実演鑑賞
満足度★★★
鑑賞日2025/02/07 (金) 19:00
teamバタフライを観た。初見のユニット。音楽朗読劇という新スタイルで起伏あるファンタジー。(3分押し)85分。
海辺の町で暮らす少女レティ(児玉トウカ)は、洞窟で見つけた謎の人間型生物アデリー(平林瑚夏)を幼馴染みのリサ(結)とニコラス(工藤千鶴)に紹介するが、アデリーが生まれ故郷に戻ると言い海に出る、…の物語。キーボード(八角音望)とチェロ(小宮淳平)の生演奏をバックに、台本を持って朗読するリーディング公演。動きはなくて声だけで表現するので、役者陣の負荷は大きいが巧く演じてる。脚本も起伏があり興味深く観ていられるが、セリフフェチの私としては、ちょっと説明的なセリフが出てくるのが勿体ないし、おそらくこういうことを言いたいんだろうな、ということは今一つ巧く入ってこなかったのも残念。リサ役の結の表情が素敵だし、レティ役の児玉の「片手で台本のページをめくる」技術に感心した。