最新の観てきた!クチコミ一覧

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アビゲイルのパーティ―

アビゲイルのパーティ―

Masui Studio

聖天通劇場(大阪府)

2024/08/23 (金) ~ 2024/08/25 (日)公演終了

実演鑑賞

満足度★★★★

登場人物が全員微妙な距離感なんで膨大な台詞量で会話してもどこかスイングしない空気感がモヤモヤから徐々にクスクスに変わって行く面白さ♪
一応コメディやけど演出によってはサスペンスにも出来るんちゃうかなと感じました☆邦題が【地獄のパーティー】なのも納得★
この作品は海外のブラックコメディでコレを日本人が演じて日本人相手にコメディに仕上げるの役者さん大変やったと思うけどラストでローレンスの運命に客席から笑いが起こった(モチロン僕も笑った🤗)事でちゃんとコメディとして成立してたのが証明されました☆出演者の皆さんお見事でした\(^o^)/

missing〜ドラゴンズ・バックへの歩調〜

missing〜ドラゴンズ・バックへの歩調〜

ENG

六行会ホール(東京都)

2024/08/21 (水) ~ 2024/08/25 (日)公演終了

実演鑑賞

満足度★★★

鑑賞日2024/08/24 (土) 18:00

少ない出演時間でしっかりとした役作りをされていて基本芝居自体は上手かったし飽きなく見ることはできた話も理解できたただそれだけ。3部作終わりのファン向けサービス作品としては贅沢な作品とは思うけど。

ネタバレBOX

個々のお芝居はさすが上手かった。ただアメリカのドラマシリーズによくあるこれまでのあらすじを冒頭にまとめたやつをまとめて見たくらいにお話全体として薄い。(ショッキングなシーンとか印象に残るシーンとかは確かにあるのだけど)三部作終わりのファン向けサービス作品だというのなら「なんて贅沢で良い作品!」と思う。
過去作の主人公を入れたい気持ちはわかるただ2時間という尺でそれをやるのは無理があったと思う出すのはいいが「わかる人は分かる」程度で、説明不要で入れる役どころで。そうしないと今作のキャラとキャラかぶりをおこしたり、妙に目立ってしまい情報が渋滞を起こして結果話の薄さに拍車をかける。話の骨子自体はエンタメ劇としては攻めた筋でなんなら好きかもしれんくらいなだけに商業としてやるにはこの薄まりっぷりはしょうがないのかなーと残念ではある。あとプロデュース公演で役者にチャレンジをさせせているのは見る側としてありがたい話ではあるが、この芝居でそれは不適当だと思った
アビゲイルのパーティ―

アビゲイルのパーティ―

Masui Studio

聖天通劇場(大阪府)

2024/08/23 (金) ~ 2024/08/25 (日)公演終了

実演鑑賞

満足度★★★★★

小さな劇場公演だが、中身はどっしり演劇臭が詰まっている秀作劇です。夫婦という仮面の中に息づく人間のもろもろの本性を暴いてゆくその手法はやはりアメリカ、イギリスの方が優れていますね。

この種の劇は映画化されているようで、この作品も「地獄のパーティ」として上演されたらしいが見逃している。古くは「ヴァージニアウルフなんか怖くない」など、作家は違えど、名作もあった。この作品のマイク・リーといえばイギリスの映画作家で超有名な監督がいるが同一人物だろうか、、。

さてこの劇、小道具を極力排しているので俳優陣はパントマイムを強制されているが、結構その仕草等が面白く、なかなか魅力を持たらしていた。でも何より夫婦の形態が人間を逆に阻害させているというテーマ(?)は夫婦生活云十年の吾輩が日常的に経験しているもので、まさに辛酸を舐める心情がストレートに伝わってくる。怖い。けれど演劇的にも面白い素材であることがわかる。

5人の俳優陣はまさに最高の演技。凄みが観客に伝わってくる。今年の拾い物演劇である。素晴らしかった。桝井智英さん、ありがとうございました。

ジーザス・クライスト=スーパースター

ジーザス・クライスト=スーパースター

劇団四季

島根県芸術文化センター・グラントワ(島根県)

