満足度★★★
話に耳を傾けてきた登場人物のやり取りが入れ替わり立ち代りで、何を中心にして見れば良いか、分かりにくいところがあった。やり取りによっては間延びして、飽きてしまうところもあると思うのだが、「登場人物の話している内容に如何に耳を傾けられるか」がこの作品のポイントだと思う。あくまでも一個人の受け取り方に留まるので、多数の解釈はあると思うが、自分は各々の背負うものの独白に耳を傾けてきた。その独白に応えることに詰まるのは、自分もやはり、人の気持ちの分からない人間なのか?と思う。(2年前にこの公演をお蔵入りにした理由はこの際考えないことにする。)
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2010/09/17 22:26
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