サンタクロース会議(再演) 公演情報 青年団「サンタクロース会議(再演)」の観てきた!クチコミとコメント

  • 子供騙し。
    子どもを幸せに騙すのは良い事です。騙されて幸せになっている子どもを見て大人も幸せでした。
    …うーん、上手い言葉選びをしようとし過ぎてしまいました。騙してはいません。ちゃんと自分で考える様に切っ掛けを与えていただけだと思います。この「だけ」が大事。子どもに価値観を押し付けるのは暴力に等しいので。

    ネタバレBOX

    子どもに向けた演目なので大人の自分がああだこうだ語るのは違うなとも思うのですが、思い返す為に語らせてください。すみません、自分の為です。
    予定的に行けるか微妙だったものの、自分が子ども劇団を主宰している事から周囲の演劇おじさん達に『行ったほうが良いよ』と勧められたのもあっての観劇。まずはちゃんと子どもを集客出来ているのが素晴らしいと思いました。子どもに向けて作って、ちゃんと子どもに観てもらえているという事。普段の客層とは違うだろうにどうやって足を運んでもらったのか。助成を受けてるから教育機関とか色々な繋がりがあるだろうとはいえ。
    自分は当日券を狙ってキャンセル待ちの4番だったんですが、1~3番がお母さんと兄弟での三人。アゴラの外のベンチで弟君が透明なプラスチック容器に入った焼きそばを頬張りながら、親子でキャンセル待ちをしていました。演劇を観る為に親子がそういう状態。なんかもうその姿だけで満足してしまって、自分までキャンセル待ちが回って来なくてもいいかなとか思ったり。これでもしキャンセルが二人分しか出なかったら三人で一緒には観られないから、この親子は断念して自分に回ってくるんだろうなという考えもしましたが(苦笑)。
    冒頭文への自己否定になりますが、これは子どもに向けた演目ではなく家族に向けた演目。大事なのはこれを観た後の親子の関係がより豊かになるかってところで。終演後の帰路で親と早速サンタクロースの話をしている子どもがいました。うん、そういう事ですね。

    0

    2009/12/24 16:26

    0

    0

このページのQRコードです。

拡大