満足度★★★★
和製リュック・ベッソン
感染すると3年以内には必ず死ぬという凍血病が蔓延した近未来、傭兵である主人公は迫害を受ける患者たちの抵抗組織に雇われて爆破テロ計画に加担することになるが…な物語。
一言で表現すれば「和製リュック・ベッソン」、荒廃した近未来の状況は『フィフス・エレメント』を想起させ(世界観的には「装甲騎兵ボトムズ」風でもあるか?)、終盤は『レオン』へのオマージュ、みたいな?(そういえば桐生はG.オールドマンっぽくもあり…)
組織に立ち向かうことになった主人公と組織に残った傭兵仲間が対峙するクライマックスが良く、ハードな決着の後、関係者の「その後」を見せて柔らかく終わるのもイイ感じ。これもまた映画的っちゅうか、本作ってそのまま映画化できそうなほど「映画っぽさ」満載。
あと、元傭兵たちが使う銃がSIG、デザートイーグルなどそれぞれ個性を主張するものなのが「なんちゃってガンマニア」的にも◎。
2010/01/25 04:31
こんにちは。
>桐生はG.オールドマンっぽくもあり…
そうそう! 私もそう思いました。『レオン』のときの、独特のねばっこさというか。
>「映画っぽさ」満載。
これも同感です。