満足度★★★★
描かれた世界が興味深かった今回はセットが大きかったので、芝居と劇場のフィット感は紀伊國屋ホールの「曲がれ!スプーン」のときほど悪く感じなかった。芝居の質そのものはあのときと変わらないのだけれど。今回、ありがたかったのは、私の観た回は前回のように「笑い屋」のような観客がいなかったことだ。役者が台詞を言う前に爆笑するファンに囲まれて観るのは興ざめだ。体感上演時間が短く感じられ、疲れない。反面、物足りなさも感じたが、これがヨーロッパ企画の特色なのだろうか。ただ、描かれた世界が個人的に非常に興味深かった。
ネタバレBOX
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2010/08/16 12:13
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2010/08/16 17:37
2010/08/16 14:59
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UPが遅れてすみません。KAEさんの劇団の分析を拝読し、すごくためになりました。私もヨーロッパ企画は好きですし、あの会話の流れや雰囲気も好みですが、その部分だけを見ると、いつも同じ感じで、飽きるかもしれない、という危惧もあります。「スプーン」にも諷刺はありましたが、今回よりキャラクターが書かれてて、今回は諷刺の部分がより迫ってきた感じです。
>あの、焼肉やのサービス内容に拘る場面も、本当に、愉快でした。
そう、ああいうことって、庶民としてはついつい気になって聞きたくなるものです(笑)。笑えたのは、「優待券遣って食事したとき、また、優待券もらえるんでしょうか?」という質問。そういうのって、店によって出すところもあるから(笑)。
>「遠ざかるネバーランド」のフライヤーにそっくりで、驚いたことも、悪夢の内容も、似通っていて、
あのフライヤー、KAEさんも書いておられますよね。秋葉原ということも、電線のたれさがったところもそっくりですものね。ギョッとしました。
でも、自分の夢に出てきたサーフィンをやっていたとは!驚きでした。私なんか、サーフィンできないので、困るだろうなー。夢の中でも「私はできない」と思い続けてたんです(笑)。
>やはり、きゃるさんとは、相当共通性があるようですね。(笑)
私はKAEさんのように、演劇に対して純粋ではないですし、見方も浅く、お恥ずかしいですが。