エクレアが、わらび餅に。
初演とはテイストが違っていましたね。空想組曲は洋菓子風味で、こちらは和菓子風味。個人的な好みはあろうとも、自分としてはそれぞれ腑に落ちた感じ。初演は夏に上演されて今回は冬だから質感を調整したのもあるのでしょう。実際のアトリエを選んだ為に劇場よりは閉塞された空間。上演時間を短縮したのは正しかったかと。
普段よくやる路線とはちょっと違う役だったハマカワさん。それだけでも見ものだったのですが、後半で声を荒げた時に芯の強さが感じられたのが良かった。東京ネジの佐々木さん(ネジはみんな佐々木さんだから客演のこういう時にあえて名字にしてみました)の凛とした大人の女性たる姿もオイシイ。そして関根さんが超ナイスアクトでしたね。フライングステージではどんな感じなのでしょうか。未見なので興味が沸きました。
で、何故かいつも風琴工房を観に行けてなくて詩森さんの演出も期待して観に行きました。勝手な判断だけど、どうも手腕の全てを見た気がしない。まだ何かある気が…。やっぱり風琴工房をしっかり観てみたくなりました。