デタラメ。
演劇でデタラメを題材にする。それ自体がネタだし、デタラメ。ギャグにもシリアスにも行けるのをクロムはやっぱりギャグに仕立て上げていました。社会風刺が入りながらも分かりやすくてワクワク出来る。気軽に勧められますね。お子さんにとってのハンバーグくらいハズレがない。
魅力的は役者も多い中、個人的には女優にパワー型が多いのが印象的。女優でパワー型って言ったら普段の姿もインパクトの強い方を想像するじゃないですか。二文字で言えばブ…ゲフゲフン。クロムの場合はみんな可愛いらしいさがあるんですよね。なんかズルい。何がズルいかは分かんない。憧れと紙一重の僻みみたいなもんです。
対して男優は良い意味で癖のある人が多かったかな。普通の芝居で一人か二人の盛り上げ役がいっぱいいる感じ。誰を観てても楽しめる。
掘り下げて欲しい登場人物もたくさんいたけど、多分それは愛故。その人物が気になるからもっと知りたくなったのであって、知ったら本編がより楽しめたかって言うとあんまり変わらなかった気もする。目の前で起きている事を観てれば充分に楽しかった。ザ エンタメ。