2024/08/22 (木) ~ 2024/08/22 (木)公演終了

実演鑑賞

満足度★★★

鑑賞日2024/08/22 (木)

古い作品なので、音楽的にも少し古臭く感じました。なんか作品自体も一捻り感じず、ストレートなミュージカルでそこには好感は持てましたが、歌謡ロックショーを見ているようで個人的にはわだかまりが残りました。
小さな町なのでまた来てくれたら嬉しいですが、また別の作品を持ってきて欲しいなと思いました。

雨ざらし満月

雨ざらし満月

演劇ユニット衝空観

in→dependent theatre 1st(大阪府)

2024/08/23 (金) ~ 2024/08/25 (日)公演終了

実演鑑賞

満足度★★★★

自分は思っていることがうまく言葉にできません

ゴシック

ゴシック

風雷紡

小劇場 楽園(東京都)

2024/08/14 (水) ~ 2024/08/18 (日)公演終了

実演鑑賞

満足度★★★★

作品の感想というか、何かに固執しそれを守ることが義務となり大きな問題が起こるという事、現代社会でも普通にあり得る話で怖くなった。

舞台美術が良い。柱の使い方、やっぱり良い。繭の狂気が印象的。

あの結末、続きが気になる。

言わない言葉の踊りかた

言わない言葉の踊りかた

たすいち

小劇場B1(東京都)

2024/08/14 (水) ~ 2024/08/18 (日)公演終了

実演鑑賞

満足度★★★★

鬼灯チーム初日観劇
登場人物多めで背景が掴めるまでは???な感じだったが、徐々に点と点が繋がり線になっていく展開は良かった。
町内会の人たちの存在意義は少し微妙な気もしたが、思いっきりのファンタジーとこの時期に涼しい物語で面白かった。

雑種 小夜の月

雑種 小夜の月

あやめ十八番

座・高円寺1(東京都)

2024/08/10 (土) ~ 2024/08/18 (日)公演終了

実演鑑賞

満足度★★★★★

極ありふれた…とは言い過ぎか…日常が少しセピアな感じで丁寧に描かれていてほんわか。そこに存在する様々な価値観や人間関係から生まれる人々の思いに何度もほろっと。
そして、アフターイベントの中野亜美さんの思いにもほろっと。
ほんとに良いお芝居だった。

針の目

針の目

のびる

APOCシアター(東京都)

2024/08/11 (日) ~ 2024/08/12 (月)公演終了

実演鑑賞

満足度★★★★

トラウマを抱えた女性、その元凶だった女性、それぞれの記憶と認識の乖離からくる噛み合わない空気感がただただ怖い。
そもそもその記憶は正しいのだろうか?そんな感覚を引きずっている。
宮村さんの凄い演技に背筋も凍る。
幻の役入替版、いつか吉田さんのサナも観てみたい。

柿喰う客 FULL CONTACT『愉快犯』

柿喰う客 FULL CONTACT『愉快犯』

柿喰う客

シアター711(東京都)

2024/08/08 (木) ~ 2024/08/18 (日)公演終了

実演鑑賞

満足度★★★★★

設定も心情もストーリーも分かりやすかった。
相変わらずのスピード感だか、最近観た作品の中では難解な言葉も少なくちょっと懐かしいネタもあり、とても楽しめた。
演者5人、それぞれキレある演技で様々な愛のカタチを表現していたのも大きな魅力。
文句無しの面白さ。

歩かなくても棒に当たる

歩かなくても棒に当たる

劇団アンパサンド

新宿シアタートップス(東京都)

2024/08/07 (水) ~ 2024/08/11 (日)公演終了

実演鑑賞

満足度★★★★★

初見前作の衝撃とはまた違う衝撃。意味のあるナンセンスとでも言おうか。
この時期によく見かける話ではあるが、前半のゆったりとした不思議な空気感から一転、後半のいい意味でのくだらなさの対比が実に楽しかった。
天才性を感じる90分だった。

