冥途遊山(めいどゆさん) 公演情報 片肌☆倶利伽羅紋紋一座「ざ☆くりもん」「冥途遊山(めいどゆさん)」の観てきた!クチコミとコメント

  • 実演鑑賞

    満足度★★★★

    舞台は鉄パイプを組み合わせた
    無骨な感じのセットで
    パイプ先端を尖らせたりして
    地獄な雰囲気を出しておりました

    説明通りに死者らが
    裁きをけるために移動する最中に
    生前の行い等を回想という形で
    歌ありで再現していた
    ミュージカル風な行脚芝居かな

    衣装がなかなか豪勢で
    音楽も生演奏等で
    エンターテイメントが高めの
    約二時間の作品

    ネタバレBOX

    呉服問屋の番頭・善六にも鬼の迎えがやって来て
    鬼と旅する49日では7日毎に裁きを受け
    生前についた嘘や犯した悪行により
    来世生まれる場所が決まるという
    善六の他にも火消しや遊女
    主婦に僧侶など命日が同じ死人達が冥途の旅路を共に旅します
    そして各人の人生は実に様々
    それぞれの事情を舞台で再現しつつ
    主人公の善六の罪が明かされてゆきます

    ずーっと置かれていたお地蔵さんが
    実は閻魔大王さまで
    各人に付いてる鬼たちはカラー分けされてます

    僧侶は金もうけに走って地獄落ち
    主婦は子供のためにと犯した罪はあるものの
    地獄落ちはせず
    火消は助けた猫を思い
    同じ畜生道の輪廻に入り
    善六は騙されて廓落ちした
    店のお嬢様の恨みで相手を殺すも
    反撃にあって自分も死んだという過去が
    明かされます・・・・
    その思い人のお嬢様は
    吉原の火事に乗じて
    抜けたがっていた女郎の代わりに
    火事にて死亡し
    善六の事情を汲んだ大王は
    死んだお嬢の迎えの鬼に善六をして
    二人は地獄めぐりをするのでした・・・
    という結末でした

    アフターイベントは
    お見送りでしたわ

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    2025/01/09 02:21

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