満足度★★★★★
ゴミ部屋ファンタジー芝居の質の高さはエンクラの伝統を守り、表現スタイルは独自のものを生み出した。とても新鮮だった。なにより作演、萩野あやこは自分の世界を持っている。また自分の描きたいものを持っている。これが強みだ。汚い部屋、腐っていく食べ物、飲み物、しかし、それら全てに愛情を感じながら、生きていくのが下手な少女の苦悩と葛藤を、明るく時に切なく描いている。ゴミ屋敷を舞台にした妄想少女の不思議なファンタジーだ。新感覚でとても面白かった。主役を演じた栗原香が内向的で自滅型の少女をチャーミングに演じてこれまた素敵だった。
ネタバレBOX
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2010/10/18 22:12
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