ピーチボーイズ
Peachboys
シアター711(東京都)
2024/04/23 (火) ~ 2024/04/29 (月)公演終了
実演鑑賞
満足度★★★★
12年の集大成
最終公演だそうですけどー
話は前説通りに
ドーテーな三人組が脱ドーテーを目指し行動すると
ヒロインがさらわれて
助けに行くと三人に一つづつバトルがあって
世界の危機になって
ラストバトルを勝ち抜いて世界を救うという話だす
宴会芸に全力を振り絞った舞台です
何とも濃厚で力強いというか
力技な作品です
自分的には好みな感じの二時間超えの作品
トライアル 2024
A.R.P
小劇場B1(東京都)
2024/04/24 (水) ~ 2024/04/29 (月)公演終了
実演鑑賞
満足度★★★★
鑑賞日2024/04/25 (木) 19:00
警察・検察の捜査の至らない点を裁判員・陪審員が指摘して判決を逆転させる作品としては『12人の怒れる男』が有名ですが、日本でも制度ができて以来、裁判員ものが1つのジャンルになってますね。
夜会行
動物自殺倶楽部
「劇」小劇場(東京都)
2024/04/24 (水) ~ 2024/04/28 (日)公演終了
実演鑑賞
満足度★★★★
2日目のお昼公演を観劇。
4名のレズビアンの元に訪れた1人の恋人といくつもの提起。5名が過ごしたある夜の物語、そして、"ある夜"にも"レズビアン"にも決してとどまらない問題がガラス窓から街へと現実へとシームレスに続いていく。
ガラス窓の向こうには植物に囲まれた部屋の一室、うっとりと見惚れてしまうような美術に迎えられ、そのまま食い入るように5名をただただ見つめ続けた85分。コロナ禍が初演なだけあり、物語や演出の端々から時節を想起させられました。ガラス窓はそれもあっての(感染対策も加味した)演出だったのかなと受け取りつつも、物語やその心象風景においてもそれ以上の効果が発揮されていて、素晴らしかった。3年前にこんな凄まじい演劇(初演)を見逃していた自分つくづく信じられないと悔やみつつ、今回たしかに目撃したガラス越しのあの風景を、あの一夜を、その手ざわりを知らない自分にはもう戻れない。戻らない。途中、理由のわからないままの涙を二度流した。そこにはきっと大切なことが隠されているはずだから、時間をかけて紐解きたい。
静かに激しく流れる一夜を映すようでも照らすようでもある照明、怒りや焦燥、心の騒めきと伴走する音響。そして、饒舌な時も寡黙な時も、息づかいから瞬きまで、人間がそこに存在することによって生じる全て、感情の源流その在処を伝える様な5名の俳優の素晴らしさと、そのような細部こそが伝えるものの大きさととことん向き合った演出。全てが全てに隙間なく接続した圧巻の総合芸術でした。好きな俳優さんがたくさん増えました。
サーカスではない何か、だがサーカスに似たそれ
神威少女パンク。
シアター711(東京都)
2024/04/17 (水) ~ 2024/04/21 (日)公演終了
実演鑑賞
満足度★★★★
正直、何度も見た展開に「またか」と思ってしまう部分はありますがそれ以上に今回は舞台美術と役者が遊び尽くしていたように思います。出てはぬるっと消え、思わぬ方向からひょこっと出たり、舞台上の役者のみならず客席すらも茶化す。まるでサーカスそうだこれはサーカスだった。怖い思いをさせたりシリアスな雰囲気にさせてきたと思った次の瞬間には会場を笑わせてくるそれはまるでピエロのようです。公演回数を重ねる毎に出演する役者はメキメキと強くなっている一方で作、演出が変わらず一貫していることに思うことがあります。うまく言葉にできないけれど例えるなら、今日の晩ご飯はまたカレー?たまにはレトルトじゃなくてスパイスから作ったこだわりカレーが食べたいなーっていう気持ちに似ている気がします。でも今日のカレーより一晩寝かせた明日のカレーが美味しいように、何度見ても笑うところは笑ってしまうんだよなあ。ずるい!
