最新の観てきた!クチコミ一覧

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23階の笑い

23階の笑い

シス・カンパニー

世田谷パブリックシアター(東京都)

2020/12/05 (土) ~ 2020/12/27 (日)公演終了

満足度

本日、公演二日目に観てきました、
正直、ストーリー?私は全く入り込めずでした。
演者の声量の差に聞きづらさも感じました。
この作品を好評価する方のご意見を伺いたいくらいです。

ミセス・クライン Mrs KLEIN

ミセス・クライン Mrs KLEIN

風姿花伝プロデュース

シアター風姿花伝(東京都)

2020/12/04 (金) ~ 2020/12/20 (日)公演終了

満足度★★★

ネタバレ

ネタバレBOX

『ミセス・クライン』を観劇。

ユダヤ人で実在した著名な精神分析家のメラニー・クラインの物語である。
自殺で息子を失ったメラニー夫人は悲しみに打ち拉がれているようだが、娘のメリッタ(精神分析医)から見るとそのようには思えない。それは娘と息子を常に幼少期からコントロールし、研究対象にしていたぐらいだからだ。そこに同じユダヤ人の精神分析家・ポーラが介入してきて、メラニークラインと娘のメリッタ、そしてポーラとの精神分析の対立が始まるのである。

精神分析家が己の悲しみをどのような論理で解決していくのか?
が物語の流れになっていて、その葛藤が互いに火花を散らしていく様が見所である。
息子の自殺は自分が原因ではないと認めようとしない母親、
幼少期から精神的に束縛られてきた母親への憎しみを持つ娘、
肉親の憎しみ合いを第三者の視点でみるポーラ、
曰く我々観客が親子の愛憎劇を客観的に目撃するのである。
彼の解決方法は常に言葉であり、空気やその場の雰囲気でない。
ナチスの恐怖がユダヤ人に迫ろうが、我々の問題は我々で解決する。
彼らの論理は「外の世界を待たせておく」のである。
両国花錦闘士(りょうごくおしゃれりきし)

両国花錦闘士(りょうごくおしゃれりきし)

東宝/ヴィレッヂ

明治座(東京都)

2020/12/05 (土) ~ 2020/12/23 (水)公演終了

満足度★★★★

鑑賞日2020/12/06 (日) 12:30

エンターテイメント豊かな構成で楽しみました。
りょうさんのキャラと橘さんのキャラのコンビが面白かった。
コロナ対策で、ロビーでも食べ物の持ち込みは禁止なので要注意です。

サンタクロースが歌ってくれた

サンタクロースが歌ってくれた

ノーコンタクツ

萬劇場(東京都)

2020/12/03 (木) ~ 2020/12/06 (日)公演終了

満足度★★★★

鑑賞日2020/12/06 (日)

価格3,800円

6日17 時開演、麻見演出チームの回を拝見(120分弱)。
でっ、このユニットの普段の手口(下ネタ連発⁉︎)とは違うし、どこかで何度か経験したことのある作風だし…「脚本:成井豊」で納得。
芸達者な人達が演じるキャラメルボックス作品を堪能!

なお、演技陣では
狂言回し役の
安井摩耶さん、岡ちひろさん
そして、この方のおかげで、上演中、今はノーコンタクツの芝居を観ているんだ!と気づかせてくれた
茗原直人さん
が印象に残った。

ネタバレBOX

【配役】【A】麻見演出チーム/【B】柳瀬演出チーム
ゆきみ…安井摩耶さん/尾鷲知恵さん
すずこ…岡ちひろさん/坂巻美穂さん
奥様…大村琴重さん/村木華子さん
監督…赤眞秀輝さん/かねしろまなぶさん
フミ(召使い。芥川を慕っている)…松山新さん/齋藤香織さん
ミツ(黒蜥蜴=太郎を庇う)…水出浩子さん/永野百合香さん
巡査…内藤恭介さん/清平和世志さん
ハナ(召使い。お調子者)…飯笹美希さん/仁科優子さん
芥川…麻見拓斗さん/鈴木俊哉さん
太郎…山端零さん/山下諒さん
警部…茗原直人さん/渡辺大滋さん
サヨ(お嬢様)…井上千鶴さん/福田らん。さん
You'll Never Walk Alone

You'll Never Walk Alone

青春事情

ザ・スズナリ(東京都)

2020/11/26 (木) ~ 2020/11/29 (日)公演終了

満足度★★★★★

サッカー観戦にまつわる群像劇、グッときましたね。スタジアムの臨場感も見事でした。

「その鱗 夜にこぼれて」

「その鱗 夜にこぼれて」

空宙空地

こまばアゴラ劇場(東京都)

