第45回関東高等学校演劇研究大会 公演情報 関東高等学校演劇協議会「第45回関東高等学校演劇研究大会」の観てきた!クチコミとコメント

  • 満足度★★★★★

    韮山高等学校「 天国(うえ)を向いて歩こう 」
    脚本は既成のもの。
    演技はすんごくレベル高っ!(・・!)
    大人顔負け。寝ずに来て良かった。笑

    以下はネタばれBOXにて。。

    ネタバレBOX

    死にたい五人が集まって心中する事から芝居は始まる。死にたいと言いながらも、どうやら死にたくないような人たち。死ぬ為に七輪を購入してきた男がその費用を5人での割り勘の申し出をすると、初音は払いたくない、と言い出す。どうせ死ぬんだから払わなくてもいいでしょ。との主張にガゼン立ち向かう町野。この二人の言い合いのセリフが絶妙!とにかく笑った!

    死ぬ死ぬって言いながらも、初音は自殺後に、垂れ流さないようにと、トイレでうんこをしてくる。(注・舞台でのセリフがうんこ連発だったのでセリフを変えずあえてUP)しかし、空き家のアパートは電気が止められてて流れない。こんな状況じゃ、心中は出来ない。と言い張る初音。そんな折、町野は押入れから2億の現金を見つける。どうやら、今、騒がれてる強盗事件の犯人がここに隠したらしい。現金を目の前にして、考えが変わる町野。

    初音と同様に、死なないと言い出した町野を確認したのをきっかけに、トイレに入って首吊り自殺をやらかす女子。やがて死なないと言い出した面々を次々と銃で殺してしまう一番大人しそうだったマナオ。こうして、彼以外、誰も居なくなった。

    ダークコメディ。シリアスの場面とコメディの場面とのギャップが絶妙で、公演時間の全てを楽しんた舞台でした。最後にマナオが叫ぶ「俺だ!俺がやったんだ。俺が全員殺したんだー!!」とのシーンは今時を反映していてリアルでもあった。

    全員のキャラクターの立ち居地が素晴らしく、演技も上手い。秀逸なキャストたちでした。

    3

    2010/01/16 21:13

    0

    0

  • らいむ>
    はい。頑張って遠征してきました。勿論、本日も観ました。つまり泊まりがけ。
    大船の『アイ・ラブ・坊っちゃん』は大人顔負けの演技。ほんと、素晴らしいです。後日、UPします。実は大船は毎年の大会の常連校らしく、由緒ある演劇校だった。



    あきら>
    高校演劇って、どうしてこんなにのめり込むのかしら?とふと考えたら、きっと高校野球のようなものかと。球児が甲子園を目指して頑張る姿。彼らにとってはその夏は一度きりでしょう?だから泣きながら甲子園の土を持って帰る。プロとは比較にならないかも知れないけれど彼らの野球はプロに近いものがあるし、何よりも感動を貰える。高校演劇も同等だと思う。それぞれが部活を通して努力を積み重ねてこうして上がってくる。そのひたむきさに感動し、また生徒一人一人の想いがいっぱい詰まってて演じてる生徒が本当に美しいと思うのよ。そうしてこの冬が終わると思い出の中の彼らはいつまでもワタクシの記憶に残る。

    エンゲキ好きな人が一度でも高校演劇を観たなら、きっとワタクシの気持ちが理解できると思う。高校演劇には隠れファンが意外に多くて、岩手から観に来たという男性もいて、熱いです!(^0^)

    はい金曜から土曜にかけて、徹夜でした。久しぶりに徹夜を体験。それだけの価値はあります。


    2010/01/17 22:50

    すんごい良かったようですね。
    ダークでコメディで、これだけみささんが絶賛されるんだから、かなりのものだったんでしょう。観たかったですね、やっぱり。東京大会のレビューも読ませていただきましたが、高校演劇ってレベル高いですね。
    近ければなぁ。さすがに寝ないで(笑)遠征はできないすよ。

    2010/01/17 04:10

    ひたちまで遠征ですか??
    明日もご覧になるのかしら。
    音楽座が贔屓なので大船の『アイ・ラブ・坊っちゃん』をひそかに期待してます。

    2010/01/17 00:03

このページのQRコードです。

拡大