ピーチボーイズ
Peachboys
シアター711(東京都)
2024/04/23 (火) ~ 2024/04/29 (月)公演終了
校臨エンプレス【Bチーム】
RAVE☆塾
ブディストホール(東京都)
2024/04/25 (木) ~ 2024/04/29 (月)公演終了
実演鑑賞
満足度★★★★
魔法女子高で年に1度開かれる魔法大会の直前、連覇中の"女帝"と呼ばれる絶対女王に起きた異変が起こす騒動を描く休憩無し95分、女子ばかり総勢約20名のキャストは華やかで目の保養になり、プロットに少々ヒネリもあって楽しめました。個人的には主役の数名が他のメンバーと比べて特に可愛いとは感じませんでしたが…。
ハザカイキ
Bunkamura
THEATER MILANO-Za(東京都)
2024/03/31 (日) ~ 2024/04/22 (月)公演終了
実演鑑賞
満足度★★★★★
千秋楽を観たようだ。おやそんな雰囲気でもなかったが?・・と思い出せば、確かにカーテンコール四つ目で座長らしい記者役が手招きし、袖から三浦大輔氏が呼ばれた。思わず演出から何か一言な空気がよぎった後、やっぱ何も言う事ないわと礼をして周りもバタバタと頭を下げる様が微笑ましく笑いを起こす風景。
三浦氏の舞台は緻密で明確で、何も補う事はないし観客も満腹で何か言って欲しいとは思わない。
下卑た日常を描いて本質を抉るような三浦大輔の世界へ、一気に誘うのはギター音が作る音楽。本作は三浦氏にしては露骨な性欲の摘出がなかったが、欲望とその追求が恒常的にもたらす爛れ、疲れ、金を払って味わう一時的な全能感、黄昏どきに催す時間を超える感覚・・都市生活と不可分の要素を、音楽が既に彩っている。
トライアル 2024
A.R.P
小劇場B1(東京都)
2024/04/24 (水) ~ 2024/04/29 (月)公演終了
実演鑑賞
満足度★★★★★
鑑賞日2024/04/25 (木) 19:00
ストーリーの展開が超面白いです!キャラクターも個性があり、見応えがあります!
夢の泪
こまつ座
紀伊國屋サザンシアター TAKASHIMAYA(東京都)
2024/04/06 (土) ~ 2024/04/29 (月)公演終了
実演鑑賞
満足度★★★★
3回目。
前田旺志郎氏の出入りのダッシュはいつ見ても凄い。プロレスラーの才能を示す要素の一つにリング内ダッシュがあるが、高評価だろう。
トライアル 2024
A.R.P
小劇場B1(東京都)
2024/04/24 (水) ~ 2024/04/29 (月)公演終了
実演鑑賞
満足度★★★★★
素晴らしかったです。小劇場B1ははじめての劇場でしたが音響もよく最高でした。真実に迫るまでの陪審員のやりとりが非常に面白かったです。最後の最後に被告が登場するかな…と思っていましたがそれはありませんでしたね^^ いずれにせよ最高の舞台でした。あ、そうそう、最後に演者さんが言われていたように会場暑かったです。あの暑さで途中睡魔が襲ってきました^^
絶望という名のカナリア
甲斐ファクトリー
小劇場 楽園(東京都)
2024/04/23 (火) ~ 2024/04/28 (日)公演終了
損得個展
劇団美辞女
エリア543(東京都)
2024/04/19 (金) ~ 2024/04/21 (日)公演終了
絶望という名のカナリア
甲斐ファクトリー
小劇場 楽園(東京都)
2024/04/23 (火) ~ 2024/04/28 (日)公演終了
実演鑑賞
満足度★★★★
現在の色んな社会問題と詰め込んだエンターテインメント、グッときました。やっぱり身の丈に合った生活を淡々と送るのがよいですね。
校臨エンプレス【Bチーム】
RAVE☆塾
ブディストホール(東京都)
2024/04/25 (木) ~ 2024/04/29 (月)公演終了
実演鑑賞
満足度★★★★
Bチーム観ました。ちょっとファンタジーな女子学園コメディ、これだけ大人数だと爽快ですね。終盤はホロリとされられます。説明過多ですが、丁寧な作りでした。
夜会行
動物自殺倶楽部
「劇」小劇場(東京都)
2024/04/24 (水) ~ 2024/04/28 (日)公演終了
実演鑑賞
満足度★★★
