満足度★★★★
観ている間中、ずっと楽しかった!
旗揚げ公演ということで、なぜか観ているこっちも緊張していたんですが、いつの間にかリラックス。最後には肩の力がすっかりぬけて、たくさん拍手していました。
本の内容や役者さんそれぞれの力もあるのでしょうが、何より皆がひとつになって作っている意欲を感じましたし、大笑いするギャグよりもクスクス笑いぐらいの可笑しさが私には合っていたと思います。
書き方によってはどこまでも暗くできる内容を、終始明るく楽しく料理されていました。
今現在夢を実現しようとしている人、過去何かを挫折したり諦めたりした人、諦めたものをもう一度追いかけようとしている人など、観る人の経験によって感じることが違うんじゃないでしょうか。
私はモラトリアムの不自由さや居心地の悪さ、そしてだからこその底抜けの楽しさを思い出しました。
12月に番外公演が決定したそうなので、そちらもぜひ観に行きたいです。