実演鑑賞
満足度★★★★★
Aプログラム観劇。とにかく特徴的だったのが、切りの良いところではなく、文をまたいで台詞を切る点。全編に渡って徹底されていたので、意識的かつ演出の柱であることは間違いないと思う。発話としてはかなり不自然なので最初驚いたが、これがある種の異化効果として働いたのか、有名な原作テキストも違った味わいに。オリジナル脚本の"風"も会話劇に差し込まれる妙に医学的な長台詞が印象的。自然な演出で感情移入させるよりも、異質なものを提示して意識を惹くのがここの作風なのだと感じた。
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2024/10/30 21:25
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