悦楽晩餐舞踏会 公演情報 高襟〜HAIKARA〜「悦楽晩餐舞踏会」の観てきた!クチコミとコメント

  • 満足度★★★★★

    友人大絶賛。
    そしてもちろん自分もだ。

    つまりは二人してこの新しい試みに対してすごいなと、まったくもって感心しっぱなしだった。

    行く前にはなんだかやけに不安で、ほんとに大丈夫か?なんだかおかしな感じになるんじゃないのか?ってゆーかホントにメシ食えんのか?とやけに色々と心配していたが、まったくの杞憂に終わった。

    じゃあ、いったいどんな内容だったかというと・・・

    続きはウェブで。

    ではなく、
    ネタバレBOXで。

    ネタバレBOX

    押上駅からしばらく歩いた場所にあるダンススタジオUNOは、とある建物の二階にあり、一階は美容室で、その脇の階段から上がった場所にある。

    15分前に開場を設定したのは料理が冷めない配慮だろうか。恐らくギリギリまで調理し、準備に専念しているのだろう。と、想像するだけでなんとも言えない愛情が湧いてくる。

    さて、その15分前よりさらに5分程早く着いた時には男ばかり五人程並んでいた。そして自分たちも男二人組だ。

    要は男のための会なのかこれは?といえばそうでもなく、女性も後からやってきたし、女性であっても充分に楽しめる会であったに違いない。

    受付は人形のように無表情な女性が一人で受け持ち、支払いを終えるとカーテンで仕切られたその先、15畳程のスペースに案内された。

    そこには〝く〟の字型に机が配置されていて、片側に一列、もう片側に二列机が用意されていて、一つの机に四席で計12名分の席が用意されていた。

    うぅ、長くなりそうな書き方だなこれ・・・。
    まぁいいや。

    くの字型の席で囲ったスペースには踊り場が設けられ、その先にスクリーンがある。そうやって会が始まってからはそのスクリーンに映像が流され続ける事になり、それを観続けることになる。

    そして、途中途中にはダンスが挟まれる。

    食事はといえば、最初にミネストローネスープが出てきて、前菜盛り合わせ、メイン、デザートといった具合でコース料理になっているのだが、のんびりと食べている時間は無い。なにしろタイムスケジュールはすべて劇団側が握っている。

    だから時間が来ればそれぞれの料理はさっさと片付けられる。それに気づかなかった最初のスープなどはかなりの人が途中状態でかなりの量を残して下げられていたが、その感じがなんともシュールでおもしろかった。

    ちなみに二皿目からは皆食べるスピードが三倍くらいになっていたから、それもまたシュールでおもしろかった。

    ミネストローネスープは本格的でとてもおいしかったし、前菜盛り合わせもトマトとモッツァレラチーズだかのなんちゃらやらが出て来てなかなかに良かったし、メインはグラタンとベーコンとおっぱい型のパンとなんちゃらとなんちゃらで、これはまぁまぁな感じだった。安い値段のひき肉でできるハンバーグなんかがあっても良かったかなとは少々思ったが、まぁダンスやらなんやかんや合わせて3,800円ってな値段を考えると充分すぎる程だった。

    ダンスは狭いスペースでやるだけに少々窮屈そうだったが、それだけにスペース全てを活かす為にかこちらに絡んでくるようなこともあり、なんなら友人などは耳に息を吹きかけられる程に近づいてこられることもあり、なんとも臨場感に溢れる密着したものになっていた。そういえば自分も足を触られた。

    会の始まりから会の終わりまで人形の様な顔を通していたダンサー達だが、終わった後には普通の女の子の表情になっていて、それがなんとも可愛かった。

    と、
    ふぅ、
    なんだか長々と書いてしまったが、とても楽しめた会だった。

    こんなレストランがホントにあればいいのにと思った。

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    2011/03/21 22:31

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