十三月の男 -メメント・モリ- 公演情報 無頼組合「十三月の男 -メメント・モリ- 」の観てきた!クチコミとコメント

  • 満足度★★★

    Vシネマのようでした
    任侠な男の生き様が、よく演じられていました。
    そこそこ詰めの甘いところもありましたが、
    おおむね若さとパワーで押し切った感じがしましたね。
    自分としては、組織の主任さん気に入りました。

    ネタバレBOX

    えーまず、主任さん初登場はインパクトなきように、
    上段からの上から目線で出てきて欲しかったかな。
    話の要所要所での存在感強いから充分だと思うのだが、いかがかな?

    爆弾さんは、起爆装置よりも設置場所や量・種類が重要だと思うのだが。
    そーゆー描写は無くて残念。

    音響は銃撃や爆発音など、特に遜色なく感じたが。
    いかんせん、ライトワークが甘い!
    流星のシーンはインパクトあったけど、爆発シーンは今3つ位な出来ですよ。
    もっとフラッシュとかいろいろ最後なんかのビルにしても、
    派手にした方が良かったと思いますが?

    最後の主任との銃撃戦で、赤外か光量増感か説明不足!
    場所も屋上テラスにでもして、新月で流星群の光は外に溢れてるけど、
    内側のシャッターで遮られて、シャッター背にしたイカロスの後ろで、
    外の光が差込み、スターライトスコープがハレーション起こして
    使えなくなり、外そうとする隙で銃弾打ち込む。といった話の方が
    無理ないと思うのですが?どうかしら。

    電車内の凍結病患者の暴行未遂シーンはよかったけど、
    最後の「アジトまで・・・」といった科白は不自然です。
    いりません!ふつーはその場から逃げたら、あと別々になりますよ。
    イケメンについていったという話は、後のシーンでの語りで説明すればよい。

    細かいところの煮詰め方が、もどかしかったー。
    マスターキートンの引退したがったボマーの話も地下道だったので、
    参考にするべきだな、友達との罰ゲームで地下坑道に来ている。
    とか言う台詞は使えますよ。

    イカロスのラストの羽根は、ライトでとか出来なかったのかな?
    いままで積み上げてた世界観から、微妙にズレていた気がしました。
    羽根の見せ方は、カレイドスターのラストシーンの演出に学びませう。

    台詞かんだら、アドリブでごまかしてね。世界観壊さない程度で。

    キャラは、しっかり作られたいましたね。役者さんたちもうまかった。
    それっぽく見えました。ようは観客騙しとおせれば勝ちなんだから。

    細かい事もうひとつ、「銃の撃ち方を・・・」よりは、
    「武器の使い方を・・・」の方が、自然に耳に入りますね。

    最高の人生の終わり方みたいな、ゲンジツ見に行くラストシーンは、
    オチとしてうまかった。
    あと「死んだように生きるな」の台詞も!

    とうーことで、更なる研鑽望みます。
    がんばってください。

    PS 主任さんよかったー、ホントに。
       コメディーだったら、猫抱いてワイングラスもって登場でしょうな(^^)

    0

    2010/01/22 00:52

    0

    0

このページのQRコードです。

拡大