今はやることじゃない
箱庭円舞曲
駅前劇場(東京都)
2020/12/24 (木) ~ 2020/12/30 (水)公演終了
死ヌ事典
壱人前企画
ザ・ポケット(東京都)
2020/11/10 (火) ~ 2020/11/15 (日)公演終了
死ヌ事典
壱人前企画
ザ・ポケット(東京都)
2020/11/10 (火) ~ 2020/11/15 (日)公演終了
死ヌ事典
壱人前企画
ザ・ポケット(東京都)
2020/11/10 (火) ~ 2020/11/15 (日)公演終了
死ヌ事典
壱人前企画
ザ・ポケット(東京都)
2020/11/10 (火) ~ 2020/11/15 (日)公演終了
余白の色彩
こわっぱちゃん家
シアター711(東京都)
2020/12/24 (木) ~ 2020/12/29 (火)公演終了
満足度★★★★★
とても面白かった
恋愛について真正面から色々な角度から光を当てられた舞台上
全てが丁寧で上演時間が必要なのも納得できた
どのエピソードも適度に笑える部分があるのが良かった
全国二千万人の瀧啓祐ファン必見の作品だった
彼氏仕草がやばすぎて、ポケットからキュンどころか劇場中がキュンでめちゃくちゃドキドキさせられた
あと星野さんがとても良かった、あれは好きになっちゃう
間
中野坂上デーモンズ
OFF OFFシアター(東京都)
2020/12/24 (木) ~ 2020/12/29 (火)公演終了
満足度★★★★★
これは千秋楽の最後の回を見て、そのまま1月の「で」を待ちたくなる作品
いつだって僕ら観劇者は作品と作品の間を生きる存在
そんな間の僕らをも現実世界から引きずり下ろして舞台と舞台の間に入れてしまうスピード&パワー&リズム
中尾さんと尾崎さんのやりとり本当に良かった、泣いてしまった。どんな道へ行こうとも、立っていようとも間でしか無いんだよ、次の前のどこかとどこかの
あと安藤さんはやっぱり良い。叫びと動きと感情が全てにフィットする
世別レ心中
ハコボレ
王子小劇場(東京都)
2020/12/26 (土) ~ 2020/12/27 (日)公演終了
成り果て
ラビット番長
紀伊國屋ホール(東京都)
2020/02/07 (金) ~ 2020/02/09 (日)公演終了
死ヌ事典
壱人前企画
ザ・ポケット(東京都)
2020/11/10 (火) ~ 2020/11/15 (日)公演終了
死ヌ事典
壱人前企画
ザ・ポケット(東京都)
2020/11/10 (火) ~ 2020/11/15 (日)公演終了
23階の笑い
シス・カンパニー
世田谷パブリックシアター(東京都)
2020/12/05 (土) ~ 2020/12/27 (日)公演終了
満足度★★★★
鑑賞日2020/12/25 (金) 18:30
千秋楽の2日前に2度目の観劇。2日目に観た時より、こなれている印象だった。
笑いも多く、役者陣が笑いのツボを探ってきたような感じだが、赤狩りを笑い飛ばしてきたコメディアン(大将:マックス・プリンス/小手伸也)や作家達を襲う悲哀を知っているだけに、笑ってばかりもいられない、という気もする。役者陣の巧さが光るが、松岡茉優の存在を改めて重く感じる。女性という観点で評価しないで、という主張するシーンなどは特にいい。
プライベート・ジョーク
パラドックス定数
東京芸術劇場 シアターイースト(東京都)
