アジア舞台芸術祭2009東京【国際共同制作】 公演情報 APAF-アジア舞台芸術人材育成部門「アジア舞台芸術祭2009東京【国際共同制作】」の観てきた!クチコミとコメント

  • 満足度★★

    【《台北》世紀當代舞團】しなやかでのびやか
    台北の世紀當代舞團と矢内原美邦さんが組んで上演した40分の中編作品。
    当方が内容をつかみそこねたか・・・残念。

    ネタバレBOX

    台北のイマを映し出すようなクラブ(語尾が上がるほうのクラブ)が舞台。

    数脚の椅子と少し高い場所にたくさんのミラーボールで飾られたDJブース、そして背の高い鏡、さらに飲み物が置いてある小さなカウンターというシンプルな舞台装置。

    ビートが効いた音楽に乗り、数人の男女が踊る。
    そして、たどたどしい日本語で「1人で来た」と告げる。
    台北の夜の街や市場の風景が、舞台に降りて来たスクリーンに大きく映し出される。
    このスクリーンは、舞台の影を映し出したり、字幕用のスクリーンにもなる。
    また、舞台から客席に降りて、観客も踊らせるような演出もある。

    ダンスと台詞、そして映像が散文詩のような世界を織り上げる。

    都会の孤独、なのかと思ったのだが、男女間に関する孤独と言ってもいいようだ。
    舞台で繰り広げられるのは、(たぶん)男女間についてのみなのだ。

    ダンスは延々そんな感じであり、ダンスそのものは、しなやかできれいな動きではあったが、もうひとつ内容的な深みを感じなかった。
    台北の市場の様子(夜?)や町中で運動する人々の姿が映像で映されるのだが、その関係がイマイチわからなかった。
    どうも消化不良。

    中ホールの1階のみであったが、わざわざ台北から来た出演者に申し訳のないほどのガラガラぶり。
    そもそも告知の方法・時期に問題があるのではないだろうか。
    無料なのに。

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    2009/11/29 04:03

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