無伴奏 公演情報 劇団東京イボンヌ「無伴奏」の観てきた!クチコミとコメント

  • 満足度★★★★

    12年の月日が
    変えたものと、変わらないものの良さがある。それは、当人にとっての大事な思い出で、それが、支えになっていたと思えた。圭と貴子の想いと、曲があっていたと思いました。物語自体は、好みのタイプですが、それを彩る周りの人々のキャラ立てが、少々気になった。

    ネタバレBOX

    前半の傲慢な貴子が、自分の体調等の不安を圭に告白するシーンは、自分の弱さを、さらけ出せる安心感が、滲み出ていて、さすが岩野さんと思いました。

    圭(政修二郎さん)の優しさも、良かったです。猫とカエルの童話の様な話の絡め方も、好きでした。

    バイトの花ちゃん(土屋咲登子さん)も、良かったです。

    カメラマンのキャラで、『ねぇ~ねぇ~』が、おねぇ系のようで、花ちゃん口説いたり、カップ舐めたりと、やや違和感がありました。オープニングのチェロ説明の時位の、ちょい気障のチャライ奴の方が、圭との対比としてで、好みでした。

    農家の兄弟の東北なまりのような口調も、気になりました。貴子のセリフで、茅野からタクシーで30分とあったのですが、茅野から約40分の白樺湖から約30分の立科町で子供の頃3年育った私には、不自然でした。あの辺は、あまり訛りはなく、『~でしょ?』等の語尾に『~だず?』くらいのはず。車で30分どっちに行くか、地域に、よって微妙に違うかもしれませんが、あずさ(電車の名前と思われる)とか、八ヶ岳とか、地域が限定される時は、方言に正確性を、求めてしまうので、駅、電車、山の方が、無難では?
    又、辰夫が切腹の真似ごとも、ちょっと大袈裟に、感じました。

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    2011/01/25 02:20

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