最新の観てきた!クチコミ一覧

20481-20500件 / 183095件中
INDESINENCE 

INDESINENCE 

LUCKUP

赤坂RED/THEATER(東京都)

2021/03/24 (水) ~ 2021/03/28 (日)公演終了

実演鑑賞

満足度★★★★

キャラのたった登場人物、女性が多いので華やかでした
小気味いい展開にちょっとしたミステリーも絡み
楽しい観劇でした
最後の最後で、シリーズ物だったのですね⁉︎

煙が目にしみる

煙が目にしみる

言葉のアリア

上野ストアハウス(東京都)

2021/03/31 (水) ~ 2021/04/04 (日)公演終了

実演鑑賞

満足度★★★★

鑑賞日2021/04/04 (日)

価格3,500円

4日16時開演回を拝見(70分)。

火葬場を舞台に、2人の死者と、その遺族等が織りなす、丁寧に脚本が練られた悲喜劇。
個人的には、特に、借りっぱなしだったDVDに関わる逸話が好み。

演技陣では、ストーリーの軸である幽霊役の
石田周作さん
折田ジューンさん
の実にしっかりとした演技に好感。

ネタバレBOX

【配役】
野々村浩介(故人)…石田周作さん
野々村礼子(浩介の妻)…松永衣吹さん(明治座とかでの商業演劇系の声質に聴こえた。好感)
野々村亮太(浩介の息子、フリーカメラマン)…渡部哲成さん
野々村早紀(浩介の娘、高校生)…染谷ノエルさん(やっと舞台を拝見することが出来た!)
野々村桂(浩介の母)…西出結さん
原田泉(浩介のいとこ)…榎本くるみさん
原田正和(桂の夫)…鈴木大二郎さん
北見栄治(故人)…折田ジューンさん
乾幸恵(栄治の娘)…本間理紗さん
瀬野あずさ(栄治の若い愛人)…齋藤かずえさん
牧慎一郎(栄治があるDVDを延滞しているレンタルビデオ屋の店長)…室岡佑哉さん
江沢務(火葬場の管理人)…宮﨑聡さん
茨木のり子の森

茨木のり子の森

茨木のり子の森実行委員会

シアターX(東京都)

2021/04/04 (日) ~ 2021/04/04 (日)公演終了

実演鑑賞

満足度★★★★

シアターXのシリーズ企画「一人芝居」にも一枚噛む女優志賀澤子のこれは又別のユニークな企画で基本コンサートであった。チェンバロ奏者としてあの著名な指揮者・秋山和慶氏の名前(別人かと最初思ったが同一人物のよう)を発見し、早速予約した。(終演の挨拶によれば二人が幼友達であり50年振りに会った事で実現した公演らしい。)
チェンバロは上下二段ある鍵盤の連弾、踊りはフラメンコでカントと呼ばれる歌とギターの伴奏、カルメンの2曲はチェンバロで踊った。演奏は女優による茨木のり子の詩と交互に奏され、時にシンクロし、詩は志賀女史が詩人に成り代わった語りのニュアンスで誦される。詩のタイトルと詩しか読んでいないのに、舞台を仕切る狂言回しにも見えた。
茨木のり子の詩は人や社会の来し方を見渡す目差しがあり、また己の今を見詰め、そこから踏み出すエネルギーとが渾然とある。前者が詩性を与えているから一定年齢以上の琴線に響かせ、自分も例外に非ず、涙した。僅か数行の言葉が持つ宇宙が音楽の持つ浸透力と見合ってこのパフォーマンスは成立したと思う。
チェンバロの鍵盤を我らが秋山氏はしばしばミスっていたが慌てる事もなく風景に収まり、こちらも志賀女史の知己というフラメンコ共々、悪くない取り合わせ。詩とそれを読む芝居の構成も良く、気持ちの良い時間であった。

ヤドカリン

ヤドカリン

超人予備校

in→dependent theatre 1st(大阪府)

2021/04/02 (金) ~ 2021/04/04 (日)公演終了

実演鑑賞

満足度★★★

鑑賞日2021/04/03 (土)