コスモス-山のあなたの空遠く-

コスモス-山のあなたの空遠く-

森崎事務所M&Oplays

ザ・スズナリ(東京都)

2024/08/03 (土) ~ 2024/08/12 (月)公演終了

実演鑑賞

満足度★★★

残念ながら自分には合わなかった。
どうにもあの演出と言うかギャグの連発が物語の良さを半減させているように感じ…
終わり良ければ全て良しとはならなかったな。

ふくすけ2024-歌舞伎町黙示録-

ふくすけ2024-歌舞伎町黙示録-

Bunkamura

THEATER MILANO-Za(東京都)

2024/07/09 (火) ~ 2024/08/04 (日)公演終了

実演鑑賞

満足度★★★★

1998年に確か観たのだが、その時の方がダークな世界観を強く感じた。今、時代そのものがダークだからかな。
荒川さん、凄い。岸井さん、新しいふくすけ。
全役者のエネルギーを感じるだけで価値ある舞台。

カルメン故郷に帰る

カルメン故郷に帰る

松竹

新橋演舞場(東京都)

2024/08/17 (土) ~ 2024/08/25 (日)公演終了

実演鑑賞

満足度★★★★

国産初の総天然色映画として公開されたことでも有名な、'51年の木下恵介監督作の初舞台化。映画版で高峰秀子が歌った主題歌を、藤原紀香や横山由依が歌う。他愛ない話なんだけど、華やかで気持ちのいい舞台。

ネタバレBOX

映画ではリリィの故郷が浅間山の麓の村だったのを、今回の舞台では和歌山・紀の川近くの村にしているが、その他はほぼ映画版のストーリーに沿った形。ただ、子役を使わなくてもいいようにするためか、中盤に起こるアクシデントの場を、小学校の運動会から村祭りに変更し、主要キャラクターの1人である校長も村長へとスライド。映画版でのリリィの恩師・春雄が作った歌は、タイトルの部分で子供たちによる歌として流れていた。
宿りして/古膜

宿りして/古膜

劇団5454

小劇場 楽園(東京都)

2024/08/20 (火) ~ 2024/08/25 (日)公演終了

実演鑑賞

満足度★★★★

宿りして 75分

短編作品集

短編作品集

劇団「劇団」

ウイングフィールド(大阪府)

2024/08/23 (金) ~ 2024/08/25 (日)公演終了

満足度★★★★

流石ゲキゲキ 舞台美術でみせるのではなく、役者表現でみせるオムニバス 繋がりはないものの、一話一話楽しめました‼️

おかしな二人 女性版

おかしな二人 女性版

劇団つばめ組

池袋シアターグリーン BASE THEATER(東京都)

2024/08/22 (木) ~ 2024/08/25 (日)公演終了

実演鑑賞

満足度★★★★

面白かったです。
テンポ良い展開と、役者さん達の熱演で、どんどん惹き込まれました。
役者さん達は、癖のある登場人物を好演していて、表情がとても魅力的でした。
時代を感じる衣裳やセットも良かったです。
良い舞台でした!

ファジー「ours」

ファジー「ours」

TeXi’s

STスポット(神奈川県)

2024/08/21 (水) ~ 2024/08/25 (日)公演終了

実演鑑賞

東京デスロックみたいだなあ。

代が君・ベロベロ・ケルベロス

代が君・ベロベロ・ケルベロス

ケダゴロ

シアタートラム(東京都)

