満足度★★★★★
頭蓋骨と自我の中の、孤独の、固まり。「驚いた」と言うべきか「震えた」と言うべきか。言葉が可視化され、舞台のような場所の中に、緻密に組み上げられていた。音楽のような調べが聞こえる。言葉が刺さる。言葉が、礫のように飛んで来る。それはまるで、錆びていたりして切れ味の悪い、とてもイヤな刃先のようなヤツで、それなのに身体に刺さる。客席にいるので、耳も目も閉じることができないので、刺さる。痛い。演劇って凄いなと素直に思う。2時間10分は長く感じなかった。
ネタバレBOX
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2009/11/18 05:35
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