満足度★★★★★
「マシュマロ~」(追記
ものすごく良かった。
こないだのがちょっと嘘みたい。
下ネタってなんだろう。
性にまつわることを笑えば、そう呼ばれてしまうのか。
生きているうちは逃れられないものがいくつかあって、性はそのひとつだ。それをどう受け止め、どう笑いあるいは笑わないかは人それぞれの体験や自意識の差によるだろう。
他劇団の作品だが、愛の渦もお願い放課後も、性を扱っている。でもそれを下ネタと評す人はいないのではないか。
この物語で、性はかなり切実に描かれていた。格好つけず、ぼかさずそこにあった気がした。
ファンタジーで、笑いのオブラートみたいなものに包んでいるけれど。
だからなんというか、この物語を下ネタの一言で語るのは、大きな見落としに思う。