2020/12/04 (金) ~ 2020/12/07 (月)公演終了

満足度★★★★★

空宙空地はおぐりさんっていう演劇モンスターがいるんだけど、その演劇モンスターが生まれたのは関戸さんっていう作演出モンスターの存在がでかいというのを今回の舞台でヒシヒシと感じました。

この作品を書いたのが男の人っていうのが凄い不思議で、本当は関戸さんって女の人なんじゃないの?中に30~40代のオカン入ってない?ってくらい同世代の私の胸にチャッキーばりに追いかけてきてグサグサ刺された。

泣きすぎて終演後も涙止まんなくて大変でした。終演後会えなくて良かった。
私感想直接言おうとしたら思い出して絶対泣いちゃうもん。
今年最後に観れた舞台がこの舞台で本当に幸せでした。

ネタバレBOX

2人の女性の話と、1人の男性の話が中心になってました。

おぐりさん演じる女性の話は、これ私の話?え?未来の自分の姿?いや今の自分の姿?とか思って観てしまいました。

もう1人の女性の話も未来の自分になるかも…と思いながら観てしまいました。

男性の話はいる!こんな男いる!てかいた!とか思いながら観てました。

最初は後悔ばかりしてる人たちの話かなと思ったんですが、違うなと。
みんなこれからを生きるんだなと思いました。

めっちゃ泣かされたけど、笑いどころも多かったです。

特にスマイルとワカメラーメンがwww
帰りにうどん食べたらワカメめっちゃ入ってて( ゚∀゚)・∵ブハッ!!ってなりました。
アクリルジャンクション

アクリルジャンクション

backseatplayer

俳優座劇場(東京都)

2020/12/02 (水) ~ 2020/12/06 (日)公演終了

満足度★★★★

クリスマスシーズンの音楽劇2本立て。特に新しいスタイルとかは感じなかったけど、嫌な世相をちょっとだけでも忘れさせてくれて、大いに楽しめました。

Liar

Liar

20's

studio ZAP!(東京都)

2020/12/04 (金) ~ 2020/12/06 (日)公演終了

満足度★★★★

ピアノの生演奏をバックにした和風ミュージカル。曲がよくて、ストーリーもコンパクトにまとまっていて、小さなステージを間近に観ている臨場感もあって、大いに楽しめました。

四角い2つのさみしい窓【三重公演延期】

四角い2つのさみしい窓【三重公演延期】

ロロ

こまばアゴラ劇場(東京都)

2020/01/30 (木) ~ 2020/02/16 (日)公演終了

満足度★★★★★

この舞台を観てやっぱりロロが大好きだ~!!と叫びたくなってしまった。
舞台セットを見て今から何が始まるのかワクワクした。
あと5回くらい観たい。
ネタバレしか出来ないので感想はネタバレボックスに。

ネタバレBOX

2つの話が交差する物語。
この舞台を最後に解散する劇団と、その劇団の舞台を観て感動し劇団に入れてもらった男。
その男はかつてその劇団にいた男に似ていて・・・・・。

あの歌も凄い好きだった。
ロロは舞台を映像化しないんだけど、本当に毎回映像に残さないのは勿体ないと思う。

ロロ名物の舞台バラシが見れるとは思ってなかった。


月曜日の朝、わたしは静かに叫び声をあげた

月曜日の朝、わたしは静かに叫び声をあげた

甲斐ファクトリー

王子小劇場(東京都)

2020/11/25 (水) ~ 2020/11/29 (日)公演終了

満足度★★★★

自分が他人に入れ換わられちゃたちょっとダークなファンタジー。割りとよくある設定なのですが、シリアスと笑いがいい塩梅で、大いに楽しめました。色んな作品のオマージュになっているそうですが、具体的なもとネタはよくわからなかったな。

プレッシャー

プレッシャー

加藤健一事務所

京都府立府民ホールアルティ(京都府)

