チームのうち、自分はAチームを拝見した。
結論から言うと、相当なレベルに達していると思われる。創設から5年、精進を重ねてきた成果が花開いている。ちょっと緩いところはないとは言わないが、せりふに詰まったと思われる場面はそれほどなく、ましてやせりふが飛んだというところもなさそうだ。それぞれ、ある程度の分量のせりふをしっかり身に着けていて、前口上で登壇した4人が語る「覚えては忘れ、忘れては覚える」という毎日だったのだと思う。
舞台はとある南のリゾートアイランド。若者が出て行ってしまい、残された高齢者が奮闘して「ねばホテル」を運営している。ホテルのオーナーは109歳、その妻84歳。客室係やシェフ、ホテルに宿泊するお客など全員が80代以上というものすごい設定だ。もちろん、実際に演じるキャストはもっと若いから見た目は若々しく、特に飛び入りで島の美人コンテストに出る女優さんは真っ赤なワンピースをまとって客席の度肝を抜いた。自分としては、パーティーに出席した時の和服がとても似合っていたと思う。
中身はお客とホテル従業員、地元の「青年団(全員80代)」が繰り広げるドタバタ劇。尿漏れに悩む元プレーボーイ風の男性、毎回注文を間違えるウエイトレスなど、高齢社会の小ネタが満載だ。しかし、高齢であっても夢を追いかけ、恋をして、前向きに生きるというこの舞台のテーマははっきりしている。だから、ドタバタ劇でもとてもさわやかだ。
上演時間は2時間ちょっとだが、何と途中に10分間の休憩がある。これはもちろんキャストたちの体力回復策であろう。劇団民芸などでは長尺の舞台をぶっとおしで頑張る名物女優さんがいるが、「働き方改革」の時代なのだから、お客さんのためでなくキャストのために休憩を挟むのはこれからはありなのかもしれないと思った。
エアスイミング
カリンカ
小劇場 楽園(東京都)
2024/02/28 (水) ~ 2024/03/03 (日)公演終了
実演鑑賞
満足度★★★★★
役を2時間演じきるという制約が
劇中では生きる為に彼女たちが選んだ手段であり、小さな劇場内で発せられるパッションが収容所から外の世界へ渇望する彼女たちの願いと綯交ぜになっていて圧巻でした。橘さんのパンチのある芝居と小口さんの大胆かつ繊細な芝居のバランスがとても良かったです。
ファンタスティックベイビーズ
guizillen
王子小劇場(東京都)
2024/02/21 (水) ~ 2024/02/26 (月)公演終了
実演鑑賞
満足度★★★★
鑑賞日2024/02/23 (金) 14:00
とかく生きづらい世の中をどうにか生き抜こうとする人々の群像劇……と言うよりは「エッセイ演劇」的な?
コロナ禍で活動を自粛していた4年間に鬱積されたものを登場人物に擬人化し社会問題/世相を戯画化した、みたいな。
なので笑いでコーティングされているものの観ていてけっこうツラい。それでも何とか観続けられるのは「何らかの救い」を期待させるものがあるからか? そうして迎えるラストの5文字・4文字・3文字……ヤラれたぁ。しかし前振りがあったとはいえあの3文字、ズルくね?(笑)
『シン・ワ』
早稲田大学演劇研究会
早稲田大学大隈講堂裏劇研アトリエ(東京都)
2024/02/29 (木) ~ 2024/03/04 (月)公演終了
実演鑑賞
満足度★★★★
現在・過去・神話が交錯したストーリーで、少し難解に感じましたが面白かったです。
役者さん達の演技も良く、独特の雰囲気で、不思議な世界に惹き込まれました。
音響や照明も、舞台全体の雰囲気を引き立てていて良かったです。
若者の感性を感じる良い舞台でした。
リベルテ Vol.26
END es PRODUCE
本所松坂亭(東京都)
2024/02/22 (木) ~ 2024/03/03 (日)公演終了