コロナ禍により変化した日常や浮き彫りになった人間の孤独感等も描くんでダークな一面もあるけどそこは超人予備校♪【ホッコリ脱力系ファンタジー】を上手に落とし込んだ温かい喜劇を堪能させて頂きました☆魔人ハンターミツルギさんの作品は子供からお年寄りまで楽しめる志村けんさんの笑いに通じる優しさに溢れてますネ♪

12人の怒れる男・12人の怒れる女

12人の怒れる男・12人の怒れる女

江古田のガールズ

「劇」小劇場(東京都)

2021/03/30 (火) ~ 2021/04/04 (日)公演終了

実演鑑賞

満足度★★★★★

12人の怒れる女観劇

久々に小劇場に12人もの役者が同時に出てくると
迫力がある。扇風機やあそこを開けたまま演じたのは演出に見えるし、換気になるし違和感なく観れた。

女性版ならではの物語に大きな違いはなかったが、
細かいところを色々調整しているのかな
会話劇はもちろん文句なしの面白さ!
細かい演出で笑いが起こり楽しかったな。

背の低い子と背の高い子のやりとりが好き。
なんやかんやでやっぱりいい作品に仕上がってました。

開場20分前に行ったのに行列が凄かったな。

「シャケと軍手」〜秋田児童連続殺害事件〜

「シャケと軍手」〜秋田児童連続殺害事件〜

椿組

ザ・スズナリ(東京都)

2021/03/17 (水) ~ 2021/03/28 (日)公演終了

実演鑑賞

満足度★★★★

山崎哲と言えば昔よくTVのインタビューに答えて時代評論など語る眼鏡の人であったが、実は「演劇を作る人」であった。犯罪事件に触発された戯曲を書く。確か二、三年前に「転位21」名義の小さな公演チラシを見た他は近年の活動の詳細知らず。ただ此度は「触発され」芝居一本脱稿めでたき也、とスズナリへ出かけた。

本作は容疑者女性のTVに映った残像が脳裏に焼き付いた「あの事件」が題材(この時の取材攻勢は批判の的となった由)。ただ事件の記憶は薄れ、劇の進行を真実のありかを探るサスペンスな時間となった。
父に認められず、近隣社会では疎外感を覚え、娘との二人暮らしの心許なさを埋め合わせる交際相手といった、やがて「事件」へと導かれる素材が置かれる。ただし「客観的事実」と作者の「類推」「想像(創作)」の境界が、事件を正確に知らない事もあって自分の中ではあやふやになる。
この「連続殺人」の第一、即ち娘(実子)殺害を否認し、第二の殺人=二軒隣りに住む亡娘の同級生男子殺害の背景として、「警察に娘の捜索を依頼したのに応じてくれなかった」被害感(地域からも同様の扱いを受けていた疎外感と重ねた)を訴える容疑者に寄り添ったストーリーが、これを「わざとらしい演技」と揶揄するご近所目線も挟みつつ、辿られる。だが終幕近く、ようやく女性が後に供述する事になる(公判に入ってからは否認=後で調べ)娘の殺害の線が彼女自身の態度から浮かび上がる。
私の記憶ではこの事件は母親が子供二人ともを殺した、であったが、この芝居では解釈に幅を持たせている。子供が好きだった海の魚の絵本をめぐる交流が、少女を「水」へ引き寄せたのではないかと悩む叔父(母の弟)を登場させ、「娘が橋の欄干に上りたがり、そこへ駆け寄ったがその後何があったか分からず気づけば娘はそこから姿を消していた」という、母の証言の一つと相関させたり、また心神耗弱に至る母親の内面描写を試みたりしている。
私にこの舞台が「力作」と感じさせた要因は、(私がそのように見た)母親の犯人性の所在ではなく、ある抗えない道筋を辿って「ここ」に辿り着かざるを得なかった一個の人間を描き出そうとする意思である。
もっとも先述したように、「事実」と作者の「推測」「創作」の境界がどこに引かれるかで受け止めはどうしても変わって来るのであるが。。

黎明の鳥2021

黎明の鳥2021

DANCETERIA-ANNEX

大倉山記念館(神奈川県)