2020/12/05 (土) ~ 2020/12/05 (土)公演終了

満足度★★★★★

私にとっては3年振りの加藤健一事務所公演。5月に予定されていた公演がコロナ禍で中止になり、私は行ってないが19年6月から1年半振り。政府からはこの規模の劇場では満席OKが出ているが、主催者判断だろうが1席置きでの開催。現状ではやむを得ないだろうが、早く満席に戻ることを祈る。加藤さんは終演後の挨拶で、これまでルールを守った公演では観客には1人も感染は出ていないことを強調されていた。今回は映画でも活躍するオリビエ賞受賞の俳優、デービッド・ヘイグ(David Haig)が書いた戯曲で、2014年5月に彼の主演で英国のエジンバラ(Edinburgh)で初上演された。第2次大戦の連合軍のノルマンディー上陸の4日前から、上陸作戦に大きな影響を与える天候予報を行った、スコットランド人の気象学者を中心に、作戦の中止から翌日への延期の舞台裏を実話に基づいて描いている。加藤さんは主役の博士を演じているが、終演後のアフタート-クによると、この舞台を英国で見た方が、加藤さんにピッタシと思って教えてくれたと云うだけあって、まさにピッタシの役。時にはユーモアを交えながら、難しい気象用語もすらすらと操る。ただ、これは結構大変だったそうで、アフタートークで予報で対立する米国人の気象予報士を演じた山崎銀之丞さんと二人で、苦労した旨を話されてた。その銀之丞もこの物語の重要な位置付けになる役を熱演。また、全体としては長台詞も多く、出番の多いアイゼンハワー大将を演じた原康義や大将の私設秘書的な立場の女性中尉を演じる加藤忍さんもとても重要な役を完璧に演じられてた。加藤さんと銀之丞さんの30分の舞台上でのアフタートークも含めて3時間半、久々に至福の時間を過ごすことが出来た。

Pickaroon!<再演>

Pickaroon!<再演>

壱劇屋

DDD AOYAMA CROSS THEATER(東京都)

2020/02/25 (火) ~ 2020/03/01 (日)公演終了

満足度★★★

この再演はまさにブラッシュアップというか、確実に初演を超えた作品になっていたと思う。
初演とは何人かキャストが変わっていたが、そのキャストが見事にハマっていた。

劇の劇

劇の劇

壱劇屋

シアター711(東京都)

2020/01/28 (火) ~ 2020/02/02 (日)公演終了

満足度★★★★★

久しぶりに観た大熊さんの作演作品は、今の大熊さんがやりたかった事全てがつまっているかのようだった。

それが出来るベストメンバーでの公演。
凄い贅沢なものを観た気持ちになった。

何より役者としての大熊さんはやはり素晴らしく、我慢出来ずに何度か観に行ってしまった。

再演があったら確実にまた観に行くと思う。

アクリルジャンクション

アクリルジャンクション

backseatplayer

俳優座劇場(東京都)

2020/12/02 (水) ~ 2020/12/06 (日)公演終了

満足度★★★★★

1部のミュージカル、2部のコメディ。
共に歌や生演奏・笑いなど、各々に楽しく鑑賞できました。
ミュージカル・コメディ・生演奏・季節感といった、色々な要素が盛り込まれた、素敵な舞台でした。

絢爛とか爛漫とか~モダンガール版~

絢爛とか爛漫とか~モダンガール版~

劇団月霞美人

イカロスの森(兵庫県)

2020/12/05 (土) ~ 2020/12/06 (日)公演終了

満足度★★★★★

二時間超で、長いと思ったが、ぜんぜんで、楽しめました。女性どうしの葛藤を上手く表現していました。あっという間でした!次回も期待します‼️

明治百五十年異聞『太平洋食堂』『彼の僧の娘』

明治百五十年異聞『太平洋食堂』『彼の僧の娘』

メメントC+『太平洋食堂』を上演する会

座・高円寺1(東京都)

2020/12/02 (水) ~ 2020/12/06 (日)公演終了

満足度★★★★

3時間とあったが台詞量の多さと店舗の良さに長いなぁとは思わなかった。
私の勉強不足でその時代に何があったのかをもう少し知っていればもっと楽しめたのにと後悔。

郵便飛行士サンテグジュペリ

郵便飛行士サンテグジュペリ

Sky Theater PROJECT

遊空間がざびぃ(東京都)

2020/12/04 (金) ~ 2020/12/06 (日)公演終了

満足度★★★★

「夜間飛行」や「人間の土地」を読んだことがある人なら入りやすい作品。カット割りやカメラの動きなど、無観客配信公演ならではのシーンもあるけど、シーンによっては、ここはもっと引いて映してほしいなあと思うことも度々。キツネの感じなんてとてもよかったので。

ネタバレBOX

アフタートークは毎回Liveでやってるらしいが、今回はZoomの処理が悪くて何言ってるのか分からず、申し訳ないけど途中で離脱しました。
月曜日の朝、わたしは静かに叫び声をあげた

月曜日の朝、わたしは静かに叫び声をあげた

甲斐ファクトリー

王子小劇場(東京都)

