満足度★★★★
「踊ること」と「踊らないこと」の間
を、さりげなくしかし念入りに探求。本作の主題である人同士や人と出来事の「アレルギー」が示す、「間(あいだ)」に潜む表現世界の萌芽とも結び付いていて、表現の深みに達していました。
満足度★★★★
祝!再始動
こんな状況で、舞台を観る気が起きなかった。
どうしようか迷ったが大好きなイデビアン・クルーの活動再開は観たかった。
観てよかった。
こわばっていた心がすこしほぐれた。
すこし涙が出た。
ダンスはよくわからないのに、イデビアン・クルーはなんでだろうすごく楽しい。
集団で構成されるダンスに魅力を感じる。
タイトル「アレルギー」とは正に人間どうしの抗原抗体反応のこと。
あいかわらず効果的な音楽であったが今回は特に照明の威力が爆発していた。
クリウィムバアニーの公演も楽しみ!
11月まで長いなあ。
満足度★★★
復活
約1年半ぶりの公演は今までと変わらない、人間関係をコミカルに描いた動きとダイナミックな群舞が楽しい作品でした。
中央の畳敷きのスペースを竹の柱が囲う形のステージで、色々な状況におけるコミュニケーションの様子がダンスとして洗練された動きの中で表現されていて、特に気まずい感じの描写が面白かったです。今回はベタに笑いを取ろうとしているで滑っている箇所が多く感じました。
全員でのダンスシーンでは、シャープな動きの中に脱力した感じのポーズが入る、井手さん特有の振付がピタッと決まっていて見応えがありました。
インダストリアルなミニマルテクノから歌謡曲まで幅広い選曲のセンスが良く、曲調と振付がとてもマッチしていました。
もう次回の公演も決まっていて、メンバーそれぞれもソロ公演や監督した映画の公開など、活動が活発化しているので今後が楽しみです。