2021/03/29 (月) ~ 2021/03/31 (水)公演終了

実演鑑賞

満足度★★★★★

唯一無二の作品だと思いました。
彼らの公演、沢山の人に観てほしい。

自由の国の イフィゲーニエ

自由の国の イフィゲーニエ

グループ・野原

こまばアゴラ劇場(東京都)

2021/04/03 (土) ~ 2021/04/11 (日)公演終了

実演鑑賞

満足度★★

◼️約80分◼️
テキストの持つ難解さが、上演というステップを踏むことによって少しは解きほぐされるのではないか、というこちらの期待に報いてくれない一作。第四章だけは、上演を観ることで僅かばかり理解が深まった気がしたが。

ネタバレBOX

女性が幽霊のような声で喋ってセリフもろくに聞き取れない第一章は論外!
黎明の鳥2021

黎明の鳥2021

DANCETERIA-ANNEX

大倉山記念館(神奈川県)

2021/03/29 (月) ~ 2021/03/31 (水)公演終了

実演鑑賞

満足度★★★★★

イリスと先生が、ちゃんと関係性が見えるように演じきっているのがすごかった。

イスラフィル毎回聴きたい。
今の面子で改めて水晶の虹も見てみたい。

ヤドカリン

ヤドカリン

超人予備校

in→dependent theatre 1st(大阪府)

2021/04/02 (金) ~ 2021/04/04 (日)公演終了

満足度★★★★

この世の中、先が全く見えない時代、ヒントとちょっと癒してくれるお芝居。 疲れた心をふわっと、ちょっとだけ、元気にしてくれます。 自分の道は自分で見つける。 お芝居観られてありがとう♪♪♪

更地の隣人

更地の隣人

青年団若手自主企画vol.85 近藤企画

アトリエ春風舎(東京都)

2021/03/31 (水) ~ 2021/04/04 (日)公演終了

実演鑑賞

満足度★★★★★

◼️100分強◼️
人間の綾に満ちた、素晴らしい物語。折笠富美子さんの、声優さんらしい、情感豊かな演技に惹き付けられた。

ダイダロスの誤算

ダイダロスの誤算

シアターリミテ

P-act(京都府)

2021/04/02 (金) ~ 2021/04/04 (日)公演終了

満足度★★★★★

迫真の演技と、考えさせられる内容。親だったら陥りやすい…😣皆ではないけど、子供に期待をかけすぎると…😵勉強になりました。

アン

アン

やみ・あがりシアター

王子スタジオ1(東京都)

2021/03/26 (金) ~ 2021/03/28 (日)公演終了

実演鑑賞

満足度★★★★

役者の才能が引き出されていました。

ネタバレBOX

禿げ薬で財を成した女性が、不治の病に罹り、命と引き換えに生まれてくる我が子に何を残すか奮闘する話。

財産は秘書に奪われてしまうものの、生まれてくる赤ちゃんは真の友人ダイアナに引き取られるということで、赤毛のアンの世界のように質素で幸せに暮らしてほしい思います。

洋物風演劇の面白さ、人形の出来の素晴らしさ、紙芝居も上々、そして役者の声の通りの良さは狭いスタジオでは大き過ぎるくらいで素晴らしかったですが、ストーリー自体は少しありがちかなと思いました。
昭和虞美人草

昭和虞美人草

文学座

可児市文化創造センター(岐阜県)