2020/11/25 (水) ~ 2020/11/29 (日)公演終了

満足度★★★

鑑賞日2020/11/26 (木) 19:30

初見の劇団。なんだかなぁ、の芝居だった。
 ある日突然、自分の存在を代わりの女に奪われてしまった女性を巡るファンタジー。なぜ、周りの人が代わりの女を自分だと思うのか、というミステリーかと思ったのだが、そこは説明されず、いや全体に説明されないことが多く、ファンタジーなんだなというのがようやく分かる。サブストーリーとして性的マイノリティのさまざまな形態が出てくるのだが、それも理由がよく分からず、関係の団体の人が見たらクレームがくるギリギリの所かと思う話題が結構ある。演技のタイプはやや古い。

[Go Toイベント]詩X劇 フクシマの屈折率

[Go Toイベント]詩X劇 フクシマの屈折率

遊戯空間

上野ストアハウス(東京都)

2020/12/03 (木) ~ 2020/12/06 (日)公演終了

満足度★★★★

「言葉」という 力 を舞台_その構図と構成に巧みに取り込んで描いた詩×劇。語られる内容は、現実に起ったこと、現在進行形で起きている試練を時間の流れの中で具象・抽象を混在して観客の意識を刺激する。焦点は現在の状況であるが、この作品が不透明な現代において普遍性を確認するのは、もう少し時間がかかるだろう。
和合亮一氏のテキストを篠本賢一氏の構成・演出によって、舞台ならではの美術・技術で視覚・聴覚に印象付ける。まさに演劇の面白さを再確認させられたようだ。
(上演時間1時間15分)

ネタバレBOX

暗幕で囲った舞台美術はシンプルで上手・下手側にそれぞれ4つの白い箱馬が並び、上手側の演じ場と区切る形で演奏(キーボードとチェロ)ブースがある。演奏といっても音響鐘に続いてスタッカートで効果音を奏でる、その響きが物悲しく思えるのは錯覚であろうか。天井からは目に見えない放射能、ウイルスをイメージさせるオブジェが吊るされている。下手側には誰も座らない椅子が一脚置かれ、時々 暖色照明を照らす。フクシマという遠隔地にいる人との語らいか、または行方不明者や死者との魂の共鳴をイメージさせるのか。
出演者の衣装は男性1名が黒、女性8名が白で、何となく防護服を連想させる。舞台全体がモノトーン、出演者は客席後方から静々と歩いてくる。その姿は重厚感と同時に悲愴感を漂わせている。

語られるのは、2011年3月の東日本大震災(原発汚染)、現在も収束していない新型コロナウイルス・covid-19、さらに九州地方を断続的に襲った豪雨による災害。特に原発と新型コロナは、目に見えない不安・脅威に脅かされている人々の苦悩と悲哀を”言葉”と”パフォーマンス”で印象深く伝える。しかし、その描き方は世情の委縮や閉塞といった静観するものではなく、役者が次々に箱馬の上に乗り飛んだり跳ねたりといった動作。さらに舞台中央でサークルを成し、上衣を振り上げる動作が不安・不満を表すと同時に、それらを払拭しようとする。その動態が生きようとする人間の逞しさを表現している。さらに三者の声…男優・女優そしてナレーションはそれぞれの内なる思い、本音(主観)と現実(客観)を表現する。冒頭にある「言葉を失う」「言葉が見つからない」といった詩ならではの台詞が重く、終始 圧迫感ある雰囲気を漂わす。
が、苦悩等は弱いもの者から顕わになる、しかし明けない夜はないと救いもある。その意味で、この公演は人間賛歌を謳ったものと言えるのではないか。

最後にこの作品は、現代において観るべき”価値”が発揮される。時代を経ることによって、例えば10年後に観た時は、また違った印象を持つのではないか。そこに演劇の特長的な魅力があると思う。違った印象=変化とは、我々の「現実生活」であり、新しい形と内容の”現代”に直面しているであろう。だから観るべき時は今が一番よく解るであろうから。同時に現実の帰結を洞察しつつ、未来をも見据えようとするベクトルも感じられるところが素晴らしい。
次回公演も楽しみにしております。
ガールズ・イン・クライシス

ガールズ・イン・クライシス

文学座

文学座アトリエ(東京都)

2020/12/04 (金) ~ 2020/12/16 (水)公演終了

満足度★★★★

シュールでバカげたストーリーだが、今の時期ではこういうのがかえって面白かった。よく考えてみるとかなりの問題作で、まさにカフカのような不条理の世界。

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