お薦め演劇・ミュージカルのクチコミは、CoRich舞台芸術!
Toggle navigation
地域選択
ログイン
会員登録
全国
北海道
東北
関東
甲信越
北陸
東海
近畿
中国
四国
九州
沖縄
海外
管理メニュー
団体WEBサイト管理
顧客管理
バナー広告お申込み
バナー広告お申込み
Toggle navigation
menu
公演検索
HOME
公演
検索
ランキング
チケプレ
掲示板
Myページ
団体・公演・劇場登録
団体WEBサイト管理
チケット管理システム
CoRichチケット!
チケット管理システム
CoRichチケット!顧客管理
HOME
公演
映像都市
観てきた!クチコミ一覧
クチコミとコメント
公演情報
“STRAYDOG”「
映像都市
」の観てきた!クチコミとコメント
前のページに戻る
ハンダラ(10557)
実演鑑賞
満足度
★★★★★
終盤、側壁・ホリゾントいっぱいに貼られた映画ポスターが示されるが、圧巻。
ネタバレBOX
斜陽産業としての映画界。かつての隆盛を誇ったこの業界も下り坂となると早かった。その栄華は一場の夢ででもあったかのように、寂れた。
今作は凋落の一途を辿っていた1970年代初頭の映画産業創作者側を描いた物語である。実際都市部では1駅に2~3館在った映画館が忽ち1館になり、それも無くなって乗降客が膨大な駅にやがてシネコンが生まれたが、ミニシアターなどでの上演が、その合間を繋いだ。
主たる登場人物はプロデューサー、監督、脚本家、俳優等の関係者、足に障害を持つおじさんの面倒をみる姉弟とおじさん、映画館主夫妻だ。これらの人々の紡ぎ出す生活が、上演されている芝居小屋を映画館に見立てた状態で上演されるという中々気の利いた演出で演じられるが、基本的な視座は主人公が現在と往時を行き来しつつ臨場感たっぷりにこの業界の盛衰を再現する手法で描かれるから、観客は離れられない。
大物とされる監督が実質的な何物も持たず、それを自覚しているからこそ、筋の通らぬことを誤魔化す為に作品制作中に矛盾だらけの指示を出して脚本家・俳優・プロデューサーに無意味な負担と膨大な借金を強いたりすることをプロデューサーが真っ向批判するシーンもあり迫力も大したものだ。役者陣の演技もグー、自分はおじさん役を演じた役者さんが気に入った。また今ならジェンダー論争になりかねないような女優に対する扱いも描かれておりこの様な弱者に対する注視も日本での原作者の苦労を想起させて興味深い。
0
2025/02/08 20:41
0
3
前のページに戻る
バナー広告お申込み
このページのQRコードです。
拡大
×
このページのQRコード