満足度★★★★★
不可思議
まずは、面白かったです♪
途中、すこし長いなと思った部分がありました。
近藤役の石井さんは存在感があってうまいんですがちょっと「この人についていく」と言わせるには徳が低めかな、と思いました。
逆に芹澤役の上田さんは前に見たときよりも格段うまくなってましたね。いい役回りなせいもあるでしょうが(笑)
沖田役の雨宮さんの声がとても良かった。
服部役の方の立ち回りが光ってましたね。
大和屋さんの存在も良し。
設定がぶっとんでるのも、シーンがころころ転換するのも別にさしたる意表はつかれませんが、様式美的な動きやダンスというには中途半端な動きたちになんだかやられました。
そして分析するのと別に胸が熱くなる感じ。
誠実な物語との向き合い方に心がざわざわしました。
いい劇団ですね。
次回作にも期待!!
2010/05/19 20:36
はじめまして。レビューを共感しながら拝読させていただきました。たしかに本作の近藤は、脚本上も隊士が尊敬の念を抱くような部分は足りなかったような気がしますね。私も石井さんの個性は好きなので、残念に思いました。
服部武雄役(深月要)に目を留めていただき、ありがとうございました。励みになると思うので早速、本人にも伝えたいと思います。殺陣が得意で主に時代劇に出ている子なので前作の「逆手本忠臣蔵」の際、お芝居の勉強になるからと連れて行ったのですが、興味を持ち、WSに応募して出演が決まりました。まだ10代なので、芝居のキャリアが浅く、年上のかたに混じって大丈夫かしらと心配したのですが、今回、先輩のみなさんにリードしていただき、作・演出家のかたにも彼女の長所を生かしていただき、本人もやりがいもあったようで、ありがたく思いました。