“もっと飛び抜けてよ”?6年ぶりの劇団、本谷有希子観劇。自意識の吐露がどこまで溢れ出るのかと思いきや、どうして。もはやスタンダードとなったネット・メールを駆使した捩じれた出会いの世界を背景にして、関係における狂気をそれなりにそつなく纏めていたと思うのだが、えんぺ含め辛めの意見が多いのは大いなる期待が寄せられていることの裏返しなのか。見世物として成立してしまっているのが、逆に不満足の要因なのかとも思った。
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2007/06/17 01:40
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