2021/03/27 (土) ~ 2021/03/29 (月)公演終了

実演鑑賞

満足度★★★★

素直に面白かった。題名通り、漱石の『虞美人草』を昭和に置き換えたものである。昭和でも昭和48年。65歳の私が、大学入学したのが49年だから、まさに登場人物たちと同年齢なので、「ああ、そうそう。そんなこともあった。」という感じで、とても懐かしかった。「ラブ・アンド・ピース」「オール・ユー・ニード・イズ・ラブ」。大学紛争は安田講堂を頂点として、徐々に下火になりつつあったけれど、政治闘争から文化闘争へ、というような感じで、フォークやロック、アングラ演劇(私は、金沢大学演劇サークル「駱駝の会」で「状況劇場」や「黒テント」の芝居にはまっていた。)、既成の文化に対する反発が、若者たちを駆り立てていた。「物より心」「金より愛」の時代だった。そこらへんを、明治維新で四民平等、新たな世になりながら、薩長という田舎者が権力、金力を握って幅を利かせる世の中が嫌でたまらない、江戸っ子漱石の登場人物の「真面目さ」に重ねてある。
漱石の『虞美人草』の方は、主人公(=虞美人)?「藤尾」を権力、金力の権化にして、男たちが彼女に逆らうことで、「真面目」を貫き、藤尾という毒婦が自死することでめでたしめでたしという、勧善懲悪だけれど、とても情けない(一人の女性を殺して)勧善懲悪の物語になっている。漱石も後年、失敗作だと認めている。
そんな『虞美人草』をどう「昭和」に翻案するのだろうという興味があった。
宗近が「真面目さ」を説いて、小野と恩人の娘「小夜」とを結びつけようとするシーンは泣けた。そう。映画「三丁目の夕日」のように。ノスタルジーは病だと思いながらも泣かされてしまう。そして、ラストにあっと言わされた。藤尾を人種差別と闘う(ちょっと大げさか?)、まさに新しい女性として救っている所だ。(ネタバレになるので書かないけれど)最初の『アントニーとクレオパトラ』の話がうまい伏線になっている。
では、「悲劇によって人は皆『真面目』になる。」とは、今の世でどういうことだろう。そこが一番作者の伝えたかったことではないか。今の世の悲劇とは「コロナ禍」のことであろう。演劇や舞台芸術は特に、そのあおりを食らって、去年一年公演もままならない状況であった。私も久しぶりに生の舞台(高校演劇は除く)を観ることができてとても嬉しかった。
「真面目」とはどういうことだろうか。きっと「ずる」しないことであろう。「金力や権力を使ってずるしないこと。」そう考えると、この一年、「桜を見る会」だの「総務省接待」だの、権力者、権力をめぐる「ずる」じゃないの、という話が、真面目に耐えている庶民をよそ目に流行った。
「文学座」と言えば、今回『昭和虞美人草』を観て、「文学座」を検索していたところ、私のほとんど唯一「文学座」の役者で知っている(別に知り合いという意味ではない。)松山愛佳さんの退団を知った。なぜ彼女を知ったかというと、2015年に「新宿梁山泊」が唐十郎の『少女仮面』を李礼仙を招いて上演した。「ザ・スズナリ」まで見に行ったけれど、その時「貝」を演じた女優さんがとてもいいので、「梁山泊」にこんないい女優がいたんだと、驚いた。で、後で文学座の女優さんと知って「さすが『文学座』、層が厚い。」と思って(「梁山泊」の皆さんごめんなさい。「梁山泊」の芝居は私好きです。)それ以来ご贔屓の女優さんなんだが、(といってもそれ以来彼女を観るために「文学座」を観たりはしなかったんだけど。)退団と知って、残念。どうしてという気持ちがした。
これも「コロナ禍」の「悲劇」の一つなのだろうか。いや、そう(「悲劇」)ではないだろう。「真面目」に新しい道を進む彼女に、エールを送りたい。

「汚れた手」Work-in-Progress

「汚れた手」Work-in-Progress

Nibroll

BankART Temporary(神奈川県)

2021/03/24 (水) ~ 2021/03/26 (金)公演終了

実演鑑賞

満足度★★★★★

横浜のBankArtと言うとどうしても思い出される「グランギニョル未来」(2014)の強烈な記憶を上書きする、清冽な「作品」であった。ワークインプログレス(製作途上)と言われればそう納得されるが、複合パフォーマンスを謳うニブロールの面目躍如、柱、壁、高い天井に樹木の梢の影が次第に覆って行く映像・照明と、間接照明ならぬ間接音響とでも言うような、建物の境界を超え広がる音楽・音響、白と黒以外の色彩を殺いだ空間の光と影の間を動く三人の白い踊り子たち、三人を影の指南者然と立ち、移動する黒装束の者(矢内原)。中央と周囲を気持ち分かつ透明シートの衝立の間を観客は自由に動いて鑑賞して良く、パフォーマーも中央エリアからはけて外側を歩いたりそこで踊ったりフレキシブルな空気感はさながら森の中で戯れる子供の時間であり、溶暗から始まり夏の日差しの時間へと高まりやがて再び宵闇の支配する空間となる。子供の一日はまるで一生のように切実に刻まれていた遥かな記憶が呼び起され、そこに人生が重ねられる。
ずっと浸っていたい永遠性と、微かな物語性(時間経過)の切なさの混在する得難い体験。
踊り手の一人に先日の吉祥寺ダンスリライト出演グループの主宰の名前があった。明快なリズムのある音楽ではないため、何を補助線に三人が踊って(動いて)いるのか不明だが、その動きは「美」の追求というより己自身との対話という風で、自然の中での彼らなりの遊戯の時間、とも見えるが、完璧な調和の中で何故かそれとは一体化しない人間(神の眼差しからはそれ自体で美しい存在であるのに)と解せなくもない。