2024/08/22 (木) ~ 2024/08/25 (日)公演終了

実演鑑賞

満足度★★★

青のパーティードレスに身を包んだ女性(木頃あかねさん)が開演前からステージにしゃがみ込んでいる。物干しにシーツを三枚干しそれが国旗掲揚のようにするすると上がる。赤いライトが当たり3つの日の丸に。『女囚701号/さそり』の処女を捨てた梶芽衣子、白いシーツに血が滲み日の丸にだぶるシーンを想起。
その下に現れるのは3つの巨大な回し車。ハムスターの運動用のアレが人間サイズで登場。
それを走って回し始める者達。女優陣は白いシャツに黒いゴワゴワした厚手のズロース姿。昭和のブルマ姿の女学生を思わせる出で立ち。
褌姿の男優三人(鹿野祥平氏、佐藤冴太郎〈こたろう〉氏、金指喜春〈かねざしきはる〉氏)。戦前の田舎者の風情。
一見、企画モノ乱交AVのような猥雑さ。全員前張りを仕込んでいる。由緒正しき暗黒舞踏、大駱駝艦の貫禄すら感じさせる佇まい。当時のその勃興の体験を令和の今にトランスレーションしてみせているかのよう。
突然のパラパラ。大阪府立登美丘(とみおか)高校ダンス部の『バブリーダンス』やアバンギャルディの流れも感じる。
軍隊アリの生態をイメージさせて変顔して四つん這いに歩く女達。矢鱈長く舌を出す。(画風が相原コージ・タッチ)。唐突なマジック・ショー。切断される上半身と下半身。ズロースをずり下ろしての生尻折檻。この辺からおっさん客が大受けで声を上げて笑い出す。戦前の童謡『皇太子さまお生まれなつた』が流れて大爆笑。アキラ100%っぽいネタもある。一見、天皇制を奉った大日本帝國を嘲笑っているような左翼的観方。だがこれはそれだけの安っぽい見世物ではない。国体論であり、日本列島で数千年生きてきた自分等民族の背負ったアイデンティティとカルマの物語。今村昌平の『神々の深き欲望』なんかもそうだった。
中国映画『南京!南京!』で奇妙な舞踏を舞う日本兵達の南京入城が描かれる。それが表現しようとしたグロテスクな異文化。この視覚から来る直接的な気味の悪さとそれを伝統だ文化だと好意的に受け入れ正当化しようとする、自分に内在された気味の悪さ。日本人特有のドメスティックで閉鎖的なローカルルールを苦笑いで許容する国民性。

昔、死ぬ程尖っていた時期のラフィンノーズは発表する作品ごとに『この音源に対する一切の批評を拒否する』と宣言していた。そんなRADICALなAttitudeすら感じさせる。

鹿野祥平氏はヤバい人だと思っていたが終演後に知人とまともに歓談している姿を見てほっとした。
5911と右脇腹にTatooが入った佐藤冴太郎氏。その眉毛。
金指喜春氏は亀田兄弟のような気安さが武器。

今作を言語化するのは不可能だ。醜くて愛おしい我が民族。ここまで何とか生き延びたんだ、どうにかしてもう少し生き延びろ。
主催の下島礼紗さんにRespect。
是非観に行って頂きたい。

ネタバレBOX

三位一体ケルベロス。半人半獣ケンタウロスの美しさ。軍帽取り騎馬戦。男達の褌を額に巻く三色ドレスの貴婦人達。いつの間にか赤紙が貼り付けられた股間。薩摩弁の歌。謎の生物の生態系を観察している気分。中島みゆきの『時代』が掛かる。どうもこの生物はがむしゃらに時代を回し続けねばならないようだ。「そぉーれぇー!!」

ど田舎の糞インディーのプロレス大会を暇潰しにだらだら眺めていたら何か途轍もない情念を見せつけられて思わず身を乗り出し無言で食い入るように見つめ始める。これは何だ?リングに神を呼び込む為の儀式なのか?最早試合ではない。祭祀だ。

とっくの昔に精神は果て、限界を越えた肉体の運動量だけがあらゆる意味を一瞬だけ凌駕する。その“瞬間”を降臨させるとでもいうつもりなのか?その一瞬だけを皆が信じて狂った。原始の神事。言葉にならない。

奇跡は必ず起きるからこそ奇跡という。
 
※殺してくれ その腕で何度でも名を呼んで
FLASH BACKで FLASH BACKで
おかしな二人 女性版

おかしな二人 女性版

劇団つばめ組

池袋シアターグリーン BASE THEATER(東京都)

2024/08/22 (木) ~ 2024/08/25 (日)公演終了

実演鑑賞

面白かったです。

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