満足度★★★
「母」ではなく、「父」を語る芝居
結果論かもしれませんが、今回3度目の観劇となるこの作品に、私はそういう印象を待ちました。
実際は、ありえない設定の芝居なのに、私がこの作品に惹かれる理由はそこにあったのだと、今日改めて感じました。
自分の嫌いなタイプの筋立てなのにも関わらず、私がこの作品を愛してやまないのは、私も子供のように純粋無垢な父をずっと愛していたからではないかと思いました。
ですから、この作品を、母を描いた作品と捉えると、評価が下がる理由もよく理解できます。
ただ、今回痛切に感じたのは、この芝居、四男の演技如何に掛かっているという点。
私は、自分の初見だった2回目の上演時の花組芝居の役者さんが演じた四男の演技スタイルが一番好きだったので、その視点で判断すると、今回の芝居のおススメ度は、☆3になりました。
2010/12/20 02:44
2010/12/19 14:52
2010/12/19 10:36
2010/12/18 10:58
2010/12/18 09:07
四男の件、丁寧に教えていただき、ありがとうございます。
なるほど、桂さんでしたか。
土屋さんも面白かったんだけど、そう、狂言回しという感じで、四男が都合よく設定された人物に感じてしまったんですよね。
KAE様のご説明で腑に落ちました。
やはり質問してよかった。ありがとうございました。