ネタバレBOX

パンフには矢内原女史の記述に抜き差しならない事態に直面した一年であったとあり、初日挨拶は丸一年振りの作品発表(観客と相見えた)に一瞬感極まっていた。コロナ以降舞台人が客席を眺めて涙する光景をよく目にするが、策を打たずに活動自粛だけを強いる「人災」が日本におけるコロナ禍の実態である事を改めて痛感する。
朱春(すばる)

朱春(すばる)

ゴジゲン

ザ・スズナリ(東京都)

2021/04/01 (木) ~ 2021/04/11 (日)公演終了

実演鑑賞

満足度★★★★★

鑑賞日2021/04/02 (金) 19:00

95分。休憩なし。

ヤドカリン

ヤドカリン

超人予備校

in→dependent theatre 1st(大阪府)

2021/04/02 (金) ~ 2021/04/04 (日)公演終了

満足度★★★★

ハートフルな笑いの中に、考えさせられる😔ところもあり良かったです。本多さんが一番インパクトあった❕次は三等でも。

12人の怒れる男・12人の怒れる女

12人の怒れる男・12人の怒れる女

江古田のガールズ

「劇」小劇場(東京都)

2021/03/30 (火) ~ 2021/04/04 (日)公演終了

実演鑑賞

満足度★★★★★

「12人の怒れる女」を観劇

元々男性ばかりなものを女性だけで演じるということでどういう方向に持って行くのだろうか、演出家の力量拝見となるのだが、小ネタで笑いをとりつつ高い緊迫感を保っていて見事なエンターテインメントに仕上げられていた。オリジナルにはない結構長めの場面があったりして色々と工夫が楽しめる。

正義の味方陪審員8号(丹下真寿美)と敵役の3号(釜野真希)は正統的にぐいぐい押して来て100%期待に応えている。理屈重視の冷静沈着な4号(堤千穂)は少しおっちょこちょいの味が付けられていて見た目と合わせてあの女優さんをモデルにしているのは明らかだ。彼女から苦情が来ないか心配になってくる(なわけはない)。この演出のグッジョブその1だ。陪審員2号(山田瑞紀)はこの舞台ではお笑い担当になっていて客の受けはすこぶる良かった。しかも重要な伏線を早い時期から妙に強調していてグッジョブその2だ。舞台上手の壁のドアを開けるとその向こうはすぐ外だった。コロナの換気も兼ねているのだが車の音も入ってきたりして臨場感があった。ニューヨークではなく下北沢だがグッジョブその3である。

*「評決」と言うべきところを「判決」としているところがいくつかあった。

たちきり

たちきり

ハコボレ

王子小劇場(東京都)

2021/03/09 (火) ~ 2021/03/09 (火)公演終了

実演鑑賞

満足度★★★★★

前半は落語でその後の演劇がきちんと落語の話に沿っての落ちが面白かったです。
次の公演も楽しみです。

D.C. -コドモと家族の物語-

D.C. -コドモと家族の物語-

劇団YAKAN

池袋GEKIBA(東京都)

2021/03/24 (水) ~ 2021/03/28 (日)公演終了

実演鑑賞

満足度★★★★

「全、大人に告ぐ」を観劇。面白かったのですが何故少人数で隔離されているのか、外に出れないのは何故なのかとかが分かりにくかったかな。

このページのQRコードです。

拡大