満足度★★★
少し退屈でした
連れの都合により、当日券を買って観るしかなかったので、席が最前列。ベンチシートの低さが腰痛をもろに直撃し、首は疲れるし、堅い内容なので、少々辛い観劇となりました。
デイヴィッド・ヘアーって「ダメージ」や「めぐりあう時間たち」の映画脚本も担当したかたなんですね。2作とも観てます。好きな作品です。以前、燐光群で上演した「パーマネント・ウェイ」に興味があって行けなかったので観たいと思ったのですが。
本作は日本経済新聞社主催の読者ご招待企画にして、お土産に「日経経済用語解説」でも配ればよろしかったかも(笑)。
本作の感想としては、経済とHさんの「言葉の使い方とか、金融商品の捉え方とか、デビッドヘアーの元の台本にちょっと疑問点があるんですよね。あまりにも短絡的な捉え方で、本質まで迫っていないのではないかと、、、、。ステレオタイプになっているのではないかとです。手法などはいつものように面白いのですが、金融商品の専門用語や、実際に起きたことをどうとらえるかということで、この作品の評価は変わるでしょう。 」というご意見に共感しました。
仕事上で経済関連の記事も長く担当し、日経読者の私でも、正直、退屈でした。ドキュメンタリーの要素が濃く、登場人物によるステレオタイプの用語解説が続き、それが短絡的な印象があるので、「はたして本当にそうなの?」という疑問が残りました。演劇仕立てにはなっているけど、もう少し面白い趣向があるのかなーと期待していたので。「では、もう少し面白い趣向って何よ」って聞かれたら、言葉に詰まるんですけど。こういう手法はドキュメンタリー映画によく使われるので、演劇では、平板に感じて、退屈してしまったものですから。
ネタバレはたいしたこと書いてないですが(笑)。
2010/05/18 09:42
2010/05/18 01:50
2010/05/17 19:16
コメントありがとうございます。tetorapackさまのほうにお返事書かせていただきました。