満足度★★★★★
A・合わないと K・食わず嫌いは B・バツ!
※恐らくためらってる貴方へ。鑑賞のポイント!
第1幕、いきなりコンサートが始まっても、年寄りよ、面食らってはイケナイ。
身を任せていれば、次の幕、ベテランが登場して、一気に場が締まる!
演者より、客のほうが圧倒的に硬かった!若手ファンVSベテラン俳優、そしてその逆・・・いわば「お見合い」をしてるわけで、お互い遠慮しすぎ!
「拍手していいのか・・・」「笑っていいのか・・・」 声を出したいのにモジモジしまくり!
ところが、満月をバックにした近藤・木の実の美しいシーンで、後方からジワジワと、この日最初の拍手が起こるやいなや・・・!
それをきっかけに、あとはまさに、「演者の力」で、客をリラックスさせた・・・役者ってすごい!次第に客も声を出して笑い始め、何より、ラストの惜しみない拍手がそれを物語り。(ナナちゃん嬉しそう!)
リラックスまで時間がかかったのは、構成の責任。役者は本当によくやってた。グループに属さない若手俳優に、男女とも、台詞がとても聞き取りやすい、実力者がいた。新しい発見が必ずある。
老若双方に伝えたい。食わず嫌いしてるだけ!と。
(肌に)A・合わぬと K・食わず嫌いは B・バツ!
願わくば、芝居の部分をもう少したくさん見たかった・・・鏡花が傍らで、物語の世界(若手が演じている)を見守っている。それだけで繋いでも、良いと思ったなあ・・・。照明が暗くて俳優の顔が見えにくい部分あり(当方乱視なので・・)検討を宜しく!