シャドーランズ 公演情報 加藤健一事務所「シャドーランズ」の観てきた!クチコミとコメント

  • 満足度★★★★★

    新年、観劇初め。素敵な滑り出し。
    2010年、観劇初めに素敵なお芝居を観劇できました。
    加藤健一事務所得意の感動的で心がほっこりする翻訳劇でした。

    ネタバレBOX

    1950年代の英国での実話がベースとのこと。
    ファンタジー作者でもある大学教授とその友人たち、そして兄。ちょっと偏屈に写る英国紳士たちの下にやってきたのは、米国の少しミステリアスな女史・・・、といった導入。

    主人公は学生への講義にて繰り返しこう語る。
    「神は、ただの石ころである私たちを、悲しみによって人間にしてくれる。ノミの一打ち一打ちは痛いけれども」
    しかし、物語が進むうち、主人公に訪れた悲しみによって、同じセリフの色合いが深く色濃く変化していく。

    人を愛することの尊さと儚さが見事にかみ合った感動作でした。

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    2010/01/10 16:14

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