満足度★★★
不思議な魅力にあふれる。 分譲地をテーマにした居場所探し、自分探しの物語。台詞まわしが独特で文語から口語に近づけながらも様式美があるという不思議な文体。最初は違和感を感じたが後半はむしろ心地よかった。 人物・設定毎に地明かりが細かく変化し、単調なシーンを重構造の深みのあるものにしているのは見事。 不思議な前説から唐突に芝居が始まり、ラストも唐突に終わった。そういった違和感を散りばめながら、ビデオカメラを使ったりマイクを使ったりしながら、新しい演出にも力を入れている。
ネタバレBOX
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2011/03/24 00:23
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