満足度★★★★
アングラ再考これはむしろジャズで観たかった。タイトルや出演者、そして見世物という立場などからこれは「アングラ」への批評的な舞台だなあというのは容易に窺えたので、その考察を読み解いていくという楽しさで終始退屈しなかった。とりあえず私見では、論点は合理性の究極システムであるはずの西洋医学が、実はアングラが提示してきた前近代的な奇怪な「身体」を最も本質的な次元でとりあつかっているじゃないか、という所にあると読み取ったのだがどうなんだろ。医療器具の設置が一つグラグラしていてヒヤヒヤさせられたのはちょっと残念。
ネタバレBOX
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2010/06/11 22:31
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