オセロー/マクベス 公演情報 劇団山の手事情社「オセロー/マクベス」の観てきた!クチコミとコメント

  • 実演鑑賞

    山の手事情社は創立40周年を迎えるそうで、その蓄積をひしひしと感じる公演でした。演出は劇団主宰の安田さんではなく、劇団のメソッドをよく知る劇団員2名。出演俳優同士によるコミュニケーションも活発に行い、劇団による集団創作の魅力を感じることができる。演目は『オセロー』と『マクベス』の二本立て。

    ネタバレBOX

    僕の観劇順は『オセロー』→『マクベス』でしたが、個人的にはこの順番で観られて良かったです。『オセロー』は山の手メソッドの魅力を十分感じることができる、とても山の手らしい上演。狭めの舞台空間を俳優たちが身体表現で埋め、かつ「コマ送り」のように各シーンの見せ方が格好いい。改めて「山の手の演劇は唯一無二だなぁ」と実感できる上演でした。『マクベス』は、先に観た『オセロー』と比較すると、劇団特有のメソッドから少し離れて、より独自性を探るような演出に見えました(とはいえ、それでも十分に山の手らしいのですが)。出演者は女性のみで、舞台は円形。その円形舞台を囲むように身体表現でみせるシーンも多めで、コンテンポラリーダンスのような見方もできそう。『マクベス』は日本国内で上演する機会も多く、あらすじや展開などもある程度浸透していることから、より大胆なアレンジがしやすいのも、今回の上演に良い影響を与えているかもしれない。二本立て公演で、双方どちらも観ると、山の手が蓄積してきた40年の歩みが感じられ、二作の共通項や差異もあり、興味深い体験でした。

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    2025/02/24 16:40

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