今作は2021年7月、サンモールスタジオにて鵺的が公演。その時の演出家は寺十吾氏。まさに天才の仕事、メチャクチャ衝撃を受けた。ここまで練らないと成立しないのか、舞台芸術の奥深さに打ちのめされた。(未だにあれを、可能ならば観劇初心者に体験して貰いたいと思う程)。
今作は『動物自殺倶楽部』の赤猫座ちこさんが活動休止する為、同時にユニットも一旦打ち止めとなる節目的作品。だが赤猫座ちこさんが心因性の体調不良にて降板。代役はアンダースタディの太田ナツキさんに。
あるマンションの一室。お洒落な室内には鉢植えとプランターがお店のようにズラリと並び観葉植物が飾られている。中央のベランダのガラス戸を左右に開ける。そこだけ外からオレンジ色のライトが当たる。
太田ナツキさんの家で同棲している木下愛華(まなか)さん。今夜は木下さんの誕生日パーティーが開かれる。太田さんは料理中。木下さんは物憂げな表情で理由なき不安感と焦燥感に気持ちを尖らせている。
銀行員の日野あかりさんが到着。神経質な程、コロナ対策に拘っている。
続いてやって来た保険外交員の輝蕗さんは区役所の生活福祉課で働いている寺田結美さんを紹介する。
とある夜、東京の一室でほんのひととき営まれる夜会。太田さんの用意したドリアのようなボルシチのような料理が美味しそう。
木下愛華さんは肩幅がガッチリしていて女子プロレスラーのHikaruみたいでカッコイイ。
日野あかりさんの役の作り込みには狂気すら感じた。強迫神経症のような書き込み。ベロンベロンのワイン。素晴らしい。
寺田結美さんの電話のシーンでは泣いた。
ヴィンランド・サガ
舞台『ヴィンランド・サガ』2024製作委員会
こくみん共済 coop ホール/スペース・ゼロ(東京都)
2024/04/19 (金) ~ 2024/04/29 (月)公演終了
実演鑑賞
満足度★★★★★
「英雄復活篇」優しいだけの頼りない王子クヌートの成長(それはそれで心が痛い)、宗教に対する猜疑心、トルフィンとアシェラッドの歪んだ絆などが圧倒的な殺陣シーンとともに描かれてこちらも面白かったです。
絶望という名のカナリア
甲斐ファクトリー
小劇場 楽園(東京都)
2024/04/23 (火) ~ 2024/04/28 (日)公演終了
実演鑑賞
満足度★★★★★
タイトルからして覚悟して行ったのでしたが、甲斐さんがおっしゃるように「突き抜けたエンターテインメント」でした。
冒頭、え、このおじさんが・・・。こういう人は大抵・・・以下ネタバレなのでまっさらでご覧になりたい方は読まないでください。
魂エンターテインメント説
ティッシュの会
南港サンセットホール(大阪府)
2024/04/20 (土) ~ 2024/04/20 (土)公演終了
夜会行
動物自殺倶楽部
「劇」小劇場(東京都)
2024/04/24 (水) ~ 2024/04/28 (日)公演終了
実演鑑賞
満足度★★★★★
鑑賞日2024/04/24 (水) 19:00
鵺的で2021年の9月に上演された作品を、別名義の団体で、演出・役者を変えて上演。初演も観てるが、また違った感触が面白い。観るべし!観るべし!!観るべし!!!82分。
4人のレズビアンと1人のクエスチョニングの緻密な会話劇。どの人物にも同意できる部分と同意できない部分がある会話は、何でもないものから徐々にヒリヒリする展開へと移る。初演に比べると、間を大事にした演出になっているように思うし、飛び道具的に使ったモノは効いてる。初演もいい芝居だと思ったが、再演は少し違った意味でとてもいい芝居。「レズビアン」というのは分かりやすいマイノリティの象徴で、全ての人にとっての意味があるのではないかと思う。
絶望という名のカナリア
甲斐ファクトリー
小劇場 楽園(東京都)
2024/04/23 (火) ~ 2024/04/28 (日)公演終了
実演鑑賞
満足度★★★★
鑑賞日2024/04/23 (火) 19:00
小劇場「楽園」と本作品の「絶望という名のカナリア」
劇中には天国の下りと、巧みな関連付けが上手いです。
上手いと言えば、劇場内の狭い空間を上手く利用した対角線上の舞台と客席。
オムニバス形式にすることで場転の多さをカバーしていて、嫌みのない暗転が良いです。
本公演が10回目という記念に観劇出来ましたが、物語自体は新興宗教や風俗営業など、どろどろしたブラックコメディな内容。
決してすっきりする物語では無いものの(好みもあるので)、お芝居のクオリティとしては惹きつけられるものがありました。