2020/12/04 (金) ~ 2020/12/13 (日)公演終了
満足度★★
こちらに予備知識がないせいか、つかみどころのない舞台だった。学生寮でそれぞれ映画監督、画家、詩人を目指す3人の学生。互いに悪ふざけしたり、励ましたりは、若き日のアルアルだろう。お客さんで来るふたりの紳士が、話の内容からピカソとアインシュタインを模しているとわかる。しかし、史実ではない。それらしき人物にとどまる。
時間が、数年後、さらに数年後となって、学生寮には詩人だけが残っている。だんだん、ここはスペインとわかるセリフもある。そこに5人が集ってくるのだが、次第に政治が悪くなり、詩人が抵抗して最後は殺される(と、話からわかる)。そういう歴史とドラマがあるのだが、舞台で続くのはあくまで世間話。やはり隔靴掻痒だった。
こうもり
新国立劇場
新国立劇場 オペラ劇場(東京都)
2020/11/29 (日) ~ 2020/12/06 (日)公演終了
満足度★★★★★
二回目なのだが、前回よりもいろいろな発見があった。初回よりも余裕を持って見られたせいだろう。アイゼンシュタインの家の女中アデーレ(ソプラノ、マリナ・ナザロワ)が、パーティーでは女優になって、主人を凹ますところなど。この芝居で、一番華やかなのはアデーレだった。間男のテノール(村上公太)が、アルフレードと間違えられて捕まり、第三幕の牢屋のシーンでは歌で、看守を困らせるところ。歌わない看守のとぼけたコントも面白く、特に外人俳優が日本語を適当に織りまぜるだけで笑えた。
妻ロザリンデ(アストリッド・ケスラー)のハンガリー舞曲チャルダーシュも見せ場。ハンガリーは当時、オーストリア帝国の一部だったという事情がある。アイゼンシュタインが弁護士になって、妻とやり合うというのも、忘れていた。男女のずるさ、身勝手さがあからさまになって、面白いところ。有名なワルツは自然に体がうごくよう。一緒に行った友人も「楽しかった」とご満悦だった。
コロナ禍でも、外国人歌手も参加できて、新国立のオペラも再開、何よりである。しかし、12月26日に、1月末まで外国人の入国全面禁止になってしまった。これからの公演はどうなるだろう
ある八重子物語
劇団民藝+こまつ座
東京芸術劇場 シアターイースト(東京都)
2020/12/18 (金) ~ 2020/12/27 (日)公演終了
満足度★★★★
月乃(吉田陽子)、ゆきゑ(桜井明美)、花代(有森也実)と、三人の芸者それぞれの身の上話が一~三幕の中心になる。やはり二幕の、ゆきゑと、女形を研究する京大生の弟・一夫(塩田泰久)の話が抜群に面白い。これは新派の芝居『滝の白糸』の、白糸と村越欽弥と重なるそうだ(パンフレットの水落潔原稿による)。姉弟の再開・身の上話にはジンときた。珍しく目頭が熱くなった。
さらに二幕には、女装した一夫が、「姉と瓜二つ」と池田徳蔵に求婚される勘違い喜劇もある。徳三は『日本橋』の葛木晋三だそうだ。これを女装した男に男が惚れてしまう「勘違い喜劇」にしたところが、井上ひさしの趣向…だとおもう。まさか新派で、そんな展開はないと思う。
一夫役は新派で初演した時、中村勘九郎が演じ、特に客席をわかせたそうだ(『全芝居』扇田昭彦解説)。今回、全く別の俳優でも、一夫役が一番花があった。第三幕は一夫が出てこないので、少々寂しく感じるほど。華のある役者に当て書きした役は、役自体にその役者のオーラが乗り移るのだろうか?
