満足度★★★★
とにもかくにも本が最高
しかし、オーリガとサーシャの棒読みセリフに次いで、一部のキャストに噛みや演技力の低さが目立ち、この劇団のキャスト不足を想像してしまう。チェーホフ劇といえばワタクシの中では「東京ノーヴイ・レパートリーシアター」の右に出るものは今のところ、ないのではないかと思っている。それだけに今回の「東京アンサンブル」との比較を楽しみにしていたのだが、この二つの劇団の差はキャストの実力にあるとしみじみ思う。
上演時間3時間20分だったが時間の長さはさして気にならず、最初から最後まで途切れることなく集中出来た。たぶん、それは脚本のせい。笑)
どちらかというとチェーホフの色濃い作品。
以下はネタばれBOXにて。。
2010/09/17 01:42
2010/09/17 00:23
コメントサンクス。
>他の方のコメントや、やり取りなどをお読みいただけると、
東京演劇アンサンブルの特徴は多少はご理解いただけると思います。
いあいあ、観終わったあとの他の方のコメントは読んだことはありません。常に前しか見ていません。そんな暇もないのですよ。自分が見る前の「観てきた!」の詳細な投稿のみ読んで予習をし挑みます。しかし観終わったら今度は次の公演の予習(脚本が小説ならその原本を読みます)をしますので、そんな余裕もないのが現状です。苦笑!
>翻訳の妙も付け加えたいと思います。
まだ30代の、若い翻訳者です。
(昨年、新国立劇場で公演した『昔の女』の翻訳で注目されています)
その通りですね。海外の戯曲は翻訳にかかってるといっても過言ではないような気がします。
>ぜひ、続けて次の作品もご覧いただければと思います。
引き出しの多い劇団だと自負しておりますので、
もしかしたら違った印象を持っていただけるのではと思います。
ええ、ワタクシの隣に座った方とちょっと雑談させて頂きましたが、貴劇団の公演を観たのは4回ということで「走れメロス」の話題にも触れました。その方がおっしゃるには「今回のこういった公演は初めてではないか?」と話してらっしゃいました。
次回も拝見したいと思います。
引き出しの多さを確認出来ましたら、そんな嬉しいことはありません。
期待しています。