満足度★★★★★
「後半戦」を観た
観客の意見を吸い取って物語を部分的に変えてるところは流石。前半のラストが後半で、あんな風に変わってしまうと、物語そのものの意味も変わってくるのか・・と納得した舞台だった。とってもセンスのいい会話劇で相変わらずワタクシ好みの作風だった。良く勉強されてて秀逸な演技力もさることながら、二人芝居というのは物凄いエネルギーだと思う。とにかく汗ダラダラ・・。
今、思い出したが、ここの劇団の作風ってフランスの「ギィ・フォワシイ」に似てる。
個人的に、このような妖しい雰囲気の、「遺失」と「蟻」もそうだったがちょっとねじれた陰鬱とした中にも破壊力のある物語は劇団夢現舎でなければ表現できない情景だと思う。黄泉の国と現世の狭間のような・・。つまりはワタクシ好み。笑
以下はネタバレBOXにて。。