期待度♪♪♪♪♪
アフガニスタンに関わる為には、パシュトゥンワーリーを知らねばなるまい。欧米の失敗の多くがこのことに対する無知にあったと思われる。惜しくも現地で命を絶たれた中村 哲さんは、この辺りの事情を実によくご存じであった。だからこそ、長い間アフガニスタンで活動できたのだと自分は捉えている。哲さんには何度かお会いして尊敬する方であった。
一方、カナダも西側としては可成り好きな国で、自分の友人もあちらで活躍している。「L’incendies」の原作者ワジディーとも来日の際話をすることができた。自分の友人の書いた小説は日本語に翻訳されてもいるし、来日の際には無論会った。彼らも元々難民であった。フランスで暮らしていた時にカナダ人の友人もいて、なかなか開けた感じの良い子であったため、カナダ人一般に関しても良い印象を持っている。海外で暮らす以上、その地での振舞いは、出身国の外交官と同等以上に他国の人々に身近で裸の印象を齎すものであることを人々は知らねばならない。住むのであれば行く先で使われている言語(現地語か共通語)が話せることは当然である。