満足度★★★★
骨太な芝居に満足
久しぶりに、骨太な芝居を観たように感じました。
脚本は難解で、パッと観ただけではよくわからない所も多いのですが、
日数が経つにつれ、じわじわと味が出てくるように思えます。
1960年当時の時代の空気感、というのか、
そういう物が、
私はまだ生まれてないのであくまで想像の範疇ですが、
良く出ていたかと。
そして、難解なストーリーを、視覚的に楽しませてくれるのが、
舞台空間の巧みな作り方。
装置を作りこむのではなく、最低限の物のみ用意して、
空間をブラックライトの配置の仕方によって様々に変えていく。
うまい。シビレますね。
演劇観たぜ、って感じがとてもして、
芝居らしい芝居を観た満足感を味わえました。