満足度★★★
いつ立ち止まってもいい場所。あの世とこの世の境界線で痛切な懺悔と壮絶な赦しが混濁する。前回に引き続き、閉鎖的な『ある世界』を寓話的に描き、独自の視点で普遍的な死生観に挑む真摯な姿勢に好感を持った。ただテーマ性だけでなく、メタ的要素が前回と被っているパートがあり、やや新鮮味に欠けているような気もした。質素だけれど世界観に寄り添う形で構築されている舞台美術、照明、衣装が印象に残った。
ネタバレBOX
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2010/10/19 23:39
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