満足度★★★★
独特の緊張感があり、面白かった。
たまたま誘われて緑チームを拝見した。国道五十八号戦線、福原冠、エムキチビート、太田守信、漣圭祐、ochazuke wemens、緑茶麻悠の4人の一人芝居。とても面白かった。
それぞれが普段の芝居とひと味違い、また独特の緊張感があり、とても新鮮だった。しかし、やっている役者にとっては一人芝居というのは大変だろうなとつくづく思った。舞台を一人で支えるということがいかに大変なことか。どこにも逃げられない、誰も助けてくれないという状況で一人で芝居を支えなければならない。これは相当な力量がなければ出来ないことだ。大変だが、役者の修業にとってはこれほどの機会はないだろう。またそういう緊張あふれる状況を観ることが出来る観客も幸せだ。
せっかくだからフェスティバルにして、観客投票でナンバー1を決めるとか、色々と企画を盛り上げていけば良いと思う。是非、エムキチビートには引き続きこの企画を継続してもらいたい。
聞けば他にも青・赤・白とチームがあり、やはりそれぞれ4人の一人芝居をやっているそうだ。ということは4チーム×4人、16作品が一挙に観られるわけだ。それなら少々無理をしても全チーム観たかったと思った。