ユーモアと、ドタバタコメディまで盛り込んだ楽しい芝居は、民芸には珍しい。でも自家薬籠中のものとして、楽しく、笑いの多い芝居に仕上げてくれた。ただ、神田川に架かる「柳橋」を、舞台奥の2階に作っていたが、舞台手前の空きスペースを橋に見立てたほうが、見やすかったと思う。
病院従業員の三人の掛け合いは、「闇に咲く花」のお面工場の女性たちのようだ。
また、うっかり入営に遅れて逃げている一夫は「きらめく星座」の脱走兵の長男のよう。これは「人間合格」の地下活動家や、「太鼓たたいて」の農家の男、「私は誰でしょう」の記憶喪失の男にも共通点のある人物。時々現れて舞台のトリックスターになる。
このように井上ひさしの得意技がしっかり盛り込まれていた。
いきなり本読み! in 東京国際フォーラム
株式会社WARE
東京国際フォーラム ホールC(東京都)
2020/12/25 (金) ~ 2020/12/25 (金)公演終了
満足度★★★★★
面白かった。何度も思い切り笑わせてもらいました。まず、大倉孝二が女の役を男と間違えてスタートするのがご愛嬌。さらに後藤剛範が演出の岩井から「記憶とかいろいろを失っているように」といわれて、アジア人のカタコト日本語風に。岩井も「なんか根本からなくした感じでいいですね」とうけて、盛り上がった。
同じく「ヤンキーの感じで」とか「低いヤンキーで、岩岡力也のように」などといわれて、後藤ががらっと演技を変えて、笑った。さらに神木隆之介くんはカミだった。人間を超えたクールさを淡々と出して、見本を示したし、歯のない老人役ですぐに「フガフガ」調で読んで、会場、爆笑、爆笑だった。「ポリデントないんですか?」「忘れたってことで」とか、台本外のやりとりも当意即妙だった。
紅一点の松たか子は、特におかしいことをするわけではないが、後藤や神木の演技に素直に笑い転げる性格の良さが、いい感じだった。「安岡力也」風の後藤の演技には、松が笑ってセリフが読めなくなってしまったのもご愛嬌である。
なんの台本を読んだかは、あえて書かないでおく。岩井も最後まで明かさなかったが、私は映画版を見たことがあったので、割と早くに分かった。でも、最後の別れのシーンは、忘れていた。今回、舞台を見ながら、ラストでジーンときた。この台本に、こんないいシーンがあったとは。台本もナイスチョイスである。休憩20分入れて2時間半。
WOWOWで3月に放映する予定とのこと。
チョコレートドーナツ【12月7日~19日公演中止】
パルコ・プロデュース
PARCO劇場(東京都)
2020/12/07 (月) ~ 2020/12/30 (水)公演終了
満足度★★★
ハッピーエンド好きだったマルコの好みとは相反して、アンハッピーな結末に驚いた。ゲイカップルが世間の偏見と闘うという構図に、母からも愛されないダウン症の障害児が受ける不利益が重なる。どうもお定まりの物語からはみ出すものに欠けた。周囲の人物が、もう少し裏表のある人間だったり、善意はあっても、立場から辛くあたらざるを得ないというくじゅうがあるとよかったのではないか。
ただ、東山紀之の歌うボブ・ディランの名曲「I Shall Be Released」(いつか自由に)が、すごい絶唱ですべてを浄化した。 この歌が聴けただけでも、いったかいがあった。
てにあまる
ホリプロ
東京芸術劇場 プレイハウス(東京都)
2020/12/19 (土) ~ 2021/01/09 (土)公演終了
満足度★★★
藤原竜也の仕事と家族と過去においつめられて、次第に常軌を逸していく演技が圧巻だった。彼の、異常心理で目のすわった役はピカイチ。柄本明は食えないオヤジを飄々とやっていた。このふたりがぶつかるシーソーゲームが軸の芝居だった。さらに佐久間由衣(藤原の妻役)と柄本の対決も見応えあった。佐久間が理性と常識を掲げて「(長男を虐待死させたことに)反省はないんですか?」とつめより、柄本が平然と「ないね」と答える。柄本の「学級会の外にも世界はある」という乾いたニヒリズムが非常に説得力があった。
1時間40分とコンパクトにまとまっている。
“真”悲劇の生物兵器2367号
空想実現集団TOY'sBOX
北池袋 新生館シアター(東京都)
2020/12/23 (水) ~ 2020/12/27 (日)公演終了
満足度★★★★
哀チームを観劇しました。すれ違いの連続で少し混乱しましたが(自分の頭が付いていかないせい)よく出来たストーリーで面白かったです。勘違いの内容も笑えるし、テンポが良く、役者さん達の一生懸命さが伝わってくる楽しい良い舞台でした。面白かったです!
絶対、押すなよ!
東京AZARASHI団
サンモールスタジオ(東京都)
2020/12/22 (火) ~ 2020/12/27 (日)公演終了
満足度★★★★★
とても面白かったです。4人のオジサンの会話が面白く、あっと言う間に惹き込まれました。意外性のあるストーリーで、最初から最後まで笑いっぱなしの中、感動もあり、考えさせられる事もあり、あっと言う間の90分でした。役者さん達は、4人のオジサン達を魅力的に演じていました。大満足でした!