満足度★★★
復活
約1年半ぶりの公演は今までと変わらない、人間関係をコミカルに描いた動きとダイナミックな群舞が楽しい作品でした。
中央の畳敷きのスペースを竹の柱が囲う形のステージで、色々な状況におけるコミュニケーションの様子がダンスとして洗練された動きの中で表現されていて、特に気まずい感じの描写が面白かったです。今回はベタに笑いを取ろうとしているで滑っている箇所が多く感じました。
全員でのダンスシーンでは、シャープな動きの中に脱力した感じのポーズが入る、井手さん特有の振付がピタッと決まっていて見応えがありました。
インダストリアルなミニマルテクノから歌謡曲まで幅広い選曲のセンスが良く、曲調と振付がとてもマッチしていました。
もう次回の公演も決まっていて、メンバーそれぞれもソロ公演や監督した映画の公開など、活動が活発化しているので今後が楽しみです。