実演鑑賞
満足度★★★★
鑑賞日2025/03/13 (木) 18:30
根本宗子が初の青年座。同劇団としては冒険と思えるチャレンジが劇団の底力を見せる。(5分押し)110分。
編集者の秋江(高畑淳子)は夫で作家の晋太郎(岩松了)が、文学賞の発表パーティをきっかけに過去を回想する、…の物語なんだけど、そう簡単に言えない、興味深い作品。ちょっと奇矯な人々が登場し、回想と現在を交錯させる作りも含め、ねもしゅーらしい作品になっている。その奇矯な人々を淡々と演じるあたりは青年座の底力。岩松初め客演の役者陣もシッカリ演じているし、舞台美術もねもしゅーらしさを見せて秀逸。