長短調(または眺(なが)め身近(みぢか)め) 公演情報 あうるすぽっと「長短調(または眺(なが)め身近(みぢか)め)」の観てきた!クチコミとコメント

  • 2種類の席の違いは…
    『長短調(または眺め身近め』@あうるすぽっと…「眺め(長め)席」で観た人にはむしろ「短調」で、「身近め(短め)席」で観た人にはむしろ「長調」であった…ということなんでしょうかねぇ…これ、ものすごい野心的な作品で、ホントなんとかして「身近め席」でもそれを確認したいんだけどなぁ… という感想を持つ人は自分だけではないはず・・・なのに、4回しか公演がない・・・しかも、土曜日がマチネだけ・・・ていうのは、うーん、残念!
    この「隔靴掻痒」な感じを、ひょっとしたら、中野成樹氏が「わざと」作ろうとしているのではないか・・・もし、そうであれば、いやぁ、・・・参りました!(ただ、これ、「評価」はしにくいので、星はあえてつけないですけど・・・)

    ネタバレBOX

    「眺め席」と「身近め席」では、全く世界が違っていたわけですよね。
    いわば、2つの別の作品が並行して進んでるわけです。

    これ、なんとか、再演してもらえないですかねぇ。

    (理由1) 片方の席で観ただけでは、この作品の意味がフルに伝わらない気がする (もっとも、この物足らない感じそのものを、並行宇宙に対するあこがれとあきらめへの残念感で、中野成樹氏がわざとねらっていたのだとすると・・・それは、ある意味でスゴイ!)

    (理由2) 「かもめ」の原作を読んでおくべきだった。これ、読んでから見るべき作品の典型だったと思うんですね。・・・観終わってから、ジュンク堂で本買って読んで、そう強く感じました。

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    2010/10/02 00